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1 プロフィール 深澤 俊(Fukazawa Shun) AWS 事業本部 コンサルティング部

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2 ここまで本当に多くの⽅の⽀えが あり5冊も執筆の機会をいただく ことができました。

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3 今⽇はそんな執筆活動を通して 培った「書く技術」をLTします。

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4 技術1「ストーリーを意識する」 ストーリーを意識する

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5 技術1「ストーリーを意識する」 • 執筆を始めるときはストーリーの組み⽴てから考えた⽅が吉 • 書きながら考えると全体が⾒えにくくなる 例︓「AWSの知識地図 2章」 CLIについて説明する 最後に構成図を⾒て⾃⾝の成⻑を実感してもらう 実際に順番に構築して操作する →超えられそうなハードルを⼩出しにする 基本的なwebサービスの構成を説明する やり遂げた結果のゴールを⾒てもらう →理解が難しいはずの構成図をあえて紹介 最初に⾻格を整えて、⾁ 付けしていくイメージ

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6 技術2「なるべく幅広く触れる」 なるべく幅広く触れる

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7 技術2「なるべく幅広く触れる」 • テーマは限られている • 例︓DynamoDBについて書く、CLIでのハンズオンをする • テーマだけを淡々と書くと少し淡⽩な仕上がりになる印象 例︓「AWSの知識地図 2章」 VPCを構築する CIDR表記の説明を⼊れる RFCを紹介する サブネットを構築する VPC内でいくつサブネットを 作るかという話にも触れる IPアドレスの説明を⼊れる ルーティング設定 読者になるべく多くのものを紹介することを意識 余談のようなものはコラムとして扱ったり、説明 しきれないものは詳しく書かれているブログのリ ンク先を紹介する

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8 技術3「他の章との連携を意識する」 他の章との連携を意識する

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9 技術3「他の章との連携を意識する」 • ⾃分の章だけで⼿いっぱいになってしまいがち • 読者から⾒たら1冊の成果物となることを意識 • 執筆メンバーでコミュニケーションをとっていこう︕ 例︓「AWSの知識地図」 AWSの全体像を押さえる AWSでWeb環境を構築する 安全にAWSを使うための基礎知識を押さえる 現場でAWSを使いこなすサービスを押さえる 2章ではどうしてもAWSそのもの の知識やIT基礎のような部分の 知識が前提になる → 1章で必要な知識を解説 2章ではハンズオンメインのため セキュリティの説明が難しい → 3章で2章の実例を紹介しなが ら改善を紹介 Web周りのサービスばかりの紹 介でAWS全体の魅⼒を紹介しき れてない → 4章で幅広いサービスを紹介 しまさに本のタイトルを表現す るような締めに

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10 技術4「毎⽇書く」 毎⽇書く

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11 技術4「毎⽇書く」 • 執筆では⽂章量は最低でも1万字を越える • ちなみに「AWSの知識地図」の2章は約12万字 • 書くのは体⼒がいる(本当に疲れます) • まとめて書くとストーリがブレる • 執筆が決まった⽇から1⽇1000⽂字は書くことを推奨 • 順番は気にしない • 書きたいことを書いてブロックとしてまとめる • 最後にストーリーに従ってまとめていく 例︓「AWSの知識地図 2章」 EC2構築のハンズオン AutoScalingGroup構築 のハンズオン RDS構築のハンズオン ELB構築のハンズオン SystemManagerを使⽤ したEC2へのログイン EIPの解説や設定

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12 最後に、 今まで僕と執筆を⼀緒にやってくれたメンバー、 このような活動を応援してくれる クラスメソッドに⼼から感謝します︕︕

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