Slide 1

Slide 1 text

1 新人POの安心安全なマーケット開発と振り返り 2021/03/13 

Slide 2

Slide 2 text

2 一番最初に行ったプロジェクト リリースが4ヶ月遅れ 1回リリースを失敗した

Slide 3

Slide 3 text

3 自己紹介 伊藤 勇輝 / Yuki Ito 株式会社メルカリ CRE PdM / PO(違反検知) ● 2016年:インターンとしてメルカリに入社 ○ CS部門にて、お問合せ対応やVOC分析、CS 業務をサポートするためのAI等様々な技術検 証を担当。 ● 2019年:大学を卒業し、新卒でメルカリに入社 ○ Product部門CREにて、AIなどを用いた違 反検知システムの開発を担当

Slide 4

Slide 4 text

4 どのようなプロジェクトだったか

Slide 5

Slide 5 text

5 「お客さまの違反出品を未然に防止する機能」を作ろう プロジェクトの始まり それまで これから ①出品完了 ②モニタリング ③削除通知 ①出品確認 ②フィードバック ③出品完了

Slide 6

Slide 6 text

6 乗り越えなければいけなかった点

Slide 7

Slide 7 text

7 ❏ 複数のチームと連携した開発 ❏ CAMP体制 ❏ スクラム開発 ❏ マイクロサービスアーキテクチャー ❏ 違反監視システムの特性 ❏ 段階的な機能開放ができないリリース ❏ 出品ルールの性質上、すべての出品に同様に適用する必要がある ❏ 実装上の制約 乗り越えなければいけなかった点

Slide 8

Slide 8 text

8 Camp SystemとScrum 全社方針 Camp A Focus : 出品 Camp B Focus : 配送 Camp C Focus : 購入 Camp D Focus : CRE Scrum 1 Scrum 2 Scrum 3 Scrum 4 Scrum 5 Scrum 6 Scrum 7 Scrum 8 Scrum 9 Scrum 10 Scrum 11 Scrum 12 MS MS MS MS

Slide 9

Slide 9 text

9 発生した事象

Slide 10

Slide 10 text

10 ❏ 課題発見の遅れによる開発遅延 ❏ チーム間のコミュニケーション不足 ❏ スプリントサイクルが違うため、進捗のあるタイミングも異なる ❏ => 実装方法の変更決定が遅れ、リリースが遅れる ❏ 拡大する初期リリース項目 ❏ スプリントサイクルが違うため、別チームの MVP開発を待っている間に、自チームの MVP以外 の開発が進行 ❏ MVP以降で想定していた機能も初期に盛り込む ❏ すぐに発見できないリリース時の問題 ❏ 適切なログを出力していなかったため、切り戻しの判断、問題特定に時間がかかる 発生した事象

Slide 11

Slide 11 text

11 反省と学び

Slide 12

Slide 12 text

12 ❏ コミュニケーションを増やす仕組みを作ろう ❏ “プロジェクト”としてのDaily Standup ❏ 気軽にやりとりできるコミュニケーションシート ❏ ステークホルダーの期待値は、正しく調整しよう ❏ いつ・どのような機能が利用可能になるのか ❏ そして、その確度はどのくらいか ❏ 小さくリリースして、気づきを早く得よう ❏ どの単位でリリースすると、顧客価値を提供できるのか ❏ 小さいものから大きな気づきを得て、それを積み重ねる 反省と学び

Slide 13

Slide 13 text

13 Mercari CS/CRE Tech Talk #1 CSプラットフォームの裏側 2021/04/06 メルカリCREに興味がある方向け 個人のTwitter @yukito5669

Slide 14

Slide 14 text

14 ありがとうございました!