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[PO祭り2021Spring]新人POの安心安全なマーケット開発と振り返り

 [PO祭り2021Spring]新人POの安心安全なマーケット開発と振り返り

yukito5669

March 13, 2021
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  1. 3 自己紹介 伊藤 勇輝 / Yuki Ito 株式会社メルカリ CRE PdM

    / PO(違反検知) • 2016年:インターンとしてメルカリに入社 ◦ CS部門にて、お問合せ対応やVOC分析、CS 業務をサポートするためのAI等様々な技術検 証を担当。 • 2019年:大学を卒業し、新卒でメルカリに入社 ◦ Product部門CREにて、AIなどを用いた違 反検知システムの開発を担当
  2. 7 ❏ 複数のチームと連携した開発 ❏ CAMP体制 ❏ スクラム開発 ❏ マイクロサービスアーキテクチャー ❏

    違反監視システムの特性 ❏ 段階的な機能開放ができないリリース ❏ 出品ルールの性質上、すべての出品に同様に適用する必要がある ❏ 実装上の制約 乗り越えなければいけなかった点
  3. 8 Camp SystemとScrum 全社方針 Camp A Focus : 出品 Camp

    B Focus : 配送 Camp C Focus : 購入 Camp D Focus : CRE Scrum 1 Scrum 2 Scrum 3 Scrum 4 Scrum 5 Scrum 6 Scrum 7 Scrum 8 Scrum 9 Scrum 10 Scrum 11 Scrum 12 MS MS MS MS
  4. 10 ❏ 課題発見の遅れによる開発遅延 ❏ チーム間のコミュニケーション不足 ❏ スプリントサイクルが違うため、進捗のあるタイミングも異なる ❏ => 実装方法の変更決定が遅れ、リリースが遅れる

    ❏ 拡大する初期リリース項目 ❏ スプリントサイクルが違うため、別チームの MVP開発を待っている間に、自チームの MVP以外 の開発が進行 ❏ MVP以降で想定していた機能も初期に盛り込む ❏ すぐに発見できないリリース時の問題 ❏ 適切なログを出力していなかったため、切り戻しの判断、問題特定に時間がかかる 発生した事象
  5. 12 ❏ コミュニケーションを増やす仕組みを作ろう ❏ “プロジェクト”としてのDaily Standup ❏ 気軽にやりとりできるコミュニケーションシート ❏ ステークホルダーの期待値は、正しく調整しよう

    ❏ いつ・どのような機能が利用可能になるのか ❏ そして、その確度はどのくらいか ❏ 小さくリリースして、気づきを早く得よう ❏ どの単位でリリースすると、顧客価値を提供できるのか ❏ 小さいものから大きな気づきを得て、それを積み重ねる 反省と学び