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◼ 振り返り資料
項目 記載内容
概要(サマリ) • テーマ:視覚障害者向けスマホ体験会。スマホ操作スキルの向上・スマホでのインターネット活用。荒川区防災・行政アプリ活用
• 参加コミュニティ:区の視覚障害者団体(1団体)
• 講師:視覚障害者へのスマホ体験会経験者
• 現状課題:対象者のリテラシーレベルが人それぞれでバラつきがありアプリ等のダウンロード、使い方がどのレベルか解らない
プログラムの方向性 • 支援対象者:視覚障害者団体
• 抱える課題と解決方針:視覚障害者自身での操作の難しさ、コミュニケーションにのとり方。解決方針として、障害者対応の講師・サポートス
タッフ。音声読み上げ機能(VoiceOver)の活用。
実施プログラム • 概要(実施日:R5年12月20,R6年1月9日,1月13, 1月17, 1月23/会場:区内1箇所/参加者数:計12名/使用機材:スマホ、モバイルWi-
Fi、スピーカー)
• プログラム内容:視覚障害者向けスマホ体験会
振り返り結果(KPT) 成果が出ていて継続すること(Keep)
① 少人数・個別レクチャー : 全体の座学だけでなく、個別に疑問解決の場があったことは満足度につながったと考える。
② 短期間で複数回の体験会 : 間隔をあけずに体験会を連続で開催できたことで、意欲の持続・学びの定着につながったと考える。
③ スマホ機能・アプリ等の理解 : 手厚いサポートにより基礎的な機能理解が得られた。1つでも新たに得るものがあれば、という姿勢が重要。
解決すべき課題(Problem)
① クオリティの維持 : 今回はマンツーマンレクチャーの時間をある程度確保できたが、人員や予算の関係で同じ状況で開催できるかが課題。
② リテラシーレベルに合わせた体験会 : 障害者の中でもレベル差があると強く感じた。講座をレベルに分けて開催する、もしくは、制限時間
を設けた個別相談会のような形の方が、満足度が高い可能性がある。
③ 受講者の拡大 : 今回、協力いただいた団体以外にも、区内ではスマホの有用性を知ってもらいたい障害者は多くいる。ただ、障害性質上
受講者が増えると間隔の確保のため会場を大きくする必要が出てくる。また、人数を制限して行うにあたっても回数を増やす(1日二部制等)
ことも検討が必要である。
次に取り組むこと(Try)
①再来年度以降での事業化 : 年に2回ほど時期を決めて、今回のように連続して体験会を開催していきたい。出来れば5回1セット、せめて
3回1セットのイメージ。1回目は初心者向け講座、2回目はレベルに分かれ、3回目は復習とステップアップ、のような形で集中的にできるとよ
い。また連続で参加できない方でも、参加しやすいマンツーマン指導の部分は毎回設けたい。
②来年度のつなぎ : 来年度は予算を確保していないため、事業としての実施が難しい。その中で、今回ほどとはいかないまでも再来年度の
事業化までのつなぎで体験会を実施する方法(予算措置も含め)を検討する。
③周知 : 全ての視覚障害者へ体験機会を提供したいと考えている。HPや区報掲載だけでは行き届かない部分を郵送等でカバーしていく。
荒川区 福祉部障害者福祉課障害サービス係 視覚障害者向けスマホ体験会
振り返り
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