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「やり方」より「やる人」── プロジェクトを進めるBacklog活用の現実解 株式会社JBN 金子 大地

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Backlogはとても便利で使いやすい。機能もGood しかしBacklogを動かす、プロジェクトを動かすのは 「人」である 「やり方」より「やる人」 今日伝えたいこと 今日話すのはBacklogが活きる 環境をつくる人の話

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自己紹介 金子 大地  株式会社JBN Webディレクター / チームリーダー JBUG Creative 立ち上げ Webディレクター になる 認定バックログスイーパー 就任 2025年 6年目 2024年 5年目 2020年 1年目

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Backlog活用がうまくいかない理由 見ない 書かない 守らない “プレイヤー”がいないと、ツールは活きない ※ここでいうプレイヤー=バックログスイーパーのこと(以降はバックログスイーパーと呼ぶ)

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Backlogを動かす“プレイヤー”とは誰か? Before After 社内だけでBacklogを 回そうとする Backlog 社内 クライアント バックログ スイーパー 任命!! コメントが来ない クライアント内のBacklog浸透が進む クライアントが使えば社内はさらに使う 課題が停滞 メールや口頭に逆戻り クライアント側にバックログスイーパーが いる(見つける)のが最強説

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本日のメインテーマ クライアント側の バックログスイーパーの見つけ方と事例紹介

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バックログスイーパーの見つけ方 全員を動かそうとしない クライアント全員に使ってもらうのは理想だが、最初からは難しい まずは1人、“確実に使ってくれそうな人”を見つける その1人がBacklogをプロジェクト内に広げる起点となる

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見つけるポイント 「性格」ではなく「行動」を見る メールやチャットのレスが早い 質問や依頼にすぐ回答・応対する バックログスイーパーの見つけ方 関係者、部署を巻き込もうとする 口頭よりテキストで伝えてくれる

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見つけたら徹底的に“味方”にする バックログスイーパーの見つけ方 導入目的やメリット、使用イメージを1on1で丁寧に伝える 操作感は伴走しながら一緒に体験してもらう 「Backlogを使う方が良い」と実感してもらうことを意識する

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“強制”から”共創”へ バックログスイーパーの見つけ方 クライアントがBacklogを活用 社内メンバーは無視できない。全員が使う環境へ プロジェクトがドライブする Backlogを通じた共創へ

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事例紹介 納期3ヶ月(マスト) プロジェクト概要 サイト リニューアル システム 開発 2サイト CMS移管

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事例紹介 「このままではコミュニケーションコストが高すぎる。 納期にも間に合わない」と判断 紙文化が根強く、 チャットツールもなし ワイヤーフレームを 「PDFで印刷して確認したい」 と言われ不安がよぎる 課題

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事例紹介 対応策1 担当者は若く、レスが早く、関係者の取りまとめも積極的 「この人なら」と判断し、Backlog導入を提案 熱量のある担当者を”バックログスイーパー”へ

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徹底的にBacklogをインストール 事例紹介 対応策2 定例MTG外で1時間使い、利用メリットを説明。その場で操作デモも実施 コスト負担もなく、本人も納得して利用スタート

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PDF提出不要に。すべての確認・修正をBacklogで完結 当然社内のコミュニケーションもBacklogへ集約 納期どおりに公開・納品。公開後のバグや修正もほとんど無かった 事例紹介 結果

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こんなふうに思っていませんか? この経験を通じて、“まず1人を見つけて育てる”という手法は 他案件にも応用できると感じている 決して難しいことではないので、来週からぜひトライしてみてほしい 本当にできるのか・・・?

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これだけ用意すればOK 実践するために必要な3つのこと Backlogを使う メリットがわかる 資料 1 2 3 Backlogの デモ環境 本気でBacklogを 使って欲しいという 気持ち Backlogの素晴らしさと使う意義を本気で伝えてみよう!

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まとめ 本日伝えたかったこと Backlog、プロジェクトを動かすのは「人」 クライアント側にバックログスイーパーを作る意義は あらゆる面で大きい まずは1人を見つけよう。そして本気で伝えよう

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お土産 本日のスライドはこのあとX(Twitter)で無料配布します!

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ご清聴ありがとうございました!