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挑戦する社会的課題・意義について
運動による報酬
脳が発達する
集中力を上げる
気分を上げる
運動をすると脳からドーパミンが放出される。ドーパミンが大量に放出されるとポジティブに
なり、その行動を繰り返したくなる。脳は、運動が生物としての生存確率を上げる行動だから
それをさせたがる。また、ドーパミンは集中力を高める。運動を終えた数分後に
ドーパミンの分泌量が上がり、その状態が数時間にわたって維持される。
脳内にはセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つの神経伝達物質がある。うつ病の発
症はこの3つが欠乏することと密接に関わっていると考えられ、多くの抗うつ剤にはこの3つを増
やす効果がある。運動は、抗うつ剤と似た効果が期待できる(=気分を上げ
る)。定期的に運動をすれば、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンが分泌され
る量は徐々に増えていき、効果も丸一日続く。
科学的に奇跡と言われる脳の発育に重要な魔法の物質「BDNF」この物質が増えると、
脳にとって重要な海馬等の発育につながる。その効果は、コドモだけでなく、年々萎縮するは
ずの大人の海馬も大きくした結果がある。BDNFを増やす方法が「運動」。海外の調
査で、実際週3回、40分運動した大人は海馬が約2%も大きくなっていた
参考:アンデシュ・ハンセン( 2022)『運動脳』サンマーク出版
心拍UPの運動は
さらに効果的
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