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スクラムマスターって実際何しているの? 僕のやっていることを説明することで スクラムマスターについてみんなで理解を深めるセッション 河 ⼝ 康 平 2021.10.02

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⾃⼰紹介 atama plus • 2018年7⽉〜 カスタマーサクセス • 2019年3⽉〜 プロダクトオーナー • 2020年1⽉〜 スクラムマスター ←Now!! 2 河 ⼝ 康 平 @chankawa919

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ⓒ 2021 atama plus Inc. 1分でわかるatama plus 3 atama plusとは AI教材 160名 82億円 オンライン 模試

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ⓒ 2021 atama plus Inc. 沿⾰ 4 atama plusとは 4⽉ 1⽉ 2019年 創業 6⽉ オフィス移転 10⽉ オフィス移転 DCMベンチャーズより シードラウンドで 5億円の資⾦調達 オフィス移転 9⽉ 5⽉ DCMベンチャーズ、 ジャフコ グループより シリーズAで 15億円の資⾦調達 2018年 社員数推移 10⽉ 7⽉ 10名 20名 40名 3⽉ 2020年 12⽉ 3⽉ 6⽉ 60名 オフィス移転 7⽉ 160名 100名 2021年 7⽉ DCMベンチャーズ、ジャフコ グループ、 Pavilion Capital、T. Rowe Priceなどよ りシリーズBで 51億円の資⾦調達

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本⽇のセッションのゴール

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ⓒ 2021 atama plus Inc. 本⽇のセッションのゴール • 組織やプロダクトによって、スクラムマスターが実際に⾏う活動は様々 • 僕がスクラムマスターをはじめてから、活動してきたことの変遷をできるだけ 具体的に説明します • それをたたき台として「ぼくはこんなことしているよ!」「実際どうやってる の?」など感想や質問をいただきながら、discord対話形式でわいわいしなが らみんなさんと⼀緒に理解を深めていければと思います

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そもそもスクラムマスターとは?

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ⓒ 2021 atama plus Inc. そもそもスクラムマスターとは? スクラムマスターは、スクラムガイドで定義されたスクラムを確 ⽴させることの結果に責任を持つ。スクラムマスターは、スクラ ムチームと組織において、スクラムの理論とプラティクスを全員 に理解してもらえるよう⽀援することで、その責任を果たす。 スクラムマスターは、 スクラムチームの有効性に責任を持つ。 スク ラムマスターは、 スクラムチームがスクラムフレームワーク内で プラクティスを改善できるようにすることで、 その責任を果たす。 スクラムマスターは、スクラムチームと、より⼤きな組織に奉仕 する真のリーダーである。 スクラムマスターは、さまざまな形 でスクラムチームを⽀援する。 (スクラムガイドより)

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ⓒ 2021 atama plus Inc. atama plusのスクラムマスター そもそもスクラムマスターとは? ミッション:「チームの成功確率の最⼤化」 • 「チーム」=開発組織 • 「成功確率の最⼤化」 • ≠マネジメントして成功させる • =SMが不在でも⾃律してチームが成功するように⽀援 特徴: • 定型業務が殆どない(これはスタートアップならではかも?) • 急激に変化する組織に対してどうアプローチするか

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ⓒ 2021 atama plus Inc. 開発チーム体制 10 アプリ、模試、アルゴリズムの各チームでは職能横断チームで開発しています。 SM(※) デザイナー エンジニア QA(※) アルゴリズムチーム ⽣徒の学習上の課題を洗い出し、アルゴリズムによる解決策を考え、実装。 アプリチーム 33 名 ※PO:プロダクトオーナー、QA:Quality Assurance 、SM:スクラムマスターの略です PO (※) ⽣徒の学習体験の向上を図る機能、リアルタイムコーチングシステム、 塾の先⽣向けポータルサイトなどのプロダクト機能改善∕新機能開発。 9 名 模試チーム オンライン模試のプロダクト機能改善∕新機能開発。 8 名 Unitという職能範囲での課題を解決し、成果を最⼤化。 Unit Success 6 名 ※兼務メンバーで構成 そもそもスクラムマスターとは?

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実際にどんな業務をしているの?

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ⓒ 2021 atama plus Inc. ここ2年間のリソース配分の変遷 実際にどんな業務をしているの? 3チーム LeSS SM3⼈ LeSSの検討 1⼈⽬のSM 5チームLeSS LeSS Huge

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ⓒ 2021 atama plus Inc. スクラムマスターとしてよくやったこと • お悩み相談1on1 • 新チームの⽴ち上げ、チームビルディング • (⼤規模)スクラムイベントの設計・ファシリ • ソフトウェアテストなど技術プラクティスの検討の⽀援 • 開発組織の拡⼤検討・ファシリ • OKRの運⽤改善⽀援 • 新⼊社員向けアジャイル開発研修、オンボーディング設計 13 実際にどんな業務をしているの?

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約2年間やってみての所感

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ⓒ 2021 atama plus Inc. 組織が変化するとやることが変わってくる 15 考察

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ⓒ 2021 atama plus Inc. 関係者のバランスを保つ役割 LeSSの運営 • SMとPOとチームは3⾝⼀体 • 特にプロダクトオーナーへの⽀援が チームを⾃律させる鍵 次のスケーリング • プロダクトオーナーとマネジメントの ファシリテーションも重要 16 考察

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質疑応答・感想タイム

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ⓒ 2021 atama plus Inc. noteでもスクラムマスターとしての学びを発信しています! 18

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AIで、⼀⼈ひとりに、最短で「わかる!」を。