Slide 1

Slide 1 text

RPAの 利用状況、エラー分析

Slide 2

Slide 2 text

自己紹介 • 一戸 寿哉 (いちのへ かずや) • 青森県出身 35歳 • コンサル (3年前にSEから転職) - RPA … 約2年 - BI … 約1年

Slide 3

Slide 3 text

本日のテーマ RPAの本格展開が進むと、ロボットの 利用状況・エラー の 分析 が課題になってくる。 そのためのダッシュボードを作ってみたので、ご紹介します。

Slide 4

Slide 4 text

使ったツール UiPath PowerBI UiPath の Exceution(実行)ログ を PowerBI に 取り込んで分析します。 ※サーバ(Orchestrator)でログを集中管理しているのが理想

Slide 5

Slide 5 text

ダッシュボードの目的 • 利用状況の確認 ⇒ ロボットがどれだけ使われているか、 どれだけ使われていないかを把握 • ロボットの品質管理 ⇒ エラー率の測定

Slide 6

Slide 6 text

ダッシュボード画面

Slide 7

Slide 7 text

ダッシュボード画面

Slide 8

Slide 8 text

ダッシュボード画面 ①ロボット起動数 • どれだけの利用(≒起動)があったかを月別に見るグラフ • PJ初期は、作るのが簡単なロボが多く、普及が順調なら毎月増えるはず • 減少傾向の場合、問題が発生している可能性あり(バグ、システム変更、担当者が異動した等) ⇒ この減少傾向をトリガにして現場の調査を開始(アクションのきっかけを作る) ↓ 減少傾向

Slide 9

Slide 9 text

ダッシュボード画面

Slide 10

Slide 10 text

ダッシュボード画面 ②エラー数・エラー率 • どれだけエラーが発生したかを月別に見るグラフ • 新規リリースがあった月は、エラー数・エラー率ともに増加傾向 ⇒ 試運用期間を設ける ・エラー率がロボットの品質指標になる ↓ 増加傾向

Slide 11

Slide 11 text

ダッシュボード画面

Slide 12

Slide 12 text

ダッシュボード画面 ③月別ロボット別 起動数・エラー数・エラー率 • ロボット別の起動数・エラー数・エラー率を調べる表 • ロボットが品質を維持しているか、または改修したロボットのエラー率が改善しているかを見る • 起動数が多く、かつエラー率も高いロボットを優先的に対処すべき ⇒ 全体の品質向上に大きな効果が見込める ↑こいつが足を引っ張っている

Slide 13

Slide 13 text

ダッシュボード画面

Slide 14

Slide 14 text

ダッシュボード画面 ④ロボット別 起動数・エラー数・エラー率 • (ご参考)月別でなく、通しのロボット別の起動数・エラー数・エラー率を調べる表

Slide 15

Slide 15 text

活用方法 • 週次/月次などの定例的に稼働レポートとして共有 ⇒ 分析結果を元に、ロボットの利用を促進させる 活動に繋げていく Plan Do Check Action 施策の実行 ダッシュボード(監視) 分析 施策

Slide 16

Slide 16 text

参考 ■UiPathの利用状況、エラー率をPowerBIで分析 https://qiita.com/k_dash_riese/items/66cdf2288c7a1a9d236d ※サンプルファイルもアップしてます ■10分間RPA概論 (connpass RPA Communityの過去資料) ・RPALT vol.2 導入開発編 ・RPALT vol.3 あるある編 ・RPALT vol.4 運用保守編