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事業知識を深掘りし、 より人の役に立つ サービスに改善する 2019.12.21 TokyoGirls.rb Meetup vol.2 Kubota Nao

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Who am I ? バンドマンでWebエンジニアで住宅ローンアドバイザー の女性です‍ 大阪市北区で活動しています 人の役に立つWebサービスをつくりたい! Name : Kubota Nao @kazenomachi_ @kazenomachi

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2018/9〜株式会社エイチームフィナジーで、「世の中か らお金の不安をなくす」をミッションに、現在「ナビナビ 住宅ローン」というサービスの運営に携わっています。 https://navinavi-mortgage.com Work ナビナビ住宅ローン @navinavi_house

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人の役に立つWeb サービスをつくる 世の中からお金の 不安をなくす

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「事業知識を深掘りする」とは? ?

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事業で扱う情報について追求すること ! 取り扱う商品や、業界・マーケティングの知識など いわゆるドメイン知識

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なぜ事業知識の深掘りを行なったか ?

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前職では客先常駐エンジニアとして勤務 →「よりサービスの開発に深く関わりたい」と思い現職に

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役割・環境の変化によって視野が広がる →事業知識の深掘りを進めていくことで貢献できることを増やす!

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どのように変化していったか ?

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住宅ローン 金利? 団信? ペアローン? プラン? フラット35? 審査? 控除? 金利引下げ幅? リスク? 諸費用?

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● 検索がうまくできない・要望(仕様)に沿ったデータを提供できない ● 表示するデータの加工が必要になってソースコードが汚くなったりする場合も…

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実際に起きた問題 ● 専門用語の変数名の命名がうまくまとまらず、何を指しているのか分からない ○ 例) rate_type という変数名に、金利タイプと借入タイプが入っている事象が複数箇所で発生 ● 柔軟な表示出し分けができず、サービスの商品名がついたメソッドが生まれる ● 内部的な設計が複雑すぎるので、表示修正が発生した時に、毎回多くの工数が かかってしまう ● 誰も手を入れられなくなる

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住宅ローンについて学ぶ (ついでに住宅ローンアドバイザーになる) このままではこのサービスを 負の遺産の塊にしてしまう…

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● 要望(仕様)に沿ったデータを提供できる ● 検索や表示もしやすいので、ソースコードも簡潔に書ける

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今まで書いてきたコードが 泥沼に見えるようになった (だいぶ解消を進めていますが、これからもリファクタリング頑張ります)

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事業知識を深掘りして変わったこと サービスの品質向上に貢献できるようになった ● より質の良いサービス改善案を提案できる ● チーム内のコミュニケーションコストが少なくなる ● より綺麗なコードが書ける

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事業知識の深掘りを行う上で意識していること ● 散らばった情報の要素を整理する ● 言葉に疑問を持ち、意味を調べる ● チーム内で共通言語を揃える ○ チーム内のコミュニケーションから質の良いサービスが生まれる(と思 う)

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深い事業知識に踏み込めば、 別の視点からより良いサービスに 改善していくこともできる!

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Thanks!! Kubota Nao @kazenomachi_ @kazenomachi