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⽣き⽣きとした組織への道 kyon_mm 2022/02/17

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We are Hiring • アジャイルコーチ • アーキテクト • エンジニア

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⽣き⽣きと仕事、 勉強をしたときの エピソードを 教えてください。 チャットに書いてね!

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WW2以降のソフトウェア開発パラダイム は3つにまとめられそう 科学的管理⼿法(転⽤) カウボーイ ウォーターフォール開発 シーケンシャル開発 アジャイル開発 1970 : MANAGING THE DEVELOPMENT OF LARGE SOFTWARE SYSTEMS 1985:DOD-STD-2167 1993 : The Hillside Group 2001 : アジャイルソフトウェア開発宣⾔ 2011 : スクラムガイド

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アジャイルへ ⼤きな影響を与えた アレグザンダー 1970年代から良い建築とはなに か?それをどのようにデザインす るのか?に向き合ってきた

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“既存の⽣きた構造を保存しつつ 新たな構造をその既存部分を強化する” 構造保存変換 Photo by Nature of Order Book 2 引⽤:クリストファーアレグザンダー思考の軌跡

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時を超えた道建物や町は、時を超え た道に従えば、それだけ⽣き⽣きと してくるし、またそれこそが唯⼀の 道である。 それは。ほかならぬ私たち⾃⾝の内 ⾯から秩序が⽣まれてくるようなプ ロセスである。それは極める道では なく、なすがままにしておけば、お のずから⽣まれてくる道である。

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質を知り、⾨を建て、道を実践し ⽣き⽣きとした組織への道 • 時を超えた道を求める者は、まず無名の質を知らねばならない。 • 無名の質に到達するには、そこに通じる⾨として、⽣きているパタ ン。ランゲージを組み⽴てねばならない。 • ⾨を建てれば、それをくぐって時を超えた道を実践していくことが できる。 • ここに⾄っても、時を超えた道はまだ完全ではない。⾨を後にして 歩み出さなければ、無名の質を⼗分に⽣成することはできない。 引⽤:Cアレグザンダー 時を超えた建設の道 ⿅島出版会

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Kent Beck、James O. Coplienを始めとするソフトウェア開発者たちは アレグザンダーの思想という種を得た その種を育てていった結果の1つがアジャイル開発であった ともいえそう

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そんな歴史に⽀えられて 私たちは開発をしている そして1つのチームができた

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歴史を作るために歴史を学ぶ ソフトウェア開発の歴史70年をふりかえる

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WW2以降のソフトウェア開発パラダイム は3つにまとめられそう 科学的管理⼿法(転⽤) カウボーイ ウォーターフォール開発 シーケンシャル開発 アジャイル開発 1970 : MANAGING THE DEVELOPMENT OF LARGE SOFTWARE SYSTEMS 1985:DOD-STD-2167 1993 : The Hillside Group 2001 : アジャイルソフトウェア開発宣⾔ 2011 : スクラムガイド

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25年周期でパラダイムシフトしている 科学的管理⼿法(転⽤) カウボーイ 1950 1975 2000 ウォーターフォール開発 シーケンシャル開発 アジャイル開発 混沌 計画型 適応型 1970 : MANAGING THE DEVELOPMENT OF LARGE SOFTWARE SYSTEMS 1985:DOD-STD-2167 1993 : The Hillside Group 2001 : アジャイルソフトウェア開発宣⾔ 2011 : スクラムガイド

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2025-2030年に パラダイムシフト?

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私ができる ソフトウェア⼯学への貢献って なんだろう 47機関はパラダイムシフトを⽣み出す礎になれるのか

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アジャイル開発は アレグザンダーの思いを 実現できたのだろうか? ⽣き⽣きとした組織を⽣成するようなデザインはどこ?

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⽣き⽣きとした組織の道 その⾨を建てたい 10年間続くチームの47機関だからできて やりたいことはこれかもしれない

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アレグザンダー理論 を追体験し ソフトウェア開発で 再実装する 時を超えた「⽣き⽣きとした組織」の道 時を超えた「ソフトウェア開発」の道 そこに息づく⽣命を育む パタンランゲージとプロセスを⾒つける

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質を知り、⾨を建て、道を実践し ⽣き⽣きとした組織をつくり そこから⽣き⽣きとした組織を⽣成したい • 時を超えた道を求める者は、まず無名の質を知らねばならない。 • 無名の質に到達するには、そこに通じる⾨として、⽣きているパタ ン。ランゲージを組み⽴てねばならない。 • ⾨を建てれば、それをくぐって時を超えた道を実践していくことが できる。 • ここに⾄っても、時を超えた道はまだ完全ではない。⾨を後にして 歩み出さなければ、無名の質を⼗分に⽣成することはできない。 引⽤: Cアレグザンダー 時を超えた建設の道 ⿅島出版会

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仮説 • “それは極める道ではなく、なすがままにしておけば、おのず から⽣まれてくる道である。” • アジャイル開発は解像度が⾜りなかった。また、アレグザン ダー後期の思想を取り⼊れるのが遅すぎた。 • 無数の⽣命構造(いきいきとした何か)を捉え、使えるように していく必要がある。 引⽤: Cアレグザンダー 時を超えた建設の道 ⿅島出版会

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次のパラダイムの礎に。 時を超えたソフトウェア開発の道を。 科学的管理⼿法(転⽤) カウボーイ 1950 1975 2000 ウォーターフォール開発 シーケンシャル開発 アジャイル開発 混沌 計画型 適応型 1970 : MANAGING THE DEVELOPMENT OF LARGE SOFTWARE SYSTEMS 1985:DOD-STD-2167 1993 : The Hillside Group 2001 : アジャイルソフトウェア開発宣⾔ 2011 : スクラムガイド 9 zػց࿦ͱͯ͠ͷடংz͔Βͷ୤٫

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10分-数時間のパタンだけの収集をやめて、 ⼩さなパタンとしてセリフをあつめるようにした LZPO@NN &YUSFNF4NBMM1BUUFSOT 9

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アジャイルの価値観を体現した チームへ成⻑するパタンランゲージづくり 渡辺知恵美, 川⼝⼀画, 早瀬康裕 筑波⼤学enPiT Developers Summit 2022 17-B-4

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そこで私たちは チームの畑 を作ることにした 引⽤ : アジャイルの価値観を体現したチームへ成⻑するパタンランゲージづくり

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畑で育てるのは、チームのパタンランゲージ チームで⾒つけ出した⼯夫や知⾒ チームが⼤切にする価値 チームで共有する「⾔葉」 パタン ⽣き⽣きとした 繰り返し現れる構造 パタンランゲージ 全体性を形成する パタンの組み合わせ チームのパタンを構造化して チームの姿を⼀望できるもの 引⽤ : アジャイルの価値観を体現したチームへ成⻑するパタンランゲージづくり

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振り返りを養分に、パタンを、チームを育てる ● パタンを少しずつ作って 漸進的に育てていく ● 振り返りでチームの状態を思うがままに書いた中から、 パタンを発⾒する Photo by Filip Urban on Unsplash 引⽤ : アジャイルの価値観を体現したチームへ成⻑するパタンランゲージづくり

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⼟壌になるのはアジャイルマニフェストの4つの 価値 プロセスやツールよりも 個⼈と対話を 包括的なドキュメントよりも 動くソフトウェアを 契約交渉よりも 顧客との協調を 計画に従うことよりも 変化への対応を ● アジャイルの4つの価値を位置付けたフィールドの上で パターンランゲージを育てる ● チームによる「アジャイル開発の価値」が具現化される 引⽤ : アジャイルの価値観を体現したチームへ成⻑するパタンランゲージづくり

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提案のポイント ● 蓄積(パタンの種・肥料を集める) ● 構造化(種・肥料からパタン、パタンランゲージへ) ● アジャイルの価値実現(4つの価値の上でパタンを育てる) 引⽤ : アジャイルの価値観を体現したチームへ成⻑するパタンランゲージづくり

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アジャイルの価値に根ざしたパタンを育てる⼟台: Agile Manifesto Farm (AMF) 顧客との 協調 個⼈と 対話 変化への 対応 動く ソフトウェア 顧客との協調 個⼈と対話 変化への対応 動くソフトウェア アジャイルマニフェストの 4つの価値で構成されるベン図

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他にも ● パタンランゲージのためのWebサイト(オリジナルWikiシステム) を開発したり ● パタンランゲージをつかうためのパタンランゲージをつくったり ● Extreme Small Patternsを発⾒するためのパタンランゲージを ● ⼩さな⾵景、⼩さなチームが構成する幾何学的美しさを

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⽣き⽣きとした組織が ⽣き⽣きとした組織を⽣成していくための デザイン、パタン、構造を⾒出す • 時を超えた道を求める者は、まず無名の質を知らねばならない。 • 無名の質に到達するには、そこに通じる⾨として、⽣きているパタ ン。ランゲージを組み⽴てねばならない。 • ⾨を建てれば、それをくぐって時を超えた道を実践していくことが できる。 • ここに⾄っても、時を超えた道はまだ完全ではない。⾨を後にして 歩み出さなければ、無名の質を⼗分に⽣成することはできない。 引⽤: Cアレグザンダー 時を超えた建設の道 ⿅島出版会

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⽣き⽣きするというのは 誕⽣、成⻑、死を扱うということ • 「⽣き⽣きとした組織のパタンランゲージ」を • 作るためのパタンランゲージ • 使うためのパタンランゲージ • 捨てるためのパタンランゲージ

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まとめ • Extreme Small Patterns、Agile Manifest Farmでチーム固有の センター、パタンランゲージを発⾒、デザインしつつある • 時を超えた⽣き⽣きとした組織の道 に向けて多数のセンターを ⾒つめたい • ⽣成性の⾼い組織をつくるための⽣成性の⾼いパタンランゲー ジを求めている