地方公共団体コードを便利に扱うためのGemを作った
by
ikuma-t
Link
Embed
Share
Beginning
This slide
Copy link URL
Copy link URL
Copy iframe embed code
Copy iframe embed code
Copy javascript embed code
Copy javascript embed code
Share
Tweet
Share
Tweet
Slide 1
Slide 1 text
2022.01.20 ikuma-t 地方公共団体コードを 便利に扱うためのGemを作った #はじめてのGem K-Ruby#28
Slide 2
Slide 2 text
ikuma-t ・FJORD BOOT CAMPで学習中です! ・趣味:ツール・自動化、ドット絵、作曲家巡り ・住んでいるところ:千葉県 ・今年のお正月は鹿児島黒牛の牛しゃぶを食べました@千葉 K-Ruby 初参加です @ikuma-t ikuma-t セットプチフォッカ ikuma-t IkumaTadokoro 自己紹介
Slide 3
Slide 3 text
地方公共団体コードを 便利に扱うためのGemを作った話 今回話すこと
Slide 4
Slide 4 text
つくったもの「jp_local_gov」 日本の地方公共団体コードと市区町村の情報を変換できるGem ・鹿児島県 ・鹿児島市 ・県庁あり 市区町村情報 jp_local_gov 4 6 2 0 1 2 地方公共団体コード 地方公共団体コード 市区町村にわりふられた一意のコード 都道府県 市区町村 検査数字
Slide 5
Slide 5 text
なんで作った?
Slide 6
Slide 6 text
現在開発中のサービスで 必要だったから!!
Slide 7
Slide 7 text
No content
Slide 8
Slide 8 text
市区町村ごとにレコードを持たないといけない 市区町村情報をメンテするのはダルい
Slide 9
Slide 9 text
Gemで情報を持てたらよさそう →作ってみるか!
Slide 10
Slide 10 text
なにができるの?
Slide 11
Slide 11 text
できること(地方公共団体コードと自治体情報の変換) JpLocalGov.find id(地方公共団体コード)検索を行う @param code[String] @return [JpLocalGov::LocalGov] JpLocalGov.where 条件検索(複数の場合AND)を行う @param condition[Hash] @return [Array]
Slide 12
Slide 12 text
できること(Railsで使用する) local_government includeされると、引数で指定したカラムに対して、 local_governmentメソッドが使用可能になる このメソッドを経由して、以下の情報を表示できる ・都道府県 ・市区町村 ・都道府県庁所在地かどうか 【テーブル定義】 insurance_fees ・id: integer ・local_gov_code: string
Slide 13
Slide 13 text
できること(その他) 【テーブル定義】 insurance_fees ・id: integer ・local_gov_code: string ・コードが有効かどうかのチェック(バリデーション用) ・ランダムな地方自治体情報の生成(テストデータ用) ・すべての自治体情報を返す(セレクトボックス用) ...詳しくはリポジトリのREADMEを参照 使いそうなメソッドは順次追加中
Slide 14
Slide 14 text
くふうしたところ
Slide 15
Slide 15 text
データ更新処理の自動化 このGemで一番重要な、地方公共団体データの更新処理を自動化 総務省HP 地方公共団体 コード GitHub Actions(月1) ... 北海道 青森県 沖縄県 sqlite3 ソートと 分割 差分あり →PR作成 チェック してマージ
Slide 16
Slide 16 text
RBS対応 ・デフォルトでもスケルトンを作成するように なったのでこのGemでも対応 ・CIでSteepを実行して、型チェック https://bit.ly/3Kec8sB
Slide 17
Slide 17 text
Gemをつくってみた感想
Slide 18
Slide 18 text
感想:はじめてのGemをつくってみて ・作り手になることで、OSSがより身近になった ・今まで機能しか見ていなかったところから、それ以外の構成とか、 その先にいるメンテナの労力が、少しだけわかるようになった ・もっと力をつけてOSSに貢献できるよう、今年もがんばりたい
Slide 19
Slide 19 text
ありがとうございました