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はじめて参加する Open Space Technology 3分で分かるOST V1. 3 202 6 /0 1 /21 V1.0 2025/07/01 witch&wizards inc. 森 雄哉

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OST は参加者主体の二部制カンファレンス OSTは参加者がテーマを考え、 参加者が話したいテーマを選ぶ 参加者中心の会議の集合体です。 OST は2部制 第1部 みんなでタイムテーブルを作ります 第2部 興味があるテーマのテーブルに集まって話をします 1. タイムテーブルを作ろう 2. 話したいテーブルに集まろう

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第1部 みんなで タイムテーブルを作ろう

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みんなでタイムテーブルを作ろう 1. 一人一人が話したいテーマを考えよう 「○○を学びたいけど何から学ぶといい ?」 「○○で困っているけど、他の人は何をする ?」 「○○について他の人の意見を聞きたい !」 2.テーマが決まったら場に向けて説明しよう 「○○について話すので 興味ある人はぜひ来てください !」 3. いつ、どのテーブルで話すかを決めよう 「この枠で話しまーす !」 ※似たテーマ同士で合流しても OK ※司会向け案内 ・次はセッション開始後の解説です。タイムテーブルを作り終わってから次ページに進むか、最後まで解説してからここに戻る 2 パターンがあります。 ・タイムテーブル作成中は参加者が何をすればいいのか確認できるように画面に表示しつづけることをおすすめします。

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第2部 興味あるテーブルに集まって 話をしよう

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興味あるテーブルに集まって話をしよう これからタイムテーブルに基づいた参加者主体のアンカンファレン スがはじまります。ルールは 4つです。 大切なことはたくさん持ち帰ることです。 ○ テーマはいつ終わっても OK ・時間になる前にテーマは終わっても OK ・時間になっても終わらせずに継続しても OK ○ いつ別のテーブルに移動しても OK ○ 新しい話題を始めても OK × ただし「あっちのテーブルが気になる」「こっちも気になる」 と、ふらふらすると他の参加者も気が散るのでやめよう それでは興味のあるテーマの場所に移動しましょう ! ※司会向け案内 ・次ページ以降はより詳細な OST を把握したい方向けの内容です。ここまでの内容までではじめることはできるでしょう。 ・セッションの開始後はプロジェクターに表示しつつ、セッション時間の目安がある場合は残り時間を表示しましょう。

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- Option - OST の狙いと カンファレンスとの違い

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OST の狙い OSTの狙いは「テーマのある懇親会やコーヒータイムの再現」で す。発案者は国際会議のセッション中より、合間のコーヒータイム の方が議論が白熱していたことに着想を得ています。 そのためOSTでは流動的な時間や自由な参加、参加者の熱量に価値 を見出しています。 一般的な会議やカンファレンスとの対比を解説します。

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タイムテーブル まずはタイムテーブルについて考えてみます。本来、参加者である 私たちが持ち込むテーマは独自であり、実際に話をはじめても、ど れだけ時間がかかるかは事前には分からないはずです。 そのためタイムテーブルに用意された時間ぴったりに終わることは ありません。早く終わっても雑談で消化試合をしたり、話し足りな いところで仕方が無く切り上げをするなど、人為的に終了時間に合 わせることがほとんどでしょう。 OSTではタイムテーブルの時間は目安でしかありません。いつ終 わってもかまいません。時間通りに終わることよりも、参加者が話 し足りることに価値をおきます。

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開始時間 同じように開始時刻について考えてみましょう。 一般的な会議やカンファレンスでは「 x時x分に開始」と時間で管理 し、遅れを許しません。参加者はその時間のプレッシャーで心が準 備不足のまま走り出し、会話はぎこちなくなることもあります。参 加者が話をするために集まったのに、時間に追われる状況はたびた び起こります。 OSTでは参加者が話を始めた瞬間がスタートとなります。正確な時 間進行よりも、参加者の熱量に価値をおきます。

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参加者 次に参加者について考えてみましょう。 多くの会議やワークショップでは「エキスパートが来るか」「話し やすい人が参加するか」など、顔ぶれを気にしてしまいます。期待 したメンバーが揃わず、どこか妥協した空気ではじめることもある かもしれません。 一方で、懇親会やカンファレンスのコーヒータイムでは当初思いも よらなかった人との会話から思わぬ発見や出会いが生まれます。 OSTではそこに着目します。完璧な参加者を集めて話をすることよ りも、今この場に集まった人たちとテーマをつくり上げることに価 値をおきます。

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成果 話し終わった後の成果についても考えてみましょう。 一般の会議では「結論を出さなければ」と焦ったり、「もっと良い アイデアがあったかも」と後悔したりします。これを避けるために 話の進め方をコントロールしてしまうと、心の残るものもありきた りなものになってしまいます。 一方で、懇親会などでは、相手とのやり取りをコントロールしよう とせずとも、思わぬ結果に繋がることがあるでしょう。充実感を覚 えるかもしれませんし、何か不満があるかもしれません。 OSTでは 想定通りも、期待以上も、あるいは不満の結果も、次につなげるも のになります。事前の期待よりも、実際に起きた事実に価値をおき ます。

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移動 最後に、移動の自由について考えてみましょう。 多くの会議では席替えや途中退出がしにくく「途中で出ると失礼か も」と感じてしまいます。本音では別の議論に参加したくても、波 風を立てないことを選びがちです。その結果、興味の薄れたセッ ションであっても、我慢して残り続け、自分も場も停滞させてしま うことになります。 OSTでは貢献も学びも得られないと感じたら、我慢することよりも 静かに歩き出しましょう。もっと話したいテーマを思いついた時も 同様です。我慢するよりも、自分自身の熱量に価値をおいてくださ い。