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2024/12/13 AWS事業本部コンサルティング部 荒平 祐次 / arap 激動のAWS for VMware について語ります

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about me 荒平 祐次 (Arahira Yuji) クラスメソッド株式会社 AWS事業本部 コンサルティング部 ソリューションアーキテクト - 経歴 ○ SIer (約5年)→クラスメソッド(約1.5年) - 業務内容 ○ AWS全般のインテグレーション・お悩み相談 ○ ブログ執筆 - 趣味 ○ Twitter (@0Air) ○ サイクリング、アクアリウム、 VTuber鑑賞 ○ ゲーム (FF14, League of Legends) AWS re:Invent 2024にて 息子(1年4ヶ月)

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激動のAWS for VMware

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4 - 2024年2⽉頃、VMware製品のポートフォリオ削減発表 - 2024年4⽉末〜5⽉初旬、Broadcomによるライセンス 規約の変更通達 - 結果として: - VMware製品のレパートリー削減、実質値上げ - VMware Cloud on AWS の AWS再販停⽌ - VMware Cloud Provider Program (VCPP)の廃⽌ 2024年はオンプレミス激動の年でした

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5 サービス⾃体は継続しているため、 Broadcomに問い合わせたら購⼊できる?模様 あれ?こんなサービスあったような

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6 - ちゃぶ台返しを喰らい、 ユーザーは”Next VMware”を探し続けていました 移⾏を検討していた企業は⼤変 Nutanix?Azure Stack HCI? Azure VMware Solution? Oracle Cloud VMware Solution? Google Cloud VMware Engine? and more…

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7 意外なところのダメージ 1年掛けて50本以上 のブログを投稿し、 新サービスの建て付 けをしているところ に再販中⽌ あのときの やるせない感情は 今⽇年忘れしたい

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8 2024年、⼤変だったな。 ラスベガス⾏って、もう終わりかー‧‧‧ あー‧‧‧

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pre:Invent にて発表されました

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10 Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS) 可愛いアイコンですね 雲(クラウド) 移⾏する気持ち を宿した⽮印 登っていく箱 (仮想マシン)

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Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS)

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12 - 申し込み制プレビュー版でリリース - セルフマネージド型のVMware Cloud Foundation(VCF)を展開 できるサービス - vSphere, vSAN, NSXなどの製品スイート - ユーザー所有のAmazon VPCに展開します - ユーザー側で仮想化基盤の管理者権限を利⽤できます - リリース当初は i4i.metal × 4 hostsからの構成となります - 10.982 USD/h * 730h * 4hosts * 12month * 150yen/USD - 57,721,392 円 (Ohio, On-demand, EC2のみ) - 利⽤期間のコミットにより利⽤費低減はできそう Amazon EVS?

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13 Amazon EVS? ついに登場!Amazon Elastic VMware Service(プレビュー)【概要編】 / https://qiita.com/mtoyoda/items/0295c2d3248df07ae5d8

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14 先⽇は違うLTでアーキ テクチャ紹介のため、 今⽇はデモ画⾯紹介 Overview Amazon EVSのデモ

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15 ネイティブのAWS サービスとなるので、 いつものマネコンから ESXiを操作できます! Amazon EVSのデモ

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16 セルフマネージドと フルマネージドの中間 (セミマネージド) ユーザー側が管理者権 限を持ち、インフラに 何かの障害があった際 には、通常のEC2とし て対応される パートナーバリューを 出せる余地はある Amazon EVSの思想

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17 Q. VMwareについてのサポートはAWSから受けられるか? A. AWSが第1‧2レベルのサポートを提供する (The first and second level of support are going to be provided by AWS. ) 詳細は詰めているところのため、変わる可能性がある。少なくとも、顧客の問 題に対してAWS/Broadcomにより協⼒してサポートを⾏う。 — (私の考え) ※誰かに聞いて確定を得たものではない AWSパートナー企業はAmazon EVSの利⽤制限をしない場合は、PLSとして 顧客にサポートの提供を⾏う必要がありそう サポートについて

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18 - 2024年はエンドユーザー、ディスティー、SIer、これまでVMware 関連を扱っていたどの企業も⼤変な年だったのでは - ただし、悪い側⾯だけでなく、これからが楽しみなサービスが 出てきている(良かった) - Amazon EVS、ご期待ください! 最後に

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