Tries for creating a UXD culture
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Satoru Kawahara
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インフラ企業で働く フロントエンドエンジニアの挑戦 河原 覚 2014-09-27 @ UX-Sapporo × CSS Nite in SAPPORO よりよい UX のために(編集版)
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河原 覚 @esukei か わ は ら さ と る
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プラットフォーム事業部 サービス開発チーム
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さ く らの VPS コントロールパネル フロントエンドエンジニア UI デザイナー
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・UX を考えるにあたって直面した問題 ・問題を解決するための挑戦 はじめに ・さく らインターネットは全体で 200 人規模 ・プロジェクトには複数の部署が参加
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2013 年 7 月 開発部 インターフェイス設計担当として入社
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1ヶ月後 さく らの VPS コントロールパネル リニューアルプロジェクト参加
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せっかく リニュー アルするんだから、 コントロールパネルにとどまらないで、 サービスの UX も考えたい !
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領域が分断し ている
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紹 介 サ イ ト 部署 A 会 員 登 録 部署 B コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル 部署 C ヘ ル プ ペ ー ジ 部署 D VPS 関連コンテンツと分担
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UI デザインに十分な時間が取られていない UI デザインの修正が行いにくい
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それまでの UI 開発フロー ビジュアルデザイン HTML+CSS サーバサイドテンプレート化 必要に応じて修正・追加 仕様検討・環境構築 開発内容の決定 デザイン 開発
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UI デザインの認知度が低い UI をデザインする文化がない
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こういうレイアウトでどうでしょう ? あ、ここちょっとまずそうだね。 どう直したらいいか意見ありますか? うーん���� ○○したらいいかも� ? じゃあ、それで次回までにお願いします。 ! ? とある会議 メンバー わたし 進行役
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UI デザイン品質責任者の不在
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? 会議では承認取ったけど、 良し悪しは誰が判断するんだろう� だいたい決まったあと
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あれ? UX デザインとか言ってる場合じゃないんじゃ�?
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それでも、やっぱり�
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サービスとし て、 ブランドとし て、 よりよい UX を考えていきたい。
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UX デザインのために必要なこと ・横断的に行える環境 ・持続的に行うための文化
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UX と UI の関係 誰にどう使って欲しいのか 適切な UI ・UXD を実現するための UI ・持続的な UXD に 対応できる柔軟な UI 開発環境
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UI デザイナーとし て、 フロントエンドエンジニアとし て、 できることから挑戦
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UI デザイナーとし て
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・デザイン文化の醸成 ・UI デザイン手法の導入
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デザイン文化の醸成
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・UX は横断的に取り組まないといけない ・UI デザインは開発の一部 ・よりよいサービスのために UX を考えたい 地道に啓蒙
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「デザイン 上の理由」で発言する ここは使いやすさを考えて、このようにし てみました。 こういう提案がありましたが、 使いやすさを損なうと思うのでこのままで行きたいと思います。
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UI デザイン手法の導入
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・ペーパー プロトタイピング ・PC 上で操作できるモック ・ユーザテスト
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ペーパー プロトタイピング ・実際の開発やビジュアルデザイン制作の前に 紙の上で画面を検討する手法 ・ワイヤーフレームよりもより具体的な画面を起こす ・ユーザビリティ上の問題を早い段階で検討し、 クオリティアップや開発中の手戻りを少なくできる
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操作できるモック ・ペーパープロトタイピングの結果を清書し、 リンクを貼るなどして操作できるようにしたもの ・より実際の操作環境に近づけて検討ができる ・ユーザテストを行いやすくする
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ユーザテス ト ・社内の人間を捕まえて実施 ・テスターのバランスをとるため、 社内であっても詳しくない人に頼んだり ・操作可能なモックを利用 ・大きく変わる箇所について仮説を検証
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・よりよい UI デザインのため ・メンバーへの共有のしやすさ ・意見の裏打ちとなる客観データ UI デザイン手法導入の意味
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よりよい UI デザイン環境へ 文化の醸成 手法の導入 +
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フロントエンドエンジニアとして
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・フロントとバックを疎な構成に ・フロントエンド開発環境の改善
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関係を疎にする RESTful API を中心とした 構成への変更
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これまでのフロー デザイン フロント テンプレート 機能開発
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API 中心のフロー デザイン フロント API 仕様決定
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・API を利用した UI 開発に集中 ・API を提供することに集中 フロントエンド バックエンド
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・フロントエンド開発環境上に サーバを用意する さらに開発しやす く
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タスクマネージャでサーバ構築 grunt-contrib-connect サーバを立てる grunt-connect-proxy リバー スプロキシ node-easymock お手軽 JSON 配信サーバ
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connect proxy / /api /api/feature app index.html assets プロジェクトフォルダ ローカルサーバ構成 servers.json switches.json accounts.json API モックフォルダ node-easymock http://0.0.0.0:3000 にアクセス テストサーバなど
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・テストサーバの用意も待たなくて良い ・フロントエンドだけでも 実践的な開発を進められる ・依存関係をより少なく出来る ローカルサーバの利点
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UI デザインの改善も進めやすく 開発環境改善 構成変更 +
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UI デザイナーとし て ・文化 ・手法導入 フロントエンドエンジニアとし て ・環境改善
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UXD のための柔軟な UI 開発環境 挑戦結果
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適切な UI デザイン 開発効率化 使いやすさをデザインした コントロールパネルへ + 開発中のコントロールパネル
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まとめ
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なぜ UX を考えるのか
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UXD は何のために ・戦略にもとづいた開発 / 改善 ・サービスの品質を向上させる
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ユーザのための よりよいサービスを提供したい!
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UXD の取り組み方 ・サービスに関わるすべての人と共有 ・持続的に改善していく
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・周りを巻き込むための工夫が必要
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・納得してもらう必要がある ・開発フローの改善等で可能な限り吸収する コス ト/ 時間の増加 ・現状の改善のため ・更なるクオリティアップのため ・長期的な最適化のため、など 説得材料
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一人 で全部は難しいし、 時間がかかるかもしれないけれど�
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自分の手の届く領域から挑戦を
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よりよい UX を目指して さらに挑戦していきます。
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