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IFTTT Pro の新機能(クエリー・フィルター) の話と M5Stack CoreInk の話 2020年12月15日 (火) IoTLT vol.70 @オンライン   豊田 陽介 ( @youtoy )

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豊田陽介(@youtoy) 自己紹介 普段は、某通信会社の研究所勤務 話題のものを たくさん購入 してる気がする ビジュアルプログラミングIoTLT 共同主催、その他にも複数主催 ガジェット好き その他 IT系イベント主催・登壇・運営、多数参加 子ども向けの活動いろいろ(IT系以外も) プライベートでの活動

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IFTTT Pro の話から

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今年、有償のプランができましたね IoT界隈でもよく登場する IFTTT ⇒ 異なるサービス間の連携が簡単に実現できて便利ですが・・・ 有償プランができた際に、 無償プランに制限ができて、 ざわざわしてた (実は、Pro にしなくても  大丈夫な状況だった)

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IFTTT Pro の新機能

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関連するQiitaの記事 IFTTT Pro関連で 2つ記事を投稿済み

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3つの新機能 【無償版】 トリガーが 1つに対し、アクションも 1つだけ アクションを複数設定できる 【有償版の新機能】 トリガーの動作に対し、さらに別の 情報を取得して利用できる 「この後のアクションをとある条件下  で止められる」&「アクションに  渡す情報を書きかえられる」 主にこの2つの話 クエリー、フィルター、複数のアクションの実行

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IFTTT Proのクエリー できることの例:  最初のトリガーに関する情報に、別に取得した情報を付け足す トリガー: ボタン押下 この後のアクションで利用可能な 天気情報の取得を実行

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クエリーを使ってできること (この事例が便利そうかは、ひとまず置いておいて・・・) トリガーにする場合: 今日の天気や明日の天気 を取得 ⇒ 毎時15分刻みで指定  できる特定の時間を  指定して情報受信 (毎朝6時15分に等)

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クエリーでできること 自分がボタンを押して任意のタイミングで情報取得が可能 トリガー: ボタン押下 クエリー: ボタン押下のタイミング で天気情報の取得 アクション: クエリーで取得した 情報も含めることが可能に

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クエリーを利用した場合のアクション アクションの設定で、トリガーで取得した情報をリストから選べる部分 LINEアプリに通知するメッセージの 文章を設定するところ 上記のメッセージの内容を設定する ところで、トリガーで取得した情報 などをリストから選べる部分

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クエリーを利用した場合のアクション クエリーでの取得情報も設定可能に ドロップダウンで 変更ができる トリガー関連 クエリー関連

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トリガーではなくクエリーにした際の違い トリガーで選択 クエリーで選択 選択可能な項目が異なる

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トリガーではなくクエリーにした際の違い トリガーで選択 クエリーで選択 今日の天気 明日の天気 気温が閾値以下・閾値以上の場合 「今日の天気」 「2日間の天気」「閾値判定をした履歴の情報 関連

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IFTTT Proのフィルター できることの例: ・トリガーで取得した情報が一定の条件を満たす場合にアクションを実行 ・トリガーで取得した情報の内容によってアクションで使う情報を変更 プログラムを 書く部分 プログラムで 使えるデータ (天気関連) プログラムで 使えるデータ (LINE関連)

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フィルターの設定はアクションも選択後に トリガーとアクションの両方を指定してないとフィルターが設定できない アクションが未設定だと グレーアウト

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IFTTT Proのフィルター(+クエリー) トリガー・クエリー関連の情報等を用いてアクションの処理を変える ⇒ 特定の条件の場合にアクションを実行させない、アクション内で   用いることが可能な情報を書きかえる Alexa のタイマーをトリガーに動作 タイマーを実行した日の天気を取得 天気予報が雨ならそれを知らせるための ガジェット連携の Webhook をとばす (雨の予報でないなら処理をスキップ) (Webhook)LED・画面付デバイスでの表示 クエリー こんなことができそう? と思ったことの1つ (実際は試せてない) フィルターの 処理内容

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IFTTT Proのフィルターの実例 取得できた天気の情報によって、LINEアプリに通知するメッセージを 変える、というフィルターを実際に試してみた この部分 取得した予報が雨の場合 取得した予報が雨では ない場合

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処理の内容を補足 条件分岐1 「雨以外」 天気情報を 変数へ 条件分岐2 「その他」 アクションで設定しているLINE 通知のメッセージ本文の内容を 直接指定する ⇒ GUI で設定した内容は上書き   されてしまう

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M5Stack CoreInk の話も (前回以後、UIFlow に対応)

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【再掲】M5Stack CoreInkについて 電子ペーパーを搭載したM5Stackシリーズの新デバイス こちら ・ESP32-PICO-D4制御で、200 × 200 1.54  インチ白黒の電子ペーパーを搭載。 ・制御用に、多機能ボタン、物理ボタン、  一体型ステータスLEDとブザーを内蔵。 ・RTC(BM8563)も内蔵。 ・頻繁な書きかえNG、紫外線注意 (推奨リフレッシュレートは15秒間隔、長時間紫外線に暴露   すると画面に修復不可能なダメージを起こす場合あり) ※ スイッチサイエンスの販売ページの説明より https://www.switch-science.com/catalog/6735/

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UIFlowが対応したら、記事を書く! (LTもしたいな) 【以下、前回のスライドの再掲(CoreInk の話をしてた)】

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IoTLT vol.70 @オンライン すぐ試して記事を書いた+追加1記事 UIFlowのブロックの話、画像表示のための画像処理の話

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IoTLT vol.70 @オンライン 画像表示を試した部分 UIFlow で画像を設定してブロックを2つ使うだけ! Twitterで利用 中のイラストは わりと良い感じ Facebookの写真 は微妙な感じに

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IoTLT vol.70 @オンライン 写真表示の見た目改善(画像処理) 元画像 画像処理なし (UIFlowでの  自動2値化) 前処理してアップ 白黒で濃淡を表すためにハーフトーンの処理 ⇒ UIFlow にアップロードする前に、GIMP を使って処理 ●

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IoTLT vol.70 @オンライン 写真表示の見た目改善(画像処理) 元画像 白黒で濃淡を表すためにハーフトーンの処理 ⇒ UIFlow にアップロードする前に、GIMP を使って処理 調整の余地があるけど、 とりあえず版としては 良い感じ! ●

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IoTLT vol.70 @オンライン GIMP で出力する際の注意点 デフォルトのプログレッシブ出力をベースラインに変更 ⇒ エクスポート時のオプションで設定変更 引用: 「GIMPを使ったJPEGベースラインに 準拠 したJPEGファイルの作成例」より https://os.mbed.com/users/dkato/code/GR-PEACH_Digital_Signage_displa y_shield/wiki/Homepage#gimp-jpeg-jpeg 1) 「エクスポート」をクリックし、エクスポート   ダイアログを表示 2) 「+詳細設定」の「+」部分をクリックして   詳細設定画面を表示 3) 「最適化」と「プログレッシブ」のチェックを   両方とも外す

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終わり!