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豊島区のモデル事業で作成した、事業全体の振り返り資料についてご紹介
します
計画 実行 評価 振り返り
◼ 振り返り資料
今回の事業全体を振り返り、次なる取組へつなげるために、実施した
ことを整理したうえで、成果や課題点について検討する流れとしました。
◼ 各項目の設計背景
①振り返り資料の事前作成
これまでの取組全体を振り返るために、取り組んできた項目一覧で全
体像を把握し、どのような計画を立て、実際にプログラムを行ったかを
整理しました。
②次なる施策の検討
取組結果の共通認識を形成した後に、成果や課題点、今後の取組
を導出するためにディスカッションを行いました。この際、当日の議論を
活性化させることを狙い、事前記入シートを活用し、事前に各々で考
えを整理しました。
最後に、KPTそれぞれをとりまとめ、今回の取組全体を総括しました。
◼ 振り返り結果(KPT)概要
Keep:
• 今回の取組を通じて、丁寧にレクチャーを受ければ問題
なく利用できることがわかり、オンライン会議ツールへの抵
抗感が払拭されました。
Problem:
• 期間が空いてしまうなどして、操作方法を忘れてしまった
場合の対応が課題です。
Try:
• 操作方法を忘れることのないよう、区の職員に加えコミュ
ニティ内でのサポート体制の構築を目指します。
4.1 今回の事業全体の振り返りを実施する
項目 記載内容
概要(サマリ) • テーマ:自宅でも、外出先からでも、どこからでも、参加できるオンラ
イン区政連絡会
• 参加コミュニティ:豊島区区政連絡会委員(町会長)
• リーダー:豊島区町会連合会
• 現状課題:コロナの影響で区政連絡会の対面実施が厳しい場合、
中止になってしまうが、町会長はデジタルに対して苦手意識があり、
会議のオンライン化には否定的。
プログラムの方向性 • 支援対象者:豊島区区政連絡会委員(町会長)
• 抱える課題と解決方針:使用するオンライン会議ツール「Zoom」に
ついて不慣れな対象者もいるため、プログラムでは段階を踏み、体系
的にオンライン会議ツールの活用方法習得を目指す
実施プログラム • 概要(実施日:2月7,9日、3月3,9日/会場:区内2箇所/参加
者数:計17名/リーダー:各回1名/使用機材:ご自身のスマホ、
プロジェクター、Zoomアカウント等)
• プログラム内容:区政連絡会委員(町会長)が自宅から参加す
るオンライン区政連絡会
振り返り 成果が出ていて継続すること(Keep)
• 丁寧なレクチャーを通じて通じてオンラインへの抵抗感が払拭された
• 世のデジタル化の流れもあり、受け入れようという姿勢が見て取れた
解決すべき課題((Problem)
• ネット・PC等環境は対象者によって所有の有無があり、整備が課題
• 会議資料は町会会員に配布するものもあるため、全てを即座にデー
タ化していくことは困難
次に取り組むこと(Try)
• 対象者のネット環境整備状況の整理と、区の対応方針の検討
• 各地区内で積極的な委員の発掘及び体制づくり