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「善意」で「無意識」に お手並拝見しないために ペイトナー株式会社 脇田慎平 2024.5.21 Findy Lunch LT

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新人さんを迎え入れる際、 ちゃんとサポートできていますか?

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「お手並拝見」してませんか?

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「無意識」に 「お手並拝見」してませんか?

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一年前の自分に伝えたい、 「無意識」に「お手並拝見」しないためのお話

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脇田 慎平(わきだ しんぺい) X:@shimpeee_ ●         (2022年5月〜) ● エンジニアリングマネージャー ● RubyKaigi帰りで心はまだ半分沖縄 ● 趣味:読書/ファッション/酒/スパイスカレー 

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前提 ● 組織規模 ○ 全社:社員20数名、業務委託含め 50~60名 ○ エンジニア:社員10名、業務委託含め15名 ● 全社的に統一された見解ではなく、私が個人的に 現場で模索している内容

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● 私とオンボーディング ● お手並拝見とは ● 善意から生まれる無意識のお手並拝見 ● じゃあどうすればいいの ● 実際にやっていること 全体像

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● 採用やるようになって、採用の大変さを知る ● オンボーディング不足が原因で早期離職につなが るなんて、絶対に嫌だ! ● 過去には、早期退職もあった 私とオンボーディング

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ふと目にした「お手並拝見」という言葉

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https://x.com/fuuuuuta21/status/1653015829292937218 https://fujii-yuji.net/2022/12/02/001333

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記事の中身を見る前の自分

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「新人さんにはちゃんと活躍してほしいと思っている し、見定めるようなスタンスは取っていないゾ」

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「新人さんにはちゃんと活躍してほしいと思っている し、見定めるようなスタンスは取っていないゾ」 → 自分には関係ないや〜

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いくつかブログ読んでみた

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● 受け入れ側の行動 ● 結果

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● 受け入れ側の行動 ● 結果

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「やりたいようにやってください」 「自由にやってください」 と、具体的なフォローが少ない

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● 受け入れ側の行動 ● 結果

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“フォロー不足により、その会社の慣習や文化、 意思決定ルートといった明文化されていない 規則がつかめなく、結果として早期退職に つながる” 『中途社員がすぐ転職してしまうのはなぜ? 定着率が低い企業が見直すべきこと』

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私のオンボーディングスタンス

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見定めるようなことはしていない(と思っている)が、 「あなたのスタイルで」「自由に」というスタンスは 取っていた

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もしかして、お手並み拝見になっていた・・・? 「自由に」 「好きなように」

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「あなたのことを優秀だと信じているし、 あなたがやりやすい方法で活躍してほしいから」

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「あなたのことを優秀だと信じているし、 あなたがやりやすい方法で活躍してほしいから」 → 前提にあるのは、善意そのもの

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善意によって、 無意識に生まれたお手並み拝見感

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じゃあどうすればいい?

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“フォロー不足により、その会社の慣習や文化、 意思決定ルートといった明文化されていない 規則がつかめなく、結果として早期退職に つながる” 『中途社員がすぐ転職してしまうのはなぜ? 定着率が低い企業が見直すべきこと』

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“フォロー不足により、その会社の慣習や文化、 意思決定ルートといった明文化されていない 規則がつかめなく、結果として早期退職に つながる” 『中途社員がすぐ転職してしまうのはなぜ? 定着率が低い企業が見直すべきこと』

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文化 = カルチャー

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→ いわゆる、カルチャーフィットってやつ、、!?

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カルチャーを伝え、本気でカルチャーフィット させようとしてた?

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カルチャーってどうやって伝えるの?

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そもそも、カルチャーってなに?

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文化(カルチャー)とは何か 文物(人工物) 標榜されている 価値観 背後に潜む 基本的仮定 目に見える組織構造および手順(解 読が困難) 無意識に当たり前とされている信念、認識 思考および感情 (価値観および行動の源泉) 戦路,目標,普学 (標榜されている根拠) 企業文化(エドガー・H・シャイン) 表層 深層

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文化(カルチャー)とは何か 文物(人工物) 標榜されている 価値観 背後に潜む 基本的仮定 企業文化(エドガー・H・シャイン) 表層 深層 ミッション・ビジョン・ バリュー(行動指針) など 無意識の当たり前・組織の歴史 など 目に見えるもの

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文化(カルチャー)とは何か 文物(人工物) 標榜されている 価値観 背後に潜む 基本的仮定 企業文化(エドガー・H・シャイン) 表層 深層 ミッション・ビジョン・ バリュー(行動指針) など 無意識の当たり前・組織の歴史 など 目に見えるもの

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カルチャーフィット = 歴史的背景を理解し、行動指針を体現できている

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カルチャーフィット = 歴史的背景を理解し、行動指針を体現できている → これを目指す!

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以前までのオンボーディング

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「まずは簡単なタスクで慣れてもらって、 徐々に難易度上げていきましょう」

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「慣れる」ってなんだろう?

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慣れる = 一通り作業がこなせる状態?

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慣れる = 一通り作業がこなせる状態? → 自分でもよく分からず「慣れる」と言ってた

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「オンボーディング」 とは

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オンボーディングの2要素 スキルフィット カルチャーフィット

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「カルチャーフィット」と「スキルフィット」 どっちが大事?

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スキルフィット カルチャーフィット スキルフィット カルチャーフィット パターン① パターン②

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スキルフィット カルチャーフィット スキルフィット カルチャーフィット こっちが いい! パターン① パターン②

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オンボーディングの2要素 スキルフィット カルチャーフィット

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オンボーディングの2要素 スキルフィット カルチャーフィット カルチャーフィットが先!

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オンボーディングの最初のゴール ↓ 「カルチャーフィット」とする!

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実際のオンボーディング ● 前提のスタンス ● Day1〜5 ● Day5以降

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実際のオンボーディング ● 前提のスタンス ● Day1〜5 ● Day5以降

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スタンス① オンボーディングさせる「覚悟」

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過去どれだけハイパフォーマーだった方であっても、 活躍できる環境がなければ活躍できない

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いわゆる「能力」は、個人の もつ資質と環境との相互作用 で決まる → 環境を用意する、適合して もらう https://amzn.asia/d/aNe5M9J

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採用プロセスは、入社までで折り返し オンボーディングが完了して採用プロセスは完了する → マネージャーとしての責任

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スタンス② 雇用形態による違いはない

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正社員も業務委託も「カルチャーフィット」 というゴールは同じ

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評価のしかたは違うかもしれないけど、組織の 一員として求められるマインドセットや行動は 同じ。

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実際のオンボーディング ● 前提のスタンス ● Day1〜5 ● Day5以降

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ポイント = 「歴史的背景を伝える」

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具体例① テックブログで歴史的背景を伝える

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過去2年、年末のQiitaアドベントカレンダーで 1年の総括記事を書いている 2022年 2023年

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今現在のチーム状況が、どういう変化を経て たどり着いたのかだいたい分かる

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今現在のチーム状況が、どういう変化を経て たどり着いたのかだいたい分かる → 「歴史的背景」そのもの!

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具体例② PdMによるプロダクト説明で、歴史的背景を伝える

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PdMがプロダクトを 触りながら、主要な ユーザーストーリー を説明

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「xxの機能の開発P J、  めちゃくちゃ大変なことがあって〜...」 「yyの機能、本当はzzまでやりたかったけど  MVPでは落としてて〜...」

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「xxの機能の開発P J、  めちゃくちゃ大変なことがあって〜...」 「yyの機能、本当はzzまでやりたかったけど  MVPでは落としてて〜...」 → 「歴史的背景」そのもの!

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実際のオンボーディング ● 前提のスタンス ● Day1〜5 ● Day5以降

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1on1にて、「行動指針」ベースでFB

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FBのポイント ● テキストで渡す ● ファクトベース ● 真摯に伝える https://amzn.asia/d/6cNXd3g

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やること(その他)

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日頃から、意思決定のログを残す (= 歴史的背景を後追いできるように)

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https://kakehashi-dev.hatenablog.com/entry/2023/10/16/100000

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まとめ ● 善意で無意識にお手並拝見になりうる ● オンボーディングは「カルチャー」「スキル」 ● まずはカルチャーフィット ● カルチャーは、行動指針と歴史的背景を中心に ● オンボーディングさせる「覚悟」

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We Are Hiring!!! ● バックエンドエンジニア ● テックリード ● エンジニアリングマネージャー 雑談・壁打ち・相談、なんでもOKです。DM待ってます。

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ご清聴ありがとうございました。

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参考資料 ● 企業文化 (エドガー・H・シャイン) ● 急成長を導くマネージャーの型(長村 禎庸) ● 私たちはどう学んでいるか?(鈴木宏昭) ● 5-10 オンボーディングの重要性 #ソフトウェアと経営 (y_matsuさんの noteマガジン)