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社内受託開発 からの脱却 考える人と作る人の壁を 越えるためのアプローチ いっしー@RSGT2025

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自己紹介 石毛 琴恵(いっしー) 所属:人生の休暇中 WEB系エンジニア→SM→EM→アジャイルコーチ furoshiki.fm の茶髪担当 #furoshiki_fm @oturu333

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なぜ社内受託開発を脱却したいか

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なぜ社内受託開発を脱却したいか 良いものを作りたいから!

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なぜ社内受託開発を脱却したいか 良いものを作りたいから! ユーザーの困りごとを解決し、 プロダクトを利用していただく

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なぜ社内受託開発を脱却したいか 良いものを作りたいから! ユーザーの困りごとを解決し、 プロダクトを利用していただく ビジネスにも貢献できる

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本資料における社内受託開発の定義 自社開発において「作る人」がユーザーの困りごとを理解しないま ま、社内の「考える人」から依頼されたものを作っている状態 考える人 作る人 あとはよろしく! オーライ!

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本資料における社内受託開発の定義 自社開発において「作る人」がユーザーの困りごとを理解しないま ま、社内の「考える人」から依頼されたものを作っている状態 考える人 作る人 あとはよろしく! オーライ! 果 て し な く 高 く 見 え る 壁

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社内受託開発で発生する問題 より良いアイデアが 隠れる 作る人の知識による、より良 い(あるいは簡単な)実現方 法があったとしても反映され ない。 機能が大きくなり、 リリースが遅くなる 本来であれば、どんな困りご とを解決したいかでスコープ が決定するが、作るものだけ を見ていると「これもあれも 必要では?」と大きな機能に 成長しがち。 作る人の モチベーション低下 「作る理由が分からない」の に「作ったものが使われない」 状態が続くと、作る人のモチ ベーションが下がる。

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社内受託開発の脱却とは アイデアを出し合う 考える人、作る人で協働する ことで、より良いアイデアを 出し合う。 ゴールを定め スコープを設定する 困りごとをベースにゴールを 設定し、そのゴールを達成す るために最低限必要なものは 何かという視点で、スコープ を設定する 結果、作る人のモチ ベーションが上がる 作る人も作る目的を理解し、 ゴール達成のために何をする べきか考える。リリース結果 を振り返り、次の行動につな げる。モチベーションを高く 維持できる。

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社内受託開発、脱却したい!!

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自社開発において「作る人」がユーザーの困りごとを理解しないま ま、社内の「考える人」から依頼されたものを作っている状態 考える人 作る人 あとはよろしく! オーライ! 脱却する方法を考えた 果 て し な く 高 く 見 え る 壁

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自社開発において「作る人」がユーザーの困りごとを理解しないま ま、社内の「考える人」から依頼されたものを作っている状態 考える人 作る人 あとはよろしく! オーライ! なぜこうなる? 脱却する方法を考えた 果 て し な く 高 く 見 え る 壁

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自社開発において「作る人」がユーザーの困りごとを理解しないま ま、社内の「考える人」から依頼されたものを作っている状態 考える人 作る人 あとはよろしく! オーライ! なぜこうなる? ドキュメント 脱却する方法を考えた 果 て し な く 高 く 見 え る 壁

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考える人 自社開発において「作る人」がユーザーの困りごとを理解しないま ま、社内の「考える人」から依頼されたものを作っている状態 作る人 あとはよろしく! オーライ! なぜこうなる? WHY 解決策 ドキュメント 脱却する方法を考えた 果 て し な く 高 く 見 え る 壁

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WHYの記載はあるが、理解ができない! 理解ができないときのアクションが難しい。 脱却する方法を考えた

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WHYが「ユーザーに良い感じに使ってほしいから」では、実際はなぜ作るか分からない… 自分も、良い感じに使ってほしいとは思っているが。 脱却する方法を考えた WHYの記載はあるが、理解ができない! 理解ができないときのアクションが難しい。

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WHYは、考える人がユーザーの何かしらの困りごとを知っていて、その困りごとから 考える人個人の思考プロセスを経て生み出されたもの。 壁の向こうが見えない中でのWHYへの言及は、職能や個人の思考プロセスの否定にな らないか。どう聴いたら否定と捉えられず、コミュニケーションができるのか。 WHYへの疑問を伝えて期待した返答が返って来なかった場合、たぶん何度も疑問を伝 えるのは、気を使ってしまう。 脱却する方法を考えた WHYの記載はあるが、理解ができない! 理解ができないときのアクションが難しい。 WHYが「ユーザーに良い感じに使ってほしいから」では、実際はなぜ作るか分からない… 自分も、良い感じに使ってほしいとは思っているが。

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考える人を否定せず WHYを考える人と作る人で理解できる 脱却したときの状態 難しい…

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考える人と作る人が、なぜ・何を作るかを 一緒に考える 考える人 作 る 人 一緒に考えれば こんな問題は 起こらないね! 脱却方法 作る人

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そうは思っていても 壁の向こうからドキュメントが到着する 考える人 作る人 あとはよろしく! ちょっと 待って〜! ドキュメント 果 て し な く 高 く 見 え る 壁 WHY 解決策

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WHYから一緒に考えたいけど どうしたら良いのかな…

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月日が流れ、 とあるPJに関わることになった

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とあるPJでのできごと 開発者 PdM デザイナー コーチ

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とあるPJでのできごと PdM デザイナー はじめまして〜 コーチ 開発者

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機能A 機能B とあるPJでのできごと PdM デザイナー 機能ロードマップ コーチ 開発者

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機能A 機能B とあるPJでのできごと PdM デザイナー 機能ロードマップ 開発を依頼 コーチ ドキュメント 開発者

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機能A 機能B とあるPJでのできごと PdM デザイナー 機能ロードマップ ドキュメント 開発を依頼 コーチ WHY UI 表示項目 MUST/WANT 開発者

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機能A 機能B とあるPJでのできごと PdM デザイナー 機能ロードマップ 開発を依頼 コーチ ドキュメント 開発者

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開発者(作る人)が考えたこと この機能を作る目的がドキュメントだけではまだ理解できな い。もっと理解して開発をしたい 作るなら、ユーザーに使ってもらえる機能にしたい 頼まれたものを作るだけではなく、関係者とコミュニケーシ ョンを取りながら開発がしたい

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なぜ開発者(作る人)はそう考えたか 社内受託開発のプロセスで実装した機能がユーザーに使われなか った経験があるから なぜ作るかを理解しないまま作り、その機能が使われなかった。 使われなかったが、どのような問題があったのか分からないままでい る。機能はもっと改善ができたかもしれないが、分からない。 現在のものの作り方にどのような課題があるか、考える人とふりかえ る機会がなかった。 使われなかった機能は、そのままプロダクトに残っていて、保守コス トだけが増えている。

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WHYから一緒に考えるのは、今からはできない。WHYや解決策の大きな変 更も難しそう。 考える人がすでに解決策を大方決めている状況で、WHYや解決策に手を出 す何かをするのはリスクはある。ただ、できれば開発者が考えていること を少しでも改善できるような実験をしてほしい。あわよくば、考える人・ 作る人双方、今のものづくりのあり方(社内受託開発キャッチボール)に 疑問を持ったり、今後のPJに活かせる学びを得てほしい。 リスク:考える人作る人とで関係性が出来ていない状況で、両者間でハ レーションが発生する 私(コーチ)が考えたこと

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まずは開発者(作る人)に試みの提案 やってみたい!とのこと その後、考える人にも、こういうことをやってみたいと相談 ドキュメントにあるものを大きく変えたいのではなく、考える人・ 作る人で1つのチームとして、理解を揃え、安定してPJを進めたい 目的とお伝え 了承をいただいた 私(コーチ)のアクション

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試してみることにした 1 PJチーム全体で、プロダクトゴールを設定する PMが作成したドキュメントのWHYを元に、この機能を作る目的 をチームで言語化 考える人・作る人で機能を作る目的を認識し、そのゴールに向かえているかを 問い続けるため。

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試してみることにした https://www.agile-studio.jp/post/apm-user-story-mapping 2 PJチーム全体で、ユーザーストーリーマッピングを実 施する

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試してみることにした 2 PJチーム全体で、ユーザーストーリーマッピングを実 施する PMが作成したドキュメントを元に、必要なユーザー体験をリスト アップ その他メンバーからのアイデアもリストアップ プロダクトゴールを達成するために必要なMVPを議論の上で設定 期日や工数感だけではなく、考える人・作る人のアイデアと知識を元に、プロ ダクトゴールを念頭においてスコープを設定する。

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試してみることにした 3 PJチーム全体でスプリントレビューを実施する 作る人(開発者)だけでもともとスクラムイベントを実施してい たので、考える人も一緒にやりましょう。まずはスプリントレビ ューからとお誘い 後に、全員でスクラムイベントを実施するように進化した FBサイクルを意識した開発ができるようにする。 考える人も作る人も、プロダクトゴールに向かえているのかを考え続ける。

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社内受託開発で発生する問題 より良いアイデアが 隠れる 作る人の知識による、より良 い(あるいは簡単な)実現方 法があったとしても反映され ない。 機能が大きくなり、 リリースが遅くなる 本来であれば、どんな困りご とを解決したいかでスコープ が決定するが、作るものだけ を見ていると「これもあれも 必要では?」と大きな機能に 成長しがち。 作る人の モチベーション低下 「作る理由が分からない」の に「作ったものが使われない」 状態が続くと、作る人のモチ ベーションが下がる。

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社内受託開発で発生する問題 より良いアイデアが 隠れる 作る人の知識による、より良 い(あるいは簡単な)実現方 法があったとしても反映され ない。 機能が大きくなり、 リリースが遅くなる 作る人の モチベーション低下 「作ったものが使われない」 「作ったものの反応が分から ない」状態が続くと、作る人 のモチベーションが下がるリ スクがある。 今回の試みは 社内受託開発の問題を 解決できる!

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試みてどうだった? 狙いはおおむね達成! プロダクトゴール(目的)を揃えてスタートし、 スコープも適切なものとサイズにした! 想定より早期にユーザーへ価値提供できた! ついでに、リリース後にやりたいことも認識を揃 えながら進められた!

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リリース後、チームの声 なぜやるかを意識して開発を進めることができた FBサイクルを回すため、着手順やバックログアイテムを工夫し て、動くプロダクトを一緒に見ながら開発を進めることができた 最初はやり方に戸惑ったけど、一緒にイベントを重ねるにつれ、 あの人は今これをやっている、あの人はきっと今こんなことを考 えているということが分かるようになった。不安になったらすぐ 話せば良いと思えるようになった。 動くプロダクトを中心に会話をする価値が分かった。 アジャイル、ちょっと分かった! 考える人だけで要件定義に時間をかけるのを改善したい

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なぜやるかを意識して開発を進めることができた FBサイクルを回すため、着手順やバックログアイテムを工夫し て、動くプロダクトを一緒に見ながら開発を進めることができた 最初はやり方に戸惑ったけど、一緒にイベントを重ねるにつれ、 あの人は今これをやっている、あの人はきっと今こんなことを考 えているということが分かるようになった。不安になったらすぐ 話せば良いと思えるようになった。 動くプロダクトを中心に会話をする価値が分かった。 アジャイル、ちょっと分かった! 考える人だけで要件定義に時間をかけるのを改善したい リリース後、チームの声 考える人が、 社内受託開発キャッチボール から脱却したい気持ちを 表明してくれた!

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社内受託開発脱却できた! さらに、根本を改善したい声も聞こえた!

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考える人 作 る 人 一緒に考えれば こんな問題は 起こらないね! かつて想像していた脱却方法 作る人 考える人と作る人が、なぜ・何を作るかを 一緒に考える

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課題を設定する 深く関わる 解決方法の方向性を考える スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 考える人と作る人が、なぜ・何を作るかを一緒に考える 全面的な協働 考える人 作る人 時間軸 かつて想像していた脱却方法

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深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 部分的な協働 考える人 作る人 時間軸 今回の実験で得た脱却方法 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 全員で考えるわけではない。必要なところで協働する。

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深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 全員で考えるわけではない。必要なところで協働する。 部分的な協働 考える人 作る人 時間軸 ユーザーストーリー マッピング プロダクトゴール の設定 今回の実験で得た脱却方法

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帽子をかぶったまま、お互いに固い握手。 部分的な協働 今回の実験で得た脱却方法 考える人 作る人

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社内受託開発脱却のアプローチ 考える人 作る人 社内受託開発は、壁の向こうで考えられたWHY に触れられずにものを作っている状態 壁を取り払い、作る人もWHYを理解する取り組 みから始める WHYを揃えた上で、必要なスコープを考える人 と作る人とで一緒に考える

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今回の実験のその先 今回の実験ではすでにWHYや解決方法の方向性がある程度決 まった(開発依頼ドキュメントがある)状態でスタートして いるので、手戻りが大きいなど改善点がありそう 今回の振り返りで出た話題を元にさらに、今後の開発でどの ような部分的協働のあり方が自分たちにとって良いのかを模 索していくことになる

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全面的な協働ではだめなのか? 全面的な協働もだめではないが、ユーザー理解やドメイン理 解が全員に必要だったり、意思決定権限の在り処をどうする かなど、部分的協働に比べて難易度が高い。 まずは考える人の1人(主にPM)がWHYや解決策の設定をで きるようになり、部分的協働ができるようになり、その先に 全面的な協働を目指すのは、ありかもしれない。 考える人 作 る 人

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社内受託開発 からの脱却 ご清聴ありがとうございました。 完

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開発の途中で チームがプロダクトゴール自体に 違和感を持つ状況になり、スプリントレビューが なぁなぁに。 誰のための何の機能なのかが、濁ったままの リリースとなってしまった。 そして、ユーザーはその機能を使わなかった。 社内受託開発を脱却したけど

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社内受託開発を脱却したけど 良いものを作るためには、 社内受託開発の脱却から、もう少し先がありそう ユーザーの困りごとを解決し、 プロダクトを利用していただく ビジネスにも貢献できる

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社内受託開発の脱却 ⊂ 良いものを作る 良いものを作る 社内受託開発 からの脱却

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もう少し前に進むアプローチ 1 考える人、作る人で信頼のあるチームを作る 2 WHYをシャープにする 3 作る前に「すでに決まっている」ことを減らす

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①信頼関係のあるチーム チーム内の人間が互いに信頼しあうことが欠かせない。 そうでなければ、何かをやりとげることは難しいだろう。 組織パターンJames O.Coplien (著), Neil B.Harrison (著), 和智 右桂 (翻訳) プロジェクトマネジメントのためのパターン言語

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①信頼関係のあるチーム 分からないことを分からないと伝える必要がある。 そのためには信頼関係は必須 チームを組成して最初から成功するのは難しいのは、信頼関 係の欠如により、有益なコラボレーションが生まれないから 信頼関係から、建設的相互作用が生まれる(ボビンの論文) 下向きの批判 新しい提案 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1207/s15516709cog1002_2

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②WHYをシャープにする ドキュメントの「WHY」を深堀りする 今回の実験ではWHYからプロダクトゴールを作ったが、実 はWHYの背景について深堀りができていなかった WHYが事実なのか想像なのかを、作る人から質問して深堀 りする(下向きの批判) 課題は何ですか? うまくいったらユーザーはどうなりますか?

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信頼を基盤とした部分的な協働で、課題理解は深く協働する。 深く、部分的に協働する

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深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 信頼を基盤とした部分的な協働で、課題理解は深く協働する。 考える人 作る人 時間軸 深く、部分的に協働する

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深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 信頼を基盤とした部分的な協働で、課題理解は深く協働する。 そのサイクルを繰り返すことで学びを積み上げ 良いものを作れるようになっていく! 考える人 作る人 時間軸 繰り返すことでうまくなる

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WHYから解決策を考え続けたい。 そうなると、気になるあいつがいる。

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機能A 機能B とあるPJでのできごと PdM デザイナー 機能ロードマップ 開発を依頼 コーチ ドキュメント 開発者

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機能A 機能B とあるPJでのできごと PdM デザイナー 機能ロードマップ 開発を依頼 コーチ ドキュメント 開発者 機能一覧ロードマップで 作るもの(解決策)が事前に決まっている!

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https://note.com/ozyozyo/n/nfb370fadd70c ③事前に決まっていることを減らす ロードマップには機能ではなく 数字(売上や指標)が書いてあると良い

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より良いものを作れる ようになるためのアプローチ

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良いものづくりに向けたアプローチ 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム できごと おこない メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である

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良いものづくりに向けたアプローチ 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である ものづくりあり方や仕事の進め方を変えるためには メンタルモデルを変える必要がある。 できごと おこない

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良いものづくりに向けたアプローチ 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である メンタルモデルを直接変えに行く(ティーチング)のは難しい。 自分で実験することで学びを得ることが大切。 できごと おこない

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社内受託開発脱却のときの変化 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である ここを変えた ここ影響を与えた できごと おこない

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なぜやるかを意識して開発を進めることができた FBサイクルを回すため、着手順やバックログアイテムを工夫し て、動くプロダクトを一緒に見ながら開発を進めることができた 最初はやり方に戸惑ったけど、一緒にイベントを重ねるにつれ、 あの人は今これをやっている、あの人はきっと今こんなことを考 えているということが分かるようになった。不安になったらすぐ 話せば良いと思えるようになった。 動くプロダクトを中心に会話をする価値が分かった。 アジャイル、ちょっと分かった! 考える人だけで要件定義に時間をかけるのを改善したい 分業のメンタルモ デルに影響を与え ている 社内受託開発脱却のときの変化

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社内受託開発脱却のときの変化 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である ここを変えた 「完全な分業ではなく 部分的な協働に価値がある」 と気付いた できごと おこない

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繰り返し学んで、メンタルモデルを変える 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム アウトプット メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である ロードマップで 事前に作るものを 決める必要性はあるのか? WHYをシャープにする実験を続けると 機能一覧ロードマップの必要性が薄れる 「完全な分業ではなく 部分的な協働に価値がある」 と気付いた

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繰り返し学んで、メンタルモデルを変える 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム アウトプット メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である ロードマップを変える実験を続けると またメンタルモデルが変化する。 「事前に具体的な計画をすべて 立てる必要はない」と変わる

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深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 考える人 作る人 時間軸 社内受託開発を脱却したとき 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 考える人 作る人 よろしくねの固い握手!

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深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 考える人 作る人 考える人 作る人 時間軸 より良いものを作れる組織 作る人 それぞれの帽子をかぶりつつ、 同じゴールを共に目指すチームメイト そこにはもう高い壁は存在しない

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社内受託開発を脱却したいともがいていた。 少し小さな実験をした。 より良いものを作れる未来が見えてきた。

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一度の実験でうまくいくことはないでしょう。 でも実験を繰り返すことで 少しずつ前に進んでいきます。 ともに、より良いものづくりへの 険しい道を歩んでいきましょう! 未来への道のり

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We are hiring!

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furoshiki.fm のep.57-63はこの解決編につながる話題が ぎゅっと詰まってるので後で聴いてみてね