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社内受託開発からの脱却〜考える人と作る人の壁を越えるためのアプローチ〜

いっしー
January 08, 2025
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 社内受託開発からの脱却〜考える人と作る人の壁を越えるためのアプローチ〜

いっしー

January 08, 2025
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  1. 社内受託開発で発生する問題 より良いアイデアが 隠れる 作る人の知識による、より良 い(あるいは簡単な)実現方 法があったとしても反映され ない。 機能が大きくなり、 リリースが遅くなる 本来であれば、どんな困りご

    とを解決したいかでスコープ が決定するが、作るものだけ を見ていると「これもあれも 必要では?」と大きな機能に 成長しがち。 作る人の モチベーション低下 「作る理由が分からない」の に「作ったものが使われない」 状態が続くと、作る人のモチ ベーションが下がる。
  2. 社内受託開発の脱却とは アイデアを出し合う 考える人、作る人で協働する ことで、より良いアイデアを 出し合う。 ゴールを定め スコープを設定する 困りごとをベースにゴールを 設定し、そのゴールを達成す るために最低限必要なものは

    何かという視点で、スコープ を設定する 結果、作る人のモチ ベーションが上がる 作る人も作る目的を理解し、 ゴール達成のために何をする べきか考える。リリース結果 を振り返り、次の行動につな げる。モチベーションを高く 維持できる。
  3. 社内受託開発で発生する問題 より良いアイデアが 隠れる 作る人の知識による、より良 い(あるいは簡単な)実現方 法があったとしても反映され ない。 機能が大きくなり、 リリースが遅くなる 本来であれば、どんな困りご

    とを解決したいかでスコープ が決定するが、作るものだけ を見ていると「これもあれも 必要では?」と大きな機能に 成長しがち。 作る人の モチベーション低下 「作る理由が分からない」の に「作ったものが使われない」 状態が続くと、作る人のモチ ベーションが下がる。
  4. 社内受託開発で発生する問題 より良いアイデアが 隠れる 作る人の知識による、より良 い(あるいは簡単な)実現方 法があったとしても反映され ない。 機能が大きくなり、 リリースが遅くなる 作る人の

    モチベーション低下 「作ったものが使われない」 「作ったものの反応が分から ない」状態が続くと、作る人 のモチベーションが下がるリ スクがある。 今回の試みは 社内受託開発の問題を 解決できる!
  5. 深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 部分的な協働 考える人 作る人 時間軸

    今回の実験で得た脱却方法 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 全員で考えるわけではない。必要なところで協働する。
  6. 深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える

    解決方法を 理解する 全員で考えるわけではない。必要なところで協働する。 部分的な協働 考える人 作る人 時間軸 ユーザーストーリー マッピング プロダクトゴール の設定 今回の実験で得た脱却方法
  7. 深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える

    解決方法を 理解する 信頼を基盤とした部分的な協働で、課題理解は深く協働する。 考える人 作る人 時間軸 深く、部分的に協働する
  8. 深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える

    解決方法を 理解する 信頼を基盤とした部分的な協働で、課題理解は深く協働する。 そのサイクルを繰り返すことで学びを積み上げ 良いものを作れるようになっていく! 考える人 作る人 時間軸 繰り返すことでうまくなる
  9. 機能A 機能B とあるPJでのできごと PdM デザイナー 機能ロードマップ 開発を依頼 コーチ ドキュメント 開発者

    機能一覧ロードマップで 作るもの(解決策)が事前に決まっている!
  10. 繰り返し学んで、メンタルモデルを変える 機能一覧ロードマップ ドキュメントによる開発依頼 不透明なバリューストリーム アウトプット メンタルモデル 事前に具体的な計画を立てるのが是 専門家(考える専門家、作る専門家) による分業が効率的である ロードマップで

    事前に作るものを 決める必要性はあるのか? WHYをシャープにする実験を続けると 機能一覧ロードマップの必要性が薄れる 「完全な分業ではなく 部分的な協働に価値がある」 と気付いた
  11. 深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 考える人 作る人 時間軸 社内受託開発を脱却したとき

    課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える 解決方法を 理解する 考える人 作る人 よろしくねの固い握手!
  12. 深く関わる 薄く関わる スコープを設定する スコープを設定する 設計・実装・テスト 方向性の調整 課題を設定する 課題を理解 する 解決方法の方向性を考える

    解決方法を 理解する 考える人 作る人 考える人 作る人 時間軸 より良いものを作れる組織 作る人 それぞれの帽子をかぶりつつ、 同じゴールを共に目指すチームメイト そこにはもう高い壁は存在しない