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グライダースポーツの世界へようこそ! 早稲田大学航空部コーチ 日本グライダークラブ ソアリスト インストラクター 丸山 毅 1

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ようこそ! • 入学おめでとうございます! • グライダースポーツの第一歩へようこそ! 2

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アンケート (1) • 航空部に入部されたきっかけは? 1. 入学前からグライダーというものを知っていた、入学 したら始めようと思っていた A) 親がグライダーをしていた 2. 空を飛んでみたいとは思っていた、たまたま航空部 (グライダー部)に勧誘された 3. なにか新しいことを始めたいと思っていた、たまたま 航空部(グライダー部)に勧誘された 4. とくに考えてなかったが入学後の勧誘にて 4

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アンケート (2) • 航空部に入ってみてどうですか? 1. 楽しい 2. そうでもない 5

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アンケート (3) • もう飛びましたか? 1. 1h 2. 10h 3. 20h以上 4. まだ飛んでない 6

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アンケート (4) • 入部前に競技スポーツをしていましたか? 1. Yes 2. No 7

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丸山 毅 42歳 (2013/06現在) 総飛行時間 2600 時間 クロスカントリー距離 90000 km グライダー競技経験 日本選手権 1996-2003 優勝2回 世界選手権 1999年(34位) 2008年(27位) 2014年 世界選手権日本代表選手 早稲田大学 理工学部 機械工学科 修士卒(1996) 日本オラクル株式会社(外資IT系) エンジニア 早稲田大学 航空部 コーチ 日本グライダークラブ インストラクター ソアリスト インストラクター 10

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自己紹介 学生時代 1年生 2年生春 2年生夏 3年生夏 4年生冬 早稲田大学入学・航空部入部 1stソロ 同期ではかなり遅い方 挫折 同期女子部員より遅い 2ndソロ 同期ではかなり遅い方 挫折 早い同期は銅賞 自家用操縦士取得 関東大会 予選落ち(写真失敗) 挫折 11

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決して上手い人では無かった あなたにもチャンスがあります! 12

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航空部の楽しみって。。? • 仲間との活動、共同生活? • 機体押し(体を使って太陽の下で汗をかく)? • 機体整備、合宿に向けてのミーティング? • 部の仲間と遊びに出かけること? 13

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空を飛ぶこと これこそがグライダーの楽しみ! 14

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グライダーフライトの面白さとは? 空を飛べること(第1段階の楽しさ) 自分で操縦が出来るようになること(第2段階の楽しさ) 今日の話 アクロバット飛行 2013/10/18 クロスカントリー フライト グライダー競技 フライト 第3段階の楽しさ 早くこの楽しみに触れよう! 15 15

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クロスカントリー飛行とは • 上昇気流により高度を獲得(ソアリング)、行っ たことの無い遠くへ行く! • 必要とされる能力 • 操縦能力 • 気象判断力 • 精神力(メンタルタフネス) • 体力 • レベルが上がる -> 様々な気象条件でのXCが 可能 – さらに先を(遠くを)目指したくなる!(目標の上積み) 16

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ソアリングとは? • 見えない上方向への気流を用いて高度を獲得、 距離に変換 • 予測の当たるときが楽しい! サーマル 17

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上昇気流の種類? リッジ 前線 コンバージェンス ウエーブ 18

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学生の頃考えていたこと • クロスカントリーフライトをしたい • 山を飛んでみたい – きれいな景色に興味があった – スキーをやっていたので山に興味があった • 部員数が多く、機体が少なく、クロスカントリーフ ライトできず • 卒業したらクロスカントリーフライトをしよう! 19

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男体山(妻沼北60km) 2700m 卒業4年目で初めて行けました! 20

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関東でのクロスカントリーフライトの例 • 2003/06/21 • 東風convergence + wave 男体山 110km 60km 妻沼滑空場 板倉滑空場 21

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北岳 妻沼西 120km 3000m 22

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2011/5/15 板倉 -北アルプス 300km 北アルプス 板倉滑空場 妻沼滑空場 120km 南アルプス 北岳 今日のセ ミナ会場 23

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目標設定 • 4年間で終わるスポーツではない – その先にグライダースポーツの醍醐味がある – ソロ、自家用ライセンス、全国大会は単なる通過点 – ソアリング、クロスカントリーといった本来の面白さを 究極のゴールに設定(長期目標) – 長期目標を達成するためのサブ目標としての中期目 標、短期目標を段階的に設定 – 実現できることは目標以上にはならない • 最初は曖昧でもいい、高い目標(やりたい と思うこと)を持つことが重要 24

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初期練習生の正しい旋回って? • 40歳 グライダークラブ入会二日目 総発数3発目 26

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スポーツにおける動作と認識の勘違い • スポーツをやっていた人で自分の動作をビデオ に撮ってみたことのある人? • 目で見た情報 ≠ 自分の動き – 本人は見たとおりに動いているつもり – ビデオを見せられると全く異なる動きをしていることに 唖然とする • 人は簡単に見た情報をコピーして動けない • 動きと認識には大きな乖離がある – イメージと動作のギャップ 27

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普通の人が上手くなるには? • イメージを自分の中に作る = 空中感覚を早期に養う – 姿勢の変化がどのように景色の変化に現れるかを意識して飛行 する(視野の広さが必要) – 重力の変化を意識する(自分に対して真下に重力がかかってい る状態か、滑っている状態(横に引っ張られる感じか)) – 練習早期の段階に正しいイメージを作ることが重要。間違ったイ メージが出来てしまうと修正が困難。 • そのためには? – 良いデモを見る。見て、感じる。(善し悪しを考えるのでは無く、事 実を感じる、認識する) – 長時間(1h程度)まとめて飛ぶ – 上手くいったとき、失敗したときの根拠を持つ(理由を理解する) 28

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やるべきこと • 目標設定をする – 長期目標、短期目標 – 一つ一つの練習にも目標設定する • 良いデモを見る、イメージを持つ • スムーズにグライダーが動く操縦を心がける – 操縦に一生懸命にならない – 余裕を持って広く見る – 舵を使いすぎない、滑らかに • 常にグライダーのことを考える – グライダーのことを勉強する(理解のバックグラウンド となる知識がとても大事) 38

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グライダー競技の世界 39

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グライダーの競技フライトについて • 競技内容 – 決められたタスクを上昇気流を使ってはやく回ってくる – 複数日数期間での積算点数で競う • 日本選手権の場合 – タスク 150 ~ 250km – 参加選手 3-4クラス トータル15 – 20 人 – 期間 4-6日程度 – 残念ながら2005年以降開催できていません 40

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グライダー世界選手権とは? • 1937年~ 2年ごと、32回大会(2012年)、次回は2014年 • ヨーロッパとそれ以外で交互開催が多いが基本ヨーロッパ • 開催国 – ドイツ x 6、アメリカx4、フランスx4、ポーランドx3、オーストラリア x3、イタリア x 2、アルゼンチン x 2、NZ x 1、 南アフリカ x 1 • 世界チャンピオン – ドイツ x 18、フランスx 18、ポーランド x 15 、イギリス x 12、アメリ カx5、オーストラリア x 5 – 過去10年ではポーランド x 10, ドイツ x 7, フランス x 5, イギリス x3, 他 • 日本からの参加者 – 1956 年~参加、延べ 39人 最高5位 41

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グライダー世界選手権とは? • 近年はクラス毎に開催地を分けて同年度に2カ所で開催 – フラップ無しクラス(スタンダードクラス、ワールドクラス、クラブ クラス) – フラップクラス(15mクラス, 18mクラス, オープンクラス) • タスク – 250km - 700km 平均速度 100 - 140km/h 3-6h 程度 • 参加者 – 各クラス最大 50名 – 3クラストータル 130機(各クラス40-50機前後) 42

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ジュニア世界選手権 • 概要 – 25歳以下対象の世界大会、2年ごとに開催 – ポーランド レシュノ にて 2013年8月開催 – スタンダードクラス35名、クラブクラス45名 – 女性 4名(ロシア、イタリア、チェコ x 2) – 200 – 500km のタスク – 参加者の経験 • 19~25歳、250h ~ 3000h, 500~100,000km – 参加者平均 • 23歳、683h, 19,000km, グライダーキャリア8年、グライダー競技キャリ ア4年 • 世界の同世代が何をやっているのか、ワールドスタンダード に目を向けよう! 43

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世界選手権タスク フライト経路 強いストリート 弱いストリート 風向、ストリート 南西からシーラス 上空カバー 森のエリアは日射 無くても非常によい 森のエリアは回復 日射弱いが1.5m 南西風 46

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何故私が競技フライトにでるか? • 人と争うのが好き? • 一番になりたい? 違います 1. 目標設定 2. 他者との比較による自分の問題点の明確化、次への練 習課題の明確化 • クロスカントリー能力を高めるための手段 3. 新しい技術、トレンドの吸収 • 自分の殻からのブレークスルー • 勝負の相手は自分自身(インナーゲーム) – 人と競っているうちは上達につながりません 47

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将来のために学生の内にやっておくべきこ と 1. 一人でグライダーをハンドリングできる能力 – 分解組立点検、トレーラーの扱い、整備 • 団体活動なのでxx係に任せきり、ではダメ – 「航空部」は団体スポーツ、その前提となるグライダー は本質的には個人スポーツです 2. 毎日の気象変化の観察 – 「天気図」と「空を眺める」ことの有機的な結合 3. グライダー能力の強化 – グライダーに最適化された人生設計(含む安定した生 活基盤、資金、英語) – 人に流されない、人生すべてをコントロールする 4. 良きメンター(指導者、理解者)を得る 48

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良きメンターを得る Mitsuru Marui Yoshiyuki Kawashima Yuji Higuchi Toru Ikeda 49

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知識の吸収 • • • • • • • 風を聴け クロスカントリーソアリン グ サーマルフライング インナーゲーム TP JSA インフォメーション Sailplane & Gliding 50

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ソアリスト とは? 日本が世界の様々なグライディングステージで台頭していくには、新しい視 点を持った、実行力を備えたユースパイロットを育てていくことが必要不可欠 です。 一方で、個々のユースパイロットは「想い」は持っていても具体的に何をして いいかわからず、グライダーの本当のおもしろさにも触れないまま空の世界 から離れていってしまうのが現状です。 ”Soarist”は、学閥や所属の枠を超えて個々のユースパイロットが持つ ”夢” を応援し、シニアパイロットのサポートの下、仲間とともに”夢”の実現に奔走 するグライダーチームを目指します。 「ココロザシ」を紡ぐことで世代間の 「想い」を継承し、日本滑空界の次世代を 担う人たちが、楽しみながら、それぞれに目標をもって活動できるよう、応援 したいと思います。 • http://www7b.biglobe.ne.jp/~soarist/index.html – Google “soarist” 51

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2014 年 3度目の世界へ 52

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2014年 世界選手権開催地 レシュノ • ポーランド国 • 過去3回世界選手権開催(1958,1968,2003) 2008年開催地 リュッセ 2014年開催地 レシュノ市 53

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フェイスブックページ https://www.facebook.com/TeamMaru ブログ http://maru-wgc.blogspot.jp/ 54

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はやく上達しよう、そのための目標を持って練習をしよう グライダーの楽しみにはやく触れよう ENJOY ! 55