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©2022 RAKUS Co., Ltd. PMMやプロダクト関係者と 協働するために役割を整理した話 株式会社ラクス 小林英夫

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小林英夫(こばやしひでお) 株式会社ラクス  配配メール  プロダクトマネージャー ●好きなもの  ・ディズニー  ・飛行機  ・旅行(南の島・台湾) ●最近のマイブーム  ・大福(パグ)の成長を見守る

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PdMスタート時にやっていたこと

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事業部長と相談しながら大枠の方針を決め、機能開発を進めるため に必要なことをステークホルダーと随時相談しながら進めていた ● 製品全体で実現する方針・機能の検討 ● リリーススケジュール ● 要求されている機能の背景 ● 機能の要件検討やデザイナーチームとの相談 ロケーションの離れた事業部門側とのやりとりや 開発部内での連携など多岐にわたった調整を行っていた

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2021年度:PMM/PdM体制スタート

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スタート時の進め方 【PMM】 ● 事業部門側の取りまとめ的な形でスタート 【PdM】 ● ロードマップの検討など、開発が発生するものをPMMと相談しながら決定 ● バージョンで実現する方針をPMMと相談しながら決定 ● バージョン方針を開発担当者・デザイナーに引き継ぎし、実現方針を一緒に検討

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でてきた課題 ● PdMとして求められている事に集中できず、仕事が進まない ● 関係者もどのレベルまでをPdMに相談するべきかがわからない ※事業部門・開発部内から色々な課題が一旦PdMに相談される状況になっていた

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事業部長と相談して整理した役割 ● PMM:事業成長のために”何が売れるか”を考え『どう売るか』に責任を持つ ● PdM:課題解決のために”何を作るか”を考え『価値の提供』に責任を持つ ※参考 https://logmi.jp/tech/articles/324429

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担当する領域を業務単位で明確化 工程 担当(責任) 実施内容 製品ロードマップ PMM 事業部門側で検討 開発リストの精査 PdM プロダクトに関わる各部署から課題を吸い上げ たり、バージョンで実現する方針を含めた開発リ ストを作成 リリース機能のFix PdM 開発リストと各バージョンでかけられる開発リ ソースからリリースする機能を整理し、事業側に レビュー 実現機能の要求 PdM 課題・顧客の痛みを明確化し、事業側にレ ビュー 実現機能の要件 開発者 デザイナー 要求をもとにどう実現するかを検討し、 PdM・事 業側がレビュー