プロダクトと広告部署を繋ぐ「広告なんでもチーム」の結成と挑戦
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sourmilk
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pixiv Inc. プロダクトと 広告部署を繋ぐ 「広告なんでもチーム」の 結成と挑戦 @myonsawa
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Profile myonsawa 広告なんでもチーム マネージャー 兼 エンジニア 2017年新卒(7年目) ほぼずっと広告のエンジニア エンジニアギルド 新卒支援チーム リーダー MEETUP keynote ディレクション担当
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話さないこと ● チーム運用 ○ スクラムをやめてデイリーMTGで密に連携 ■ 小さなチームになったため ■ 他部署連携が多く、コミットメントが作りづらい ● マネージャー業務 ○ メンター業務とスクラムマスターの経験が活きた
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(架空の) 例
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pixiv マンガチーム 「スマホWebの 検索結果ページの 表示件数を増やしたい。 広告枠どうしよう?」
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before 3x5 ※画像は イメージです after 3x3x2
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※画像は イメージです 広告枠を追加し 作品数あたりの広 告収益が 変わらないように 調整 before 3x5 after 3x3x2
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問題が2つ
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そもそも 「これやると広告収益に 影響するのでは?」 という発想になれないと終わる
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草の根的に 「こういう時は 広告相談してね!」と 訴えてきた
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窓口わからん問題
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Q. どこに相談すればいいでしょう?
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Q. どこで相談すればいいでしょう?
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A. 慣習的に プロマネ部が 窓口になってきた けど知らないと相談できない
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No content
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pixivの広告は 主に3種類
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純広告 ネットワーク広告 pixiv Ads + エンジニアが所属
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施策の多くは ネットワーク広告に 関連するため プロマネ部が窓口に
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① 広告枠の相談したい!
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② 話聞くよ
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③ 必要なら エンジニア相談
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④ エンジニア同士で やりとり
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窓口も相談タイミングも よくわからん…… 仕組みで解決したい
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解決策その1 Slackチャンネルの作成
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解決策その2 チームの新設
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2023年1月 3チームに分割
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広告なんでもチーム ※正式名称です
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英名 Special Advertising Team ※正式名称です
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英名 Special Advertising Team ※正式名称です そうはならんやろ
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「なんでも」の心は? ● 領域を限定しない ○ 純広告, ネットワーク広告, pixiv Ads を横断 ○ 売上のみならず、リスク管理やユーザー体験向上、 今思いついていないようなことも考える余地を残す ● 「広告開発のことはここに聞けば良い」と分かりやすい ● キャッチーで覚えてもらいやすい、会話のきっかけに
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結果
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窓口が一本化された ● タスクの拾い漏れが減った ○ Slackで「広告」キーワードで通知を飛ばさなくてOK ● みんな困ったら #pj-pixiv-広告がんばろう に 書き込んでくれる
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部署横断タスクに リソースを割きやすくなった ● 「専用の部署がある」大義名分は大事 ● コンテンツに後から広告を挟み込むのではなく、 最初から広告とプロダクトをセットの体験として デザインする機運が高まっている
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長期施策や技術的負債の返済も 進めやすくなった ● 最初の1.5ヶ月で約0.5人月を、今まで取り組めなかった技 術的負債の解消などに投下できた ● 専属のフロントエンドエンジニアが不在だが、広告関連の コードリーディングを進め、オーナーシップを持ちつつある。 広告フロントエンドのSDK化構想も進行中
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まとめ ● 広告開発のことをどこに聞いたらいいかわからなかった ● 「広告なんでもチーム」を作って一本化した ● より「スムーズに、活発に、緊密に」議論と施策進行ができる ようになった ● 今まで手がつけづらかった長期施策、技術的負債の解消の 動きができている