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©NAVITIME JAPAN 大事なことにフォーカスしよう Measure What Matters 株式会社ナビタイムジャパン 開発部部長 兼 ACTS(研究開発)ルートグループ責任者 小田中 育生

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©NAVITIME JAPAN Agenda • どんな本なの? • OKRとCFR • ケーススタディ

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©NAVITIME JAPAN どんな本なの?

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©NAVITIME JAPAN 目指すべき目標と、その達成状況を 示す主要な結果であるOKRと OKRを組織の隅々にまで浸透させる ためのCFRを軸に展開 それぞれの項目で ケーススタディが豊富に紹介 読み終わることには OKRやりたくなっている

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©NAVITIME JAPAN OKRとCFR

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©NAVITIME JAPAN OKR Objective (目標) Key Results(主要な結果)

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©NAVITIME JAPAN OKRの威力 1. 優先事項にフォーカスし、コミットする 2. アラインメントと連携がチームワークを生む 3. 進捗をトラッキングし、責任を明確にする 4. 驚異的成果に向けてストレッチする

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©NAVITIME JAPAN OKRの一例(架空のアメフトチームの場合) O: オーナーのために利益を稼ぐ KR: スーパーボウルで優勝 本拠地での試合の座席販売率90%以上

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©NAVITIME JAPAN OKRは連動する O: オーナーのために利益を稼ぐ KR: スーパーボウルで優勝 本拠地での試合の座席販売率90%以上 O: スーパーボウルで優勝 KR: 1試合あたりパス攻撃の合計が300ヤード以上 1試合あたり17ポイント以下しか得点を与えない O: 本拠地での試合の座席販売率90%以上 KR: チームのブランディングを改善する メディアへの露出を増やす

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©NAVITIME JAPAN よいOKR O: オーナーのために利益を稼ぐ KR: スーパーボウルで優勝 本拠地での試合の座席販売率90%以上 O: スーパーボウルで優勝 KR: 1試合あたりパス攻撃の合計が300ヤード以上 1試合あたり17ポイント以下しか得点を与えない O: 本拠地での試合の座席販売率90%以上 KR: チームのブランディングを改善する メディアへの露出を増やす 測定可能で具体的

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©NAVITIME JAPAN 悪いOKR O: オーナーのために利益を稼ぐ KR: スーパーボウルで優勝 本拠地での試合の座席販売率90%以上 O: スーパーボウルで優勝 KR: 1試合あたりパス攻撃の合計が300ヤード以上 1試合あたり17ポイント以下しか得点を与えない O: 本拠地での試合の座席販売率90%以上 KR: チームのブランディングを改善する メディアへの露出を増やす 測定不可能で曖昧 モチベーションが 上がらない目標

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©NAVITIME JAPAN CFR Conversation (対話) Feedback (フィードバック) Recognition (承認)

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©NAVITIME JAPAN なぜCFRか 高頻度な対話で重要な問いと向き合い 具体的なフィードバックで 客観的な視点から改善のヒントをもらい ! 成果を承認されることで エンゲージメントが高まる ♡

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©NAVITIME JAPAN OKRとCFR O: xxx KR: yyy チームのOKR O: xxx KR: yyy O: xxx KR: yyy O: xxx KR: yyy メンバーのOKR

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©NAVITIME JAPAN OKRとCFR O: xxx KR: yyy チームのOKR O: xxx KR: yyy O: xxx KR: yyy O: xxx KR: yyy メンバーのOKR 対話ベースで 高頻度に アラインメント

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©NAVITIME JAPAN ケーススタディ

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©NAVITIME JAPAN グーグルクローム 2008年, ロールアウトの年

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©NAVITIME JAPAN グーグルクローム O: ウェブアプリケーションのための、 次世代のクライアント・プラットフォームを開発する KR: クロームの7日間のアクティブユーザー数を2,000万人 にする

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©NAVITIME JAPAN クロームの7日間のアクティブユーザー数を2,000万人にする JavaScriptを10倍高速化する Key Results

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©NAVITIME JAPAN クロームの7日間のアクティブユーザー数を2,000万人にする JavaScriptを10倍高速化する Key Results JavaScriptを20倍高速化した Actual Results

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©NAVITIME JAPAN クロームはどうなった? 1. 2008年の時点では未達 2. 2009年には5,000万人に設定、これも未達 3. 2010年には1億1,100万人に設定、達成

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©NAVITIME JAPAN なぜうまくいったのか 1. 「アクティブユーザー」という最上位の目標 と下部の目標が連携していた 2. 野心的な目標が測定可能で手の届くものにブ レイクダウンされた 3. 未達となったときに、達成に向けて足りない 部分を徹底的に分析した

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©NAVITIME JAPAN まとめ

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©NAVITIME JAPAN • 最近よく聞く”OKR”の効果的な活用方法をケーススタ ディを通して学ぶことができる • “OKR”を組織に浸透させるための”CFR”についても知る ことができる おまけ • 巻末の付録でGoogleがどう活用しているのか詳細に説 明されていてこれがとても良い

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©NAVITIME JAPAN THANKS!!