Slide 1

Slide 1 text

事業会社で働くエンジニアに向けた要 件定義Tips
 2023年11月14日


Slide 2

Slide 2 text

自己紹介 エムスリーキャリア株式会社 IT推進部 BDEグループ マネージャー 近藤 敦慎 (こんどうあつのり) 経歴 関西学院大学 → 大和総研  通信キャリア向けシステムコンサルタント、        プロジェクトマネージャー → インデックス(iXITに社名変更)プロジェクトマネージャー、VPoE、                 執行役員(技術系)    スポーツ競技団体向けCRM、ソーシャルゲーム、    アクティビティスポーツ予約ポータル、地方創生/インバウンド事業等 → 現職   医師、薬剤師の方向けの採用支援領域でのプロジェクトマネージャー スキル Ruby on Rails / Vue.js / AWS / Salesforce / GA4 / Redash X(Twitter)@atkondo

Slide 3

Slide 3 text

エムスリーキャリアについて 医療の人・組織の課題を解決するサービスを展開 設立 2009年12月(創業11期目)  従業員数 649名(2022年9月30日時点、正社員、契約社員数合計) 
 売上高140.8億円(2021年3月期)    男女比 約2:3  平均年齢 32.5歳 


Slide 4

Slide 4 text

目次 1. はじめに 2. 事業会社におけるエンジニアの要件定義とは? 3. 要件定義のアウトプット 4. Tips a. エンジニアとしてのバリューを出すことを意識する b. エンジニアとしての代替案を出す c. 未来を見据えたアーキテクチャを検討する 5. 最後に

Slide 5

Slide 5 text

はじめに①事業  ・採用支援事業   ┗新規開発したSaaSによる支援 ・病院経営支援事業   ┗医療機関の経営収支改善、レセプト分析等 ・医師人材事業 ・薬剤師人材事業 ・健康経営事業  ┗産業医とともに企業の健康経営をサポート

Slide 6

Slide 6 text

はじめに②エンジニア組織/担当システム エンジニア部門
 ・エンジニア組織 約50名のエンジニアが在籍。概ね全てのシステムを内製 
  
 ToC系サイト ToB系サイト SFA/CRM
 医療従事者向け求人サイト 、口コミサイト、情報サイトなど 計18以上のサービス 医療機関向けの採用管理 ツール(スカウト送信、マー ケットデータ分析等) SFAをSalesforceで構築。SFA を中心にAI、MAツール、 LINE、DWH、BIツール等と連 携

Slide 7

Slide 7 text

事業会社におけるエンジニアの要件定義とは? 担当
 ・ビジネス部門: 事業担当者
 ・マーケティング部門: IA(InformationArchitect)、PdM(Product Manager)
 ・エンジニア部門: PdM(Product Manager)、BDE(BusinessDevelopmentEngineer)
 開発案件起案 開発会議 ビジネスサイドだけでなく、エンジニアも積極的に開発案件を起案 課題を掘り下げ、工数を見積もり、投資対効果を算出して開発優先順位 を決定 要件定義・仕様検討 ビジネスサイドと協力して要件や仕様を決定
 大きな案件は、QAが要件定義・仕様検討時点から関与し、要件・仕様不 具合を防ぐ 要件定義に向けての仕事の進め方としては以下のような流れです。

Slide 8

Slide 8 text

要件定義のアウトプット 
 このフェーズでは次のような内容、形式でアウトプットでまとめられることが多いです。
 ● ビジネス部門 事業計画書、施策 : 目的、概要、事業目標、サービス・業務フロー 等        
 ● マーケティング部門 画面指示書(IA書)  : 目的、ROI、画面の変更箇所 等
 
 ● エンジニア部門
 - 要件定義書 : 
   - 基本情報  : 前提情報、条件等
   - 依頼内容:上記事業計画書、施策 、画面指示書(IA書)について
   - 対応方針: 対応範囲、箇所、対応内容
   - インターフェース: 外部サービスとのインタースがある場合に記載
   - 効果測定方針: 目標値、測定方法 等
   - 概算見積り: 要件定義〜設計・実装・テスト〜QA・リリース 
   - スケジュール: 着手〜ビジネス/マーケティング部門での確認〜サービスイン
   - 検討事項 : 
   ※ツール:SpreadSheet/Strap、Confluence、Figma


Slide 9

Slide 9 text

Tips①
 エンジニアとしてのバリューを出すことを意識する ● 事業/施策での目的をどう理解するかによって、システム化の範囲、アーキテクチャを含めた
 対応方針を決めて行く
  サービスのロードマップ、週次、月次での事業KPIチェック、社内留学
 ● バリューを出す
 ・実現手段、概算工数/工期の算出
 ・技術検証(データ分析、機械学習、ChatGPT)
 
 


Slide 10

Slide 10 text

Tips②
 ● システム投資対効果をにらんで、ビジネス検証を行うことが大半であり、スモールスタートを目指すこと が多い
   簡易実装で先に検証を行うこともある。本格的対応はその仕組みを捨てて構築。判断は
 エンジニアで行い、関係者間で合意形成しながら進めて行く
 
 ● システム費用対効果が見えにくい場所については、外部ツールの選択、代替案を出す
 ・Googleフォームなど既存ツールでのサービス開始
 ・NoCodeツールなどの簡易ツールでのシステム提供
   ・システムを完全に完成させた上での提供以前に、手集計での情報提供
 
  エンジニアとしての代替案を出す

Slide 11

Slide 11 text

Tips③ 
 ● 事業・組織・会社が長期間に渡って、成長・変化して行くことを踏まえて、システムアーキテクチャーを検 討しておく
 
 ・医療従者向けのtoC領域システム、医療機関向けtoB領域のシステム: 
  Vue.js+RubyOnRailsを基本形事業・サービス毎にWebアプリケーションシステムを展開
 ・キャリアコンサルタント・営業向けのSFA/CRM
  Salesforceを中心に、MAツール、マーケティングツールを組み合わせて対応
 → 共通機能ライブラリ化、DevOpsツール統一、データ共通基盤構築
  未来を見据えたアーキテクチャーを検討する

Slide 12

Slide 12 text

最後に
 ご清聴ありがとうございました!
 https://open.talentio.com/1/c/m3career/requisitions/1742