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バックエンド志望だった新卒が SREになるまで 新宮 隆太 / GMO PEPABO inc. 2022.04.26 Pepabo Tech Talk 入社一年以内のメンバーが語る、ペパボのSREチームの取り組み 1

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2 自己紹介 技術部 プラットフォームグループ 2021年 新卒入社 新宮 隆太 Shingu Ryuta あだ名: ほみるん 21年8月末に配属され、SREとしてカラーミーショップに 携わる。社内ではサーバーを担ぐ奴として認知され始め る。 Twitter : @h0mirun_deux GitHub: @homirun

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3 アジェンダ 1. 学生時代 2. SREとの出会い 3. SREとしての初タスク 4. まとめ

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1. 学生時代 4

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学生時代 5 • Web・モバイルフロントからバックエンド、自宅サーバーまで • 作りたいものベースで勉強していた とりあえず何でもやる(入門レベル) 良く言えば薄く広く、悪く言えば全てが中途半端

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学生時代 6 特になにかの技術に尖っているわけではない あ なにかを作ったりするのが好き コード書いて面白い・便利な機能を実装して世の中をいい感じにしたい バックエンドエンジニアになろう なんのエンジニアになろうかな

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学生時代 7 研究とインフラエンジニア 大学でクラウド・分散システムの研究室に配属 • 今まであまり触れてこなかった分野の研究室に行きたかった • 触れていた 分散システムのネットワーク分断障害耐性についてを 1年半かけて研究 • 高可用性なシステムを作る技術に感動した 研究の中で行った実験の図 インフラエンジニアになりたい!!!!

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2. SREとの出会い 8

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SREとの出会い 9 • 配属されるまで大枠でしか職種を理解していなかった。 • バックエンド・フロントエンド・モバイルみたいな • インフラエンジニアと何が違うの? • 配属希望面談ではtoCな事業でコードを書きつつインフラがやりたい という話をした • 今までのバックエンドの知識と研究分野の両方を活かしたい            SREを行うプラットフォームグループに配属となった 実はSREというものをよく知らなかった

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SREとの出会い 10 • 自分のSREに対する理解が浅い • サイトの信頼性....? • 職務範囲が広すぎる • サイトの信頼性に関わるもの全て • インフラ、SLI/SLO、運用タスクの自動化、可用性の担保など • どこから勉強すれば ..... SREに対する不安

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3. SREとしての初タスク 11

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SREとしての初タスク 12 様々なデータの可視化を行う事ができる Redashというツールを採用している。 今まで • VMマシン上で完結 • Docker上にRedashのアプリケーション • RedashWorkerがよくハングする • 手動で再起動していた RedashのKubernetes移設

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SREとしての初タスク 13 様々なデータの可視化を行う事ができる Redashというツールを採用している。 Kubernetesへ移行 • 初めてのKubernetes • Kubernetesの実践的な知識を手に入れる事ができた • チームの方々に質問しまくりながら完遂 • オートヒーリングのおかげでWorkerの手動再起動が減った • toilの削減ができた RedashのKubernetes移設

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4. まとめ 14

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まとめ 15 • 自分のSREに対する理解が浅い • サイトの信頼性....? • いろんな会社のSREチームの取り組みを調べまくる • チームのSRE本の読書会に参加 SREに対する不安

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まとめ 16 • 職務範囲が広すぎる • インフラ、SLI/SLO、運用タスクの自動化、可用性の担保などなど • どこから勉強すれば ..... • わからなかったことベースで勉強 していくのが良さそうだった(個人差はある) • わからないとSlackで声を上げると色んな所から人が飛んでくる SREに対する不安

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まとめ • やりたかったこと全てができている • クラウド・インフラに触りつつ、toil削減のためにコードも書ける • チームに限らず社内の方々がワイワイ教えてくれるので 不安も無くなった • 自分の入れた変更で改善されると嬉しい楽しいなので最高 17 ペパボのSREになってみて

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18 Thank You! ご清聴ありがとうございました!