Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
バックエンド志望だった新卒がSREになるまで
Search
homirun
April 26, 2022
Technology
0
2.4k
バックエンド志望だった新卒がSREになるまで
2022.04.26 Pepabo Tech Talk
入社一年以内のメンバーが語る、ペパボのSREチームの取り組み
homirun
April 26, 2022
Tweet
Share
More Decks by homirun
See All by homirun
tusで受けて、SFTPで流す: ファイル転送を支える構成と実装
homirun
0
200
プライベートクラウドで動くKubernetesクラスタの運用とこれから
homirun
0
190
事業を横断したSRE組織の課題解決を加速する取り組み
homirun
0
1.3k
カラーミーショップの改善におけるSRE活動について
homirun
0
1.5k
謎の拡張子.ipynb_てうLT1
homirun
0
210
Other Decks in Technology
See All in Technology
Playwrightで始めるUI自動テスト入門
devops_vtj
0
220
AWS IAM Identity Centerによる権限設定をグラフ構造で可視化+グラフRAGへの挑戦
ykimi
2
470
GTC 2025 : 가속되고 있는 미래
inureyes
PRO
0
160
QAEが生成AIと越える、ソフトウェア開発の境界線
rinchsan
0
850
コード1ミリもわからないけど Claude CodeでFigjamプラグインを作った話
abokadotyann
1
120
【AWS reInvent 2025 関西組 事前勉強会】re:Inventの“感動と興奮”を思い出してモチベ爆上げしたいです
ttelltte
0
100
個人開発からエンプラまで。AIコードレビューで開発を楽しもう
moongift
PRO
0
260
Oracle Cloud Infrastructure:2025年10月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
0
130
從裝潢設計圖到 Home Assistant:打造智慧家庭的實戰與踩坑筆記
kewang
0
140
re:Inventに行きたい いつか行きたい 行けるようにできることは?
yama3133
0
110
今から間に合う re:Invent 準備グッズと現地の地図、その他ラスベガスを周る際の Tips/reinvent-preparation-guide
emiki
1
330
Databricks Free Editionで始めるMLflow
taka_aki
0
830
Featured
See All Featured
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
38
2.9k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.5k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
10
920
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
56
14k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.6k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.1k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
22k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
80
6k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
280
24k
Navigating Team Friction
lara
190
15k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Transcript
バックエンド志望だった新卒が SREになるまで 新宮 隆太 / GMO PEPABO inc. 2022.04.26 Pepabo
Tech Talk 入社一年以内のメンバーが語る、ペパボのSREチームの取り組み 1
2 自己紹介 技術部 プラットフォームグループ 2021年 新卒入社 新宮 隆太 Shingu Ryuta あだ名:
ほみるん 21年8月末に配属され、SREとしてカラーミーショップに 携わる。社内ではサーバーを担ぐ奴として認知され始め る。 Twitter : @h0mirun_deux GitHub: @homirun
3 アジェンダ 1. 学生時代 2. SREとの出会い 3. SREとしての初タスク 4. まとめ
1. 学生時代 4
学生時代 5 • Web・モバイルフロントからバックエンド、自宅サーバーまで • 作りたいものベースで勉強していた とりあえず何でもやる(入門レベル) 良く言えば薄く広く、悪く言えば全てが中途半端
学生時代 6 特になにかの技術に尖っているわけではない あ なにかを作ったりするのが好き コード書いて面白い・便利な機能を実装して世の中をいい感じにしたい バックエンドエンジニアになろう なんのエンジニアになろうかな
学生時代 7 研究とインフラエンジニア 大学でクラウド・分散システムの研究室に配属 • 今まであまり触れてこなかった分野の研究室に行きたかった • 触れていた 分散システムのネットワーク分断障害耐性についてを 1年半かけて研究
• 高可用性なシステムを作る技術に感動した 研究の中で行った実験の図 インフラエンジニアになりたい!!!!
2. SREとの出会い 8
SREとの出会い 9 • 配属されるまで大枠でしか職種を理解していなかった。 • バックエンド・フロントエンド・モバイルみたいな • インフラエンジニアと何が違うの? • 配属希望面談ではtoCな事業でコードを書きつつインフラがやりたい
という話をした • 今までのバックエンドの知識と研究分野の両方を活かしたい SREを行うプラットフォームグループに配属となった 実はSREというものをよく知らなかった
SREとの出会い 10 • 自分のSREに対する理解が浅い • サイトの信頼性....? • 職務範囲が広すぎる • サイトの信頼性に関わるもの全て
• インフラ、SLI/SLO、運用タスクの自動化、可用性の担保など • どこから勉強すれば ..... SREに対する不安
3. SREとしての初タスク 11
SREとしての初タスク 12 様々なデータの可視化を行う事ができる Redashというツールを採用している。 今まで • VMマシン上で完結 • Docker上にRedashのアプリケーション •
RedashWorkerがよくハングする • 手動で再起動していた RedashのKubernetes移設
SREとしての初タスク 13 様々なデータの可視化を行う事ができる Redashというツールを採用している。 Kubernetesへ移行 • 初めてのKubernetes • Kubernetesの実践的な知識を手に入れる事ができた •
チームの方々に質問しまくりながら完遂 • オートヒーリングのおかげでWorkerの手動再起動が減った • toilの削減ができた RedashのKubernetes移設
4. まとめ 14
まとめ 15 • 自分のSREに対する理解が浅い • サイトの信頼性....? • いろんな会社のSREチームの取り組みを調べまくる • チームのSRE本の読書会に参加
SREに対する不安
まとめ 16 • 職務範囲が広すぎる • インフラ、SLI/SLO、運用タスクの自動化、可用性の担保などなど • どこから勉強すれば ..... •
わからなかったことベースで勉強 していくのが良さそうだった(個人差はある) • わからないとSlackで声を上げると色んな所から人が飛んでくる SREに対する不安
まとめ • やりたかったこと全てができている • クラウド・インフラに触りつつ、toil削減のためにコードも書ける • チームに限らず社内の方々がワイワイ教えてくれるので 不安も無くなった • 自分の入れた変更で改善されると嬉しい楽しいなので最高
17 ペパボのSREになってみて
18 Thank You! ご清聴ありがとうございました!