Slide 1

Slide 1 text

Autify運用自走化の3steps, Unfreeze-Change-Refreeze! 株式会社リンクアンドモチベーション SREユニット QAエンジニア 小島直毅

Slide 2

Slide 2 text

早速ですが、 みなさんはどんな運用体制を考えていますか?

Slide 3

Slide 3 text

みなさんはどんな運用体制を考えていますか? ① 自分の工数で 運用する ③ 各開発チームに 自走してもらう ② QAチームで 協力して運用する

Slide 4

Slide 4 text

みなさんはどんな運用体制を考えていますか? ① 自分の工数で 運用する ③ 各開発チームに 自走してもらう ② QAチームで 協力して運用する

Slide 5

Slide 5 text

小島 直毅 Naoki Kojima 所属・活動: SREユニット QAエンジニア QAファンネルなど 趣味: Autify歴: ちょうど1年

Slide 6

Slide 6 text

BtoB HRtech SaaS 組織改善のための エンゲージメントサーベイ

Slide 7

Slide 7 text

アジェンダ 運用体制 浸透策

Slide 8

Slide 8 text

組織体制 MC 3チーム CC 1チーム 新規 2チーム Platform 2チーム SRE 2チーム

Slide 9

Slide 9 text

組織体制 MC 3チーム CC 1チーム 新規 2チーム Platform 2チーム SRE 2チーム 私 極力、手を動かさない

Slide 10

Slide 10 text

Autifyの活用状況 毎日テスト実行 約3000シナリオ/月 11テストプラン/日 64シナリオ/日 開発チーム主導で運用

Slide 11

Slide 11 text

Autify実行環境の構成図 最近はplatformと結合 最近はAPIで データ作成・リセット

Slide 12

Slide 12 text

参考: Autify実行タイムライン 前日 次の日にリリースしたいPRをブランチに取り込んでおく 8:00 テスト環境起動 & デプロイ 9:00 Autifyテストプラン日次実行 9:50ごろ Autify担当がテスト結果確認 => 落ちてたらざっくり理由をつかむ 10:00 朝会でAutifyの落ちているところ共有 リリースに影響がある場合は調査・修正をアサイン 17:00 リリース(朝と差分があればmainブランチマージ前にAutifyを回す)

Slide 13

Slide 13 text

アジェンダ 運用体制 浸透策

Slide 14

Slide 14 text

Autify運用自走化の3steps, unfreeze-change-refreeze! 本題!

Slide 15

Slide 15 text

Message: チームを巻き込むには、 「Autify使ってね!」の前後が大事!

Slide 16

Slide 16 text

おさらい ① 自分の工数で 運用する ③ 各開発チームに 自走してもらう ② QAチームで 協力して運用する 困難!!(だが必要)

Slide 17

Slide 17 text

おさらい ① 自分の工数で 運用する ③ 各開発チームに 自走してもらう ② QAチームで 協力して運用する 困難!!(だが必要) Autifyをスケールさせるため、 自分の手を動かすのは避けたい

Slide 18

Slide 18 text

組織変革の3 stepsを参考にしています Unfreeze (解凍) Refreeze (再凍結) Change (変化)

Slide 19

Slide 19 text

組織変革の3 stepsを参考にしています Unfreeze (解凍) Refreeze (再凍結) Change (変化) 導入前 導入後

Slide 20

Slide 20 text

でも、こんなことが起きそうです 導入前 やってもらおうと思っても... 思った通りに動いてくれない 導入後 回るようにはなったけど... 改善されず、段々廃れていく

Slide 21

Slide 21 text

でも、こんなことが起きそうです 「忙しいんだけど...」 「使いこなせるかな...」 「本当に必要?」 こう思われるんじゃ?の恐怖で止まる 導入前 やってもらおうと思っても... 思った通りに動いてくれない

Slide 22

Slide 22 text

自走を促す3つのコツ 心の壁 なんでやるの? E2Eテストの意義って難しい ぶっちゃけ自分でもわかってなかった

Slide 23

Slide 23 text

心の壁: 共感してもらうためにwhyを語ろう! - 将来の運用者に絞って動かす - 開発責任者にも語ってもらう 興味ある人の 巻き込み大事! キックオフ会を開催! whyが大事!

Slide 24

Slide 24 text

自走を促す3つのコツ 心の壁 なんでやるの? 知識の壁 どう動かすの? どれだけシンプルでも 初手は迷うもの

Slide 25

Slide 25 text

知識の壁: 模倣すれば価値に届く簡単さに! ヘルプはそのまま 実行手順の整備

Slide 26

Slide 26 text

組織変革の3 stepsを参考にしています Unfreeze (解凍) Refreeze (再凍結) Change (変化) 導入前 done! 導入後

Slide 27

Slide 27 text

導入前 思った通りに動いてくれた! 導入後 回るようにはなったけど... 改善されず、段々廃れていく

Slide 28

Slide 28 text

自走を促す3つのコツ 意欲の壁 その先どうするの? 心の壁 なんでやるの? 知識の壁 どう動かすの? 「手順に従う」は続かない

Slide 29

Slide 29 text

意欲の壁: 自走状態を埋め込もう! ③朝会で共有 ①テスト定期実行 ②担当が毎朝チェック ④次のDiffを入れたら実行

Slide 30

Slide 30 text

心の壁 なんでやるの? 自走 - 自律的改善がゴール - 担当、会議体、仕組 みに埋め込む - リーダーに託す 模倣 - 価値の実感を頭に - 手順に従えば価値を 感じられる体制を 意欲の壁 その先どうするの? 知識の壁 どう動かすの? まとめ 共感 - 意義・楽さで握る - 全員ではなく、将来 の運用を説得 - トップを巻き込む 導入前 導入後

Slide 31

Slide 31 text

Message: チームを巻き込むには、 「Autify使ってね!」の前後が大事! 前に共感、後に自走を意識してスケールしよう!