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経理AIエージェントを支えるAI駆動の プロダクトマネジメント 2025-09-16 株式会社TOKIUM 木下 博揮

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2 自己紹介 木下 博揮 株式会社TOKIUM プロダクト部 プロダクトマネージャー 略歴 • エンジニア • プロジェクトマネージャー • プロダクト部 プロダクトマネージャー

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3 経理業務の効率化をワンプラットフォームで実現 請求書を受け取りから電子化し 完全ペーパーレスを実現する 請求書受領クラウド レシートを「撮って入れる」の 2ステップで、完全ペーパーレスを 実現する経費精算業務クラウド スキャン不要で紙と電子の契約書の 一元管理を可能にする 契約管理クラウド あらゆる国税関係書類を 電子帳簿保存法に準拠して 保存・一元管理できる文書管理クラウド 請求書をオンライン上で作成し、 送付作業の手間を削減する 請求書発行クラウド

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経理AIエージェントについて 4 AIエージェントが 代わりに実行 出張に必要な申請・手配を代行 経費の一次承認を代行 行き先と日程をチャットで送る だけで、AIが申請要否を判定し 情報を自動入力、事前申請提出 と交通・宿泊手配まで完了 貴社ルールに則り、AIが経費申請 をチェック。ワークフローにAI エージェントを追加するだけで 承認・差し戻しの作業を代行 承認 差戻

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5 PdMの業務の変化

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これまで → PMBOK、Lean UX、アジャイル等の形式知はあれど これまで → どうしても属人的になりがち これから → Cursorを活用しドメイン知識や属人的なノウハウが全て これまで → MD化され、形式知化    6 変化(1):PM業務の形式知化

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7 変化(2):プロダクト開発領域での「越境」 PdM × デザイン ● v0 + figma ○ お客様の要望を元に機能イメージのUIの検証 PdM × 開発 ● Claude Code ○ プロトタイプの作成をClaude Codeで開発 ● Devin ○ 軽微な機能修正などのクイックに対応したいものはPdMが Devinに指示

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全てプロトタイプを伴う検証で解像度を高める ● 必須要件リサーチ ● 付加価値検証 ● セールストーク検証 8 変化(3):ビジネス領域への「越境」 顧客に壁打ちする様子 ← 営業メンバー ← PdM(僕) ← PdM ← ユーザー様 ← 代表 ← ユーザー様

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プロトタイプ実装を基点とした要件定義・本開発 ● プロトを元に複数案の中から 最適解を模索 9 変化(1)と変化(3)の合わせ技 開発メンバーで意見しながら改修する様子

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10 会社として新たに 取り組んでいる事

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「越境」がAI時代のプロダクト開発の鍵! ● 越境によって生まれる価値の最大化には、 「越境した先に点在する "情報" を "適切な形" で渡す仕組み」が不可欠 ● AIが上手く動いてくれない時は、「必要な情報や指示、ツールを正しく 渡せていない」ことが原因 → コンテキストエンジニアリングの仕組みを作ることが重要 11 「コンテキストエンジニアリング」を組織全体に広げる

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TOKIUMでは… ● エンジニア・PdMが 積極的にAIを活用し ノウハウを共有 ● 経営層がノウハウを 貪欲に吸収 12 「コンテキストエンジニアリング」を組織全体に広げる ビジネス本部長が「GitHubを使いたい!」と 教えを請うメッセージ CFO(元エンジニア)がAIツール勉強会を 主催するメッセージ AIを使いこなせなければ 事業が立ち行かなくなる危機感 × AIがもらたす圧倒的な生産性向上の感動

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TOKIUMでは… ● ビジネス側の組織にも AI活用の取り組みが伝播 13 「コンテキストエンジニアリング」を組織全体に広げる 1dayのAI活用研修をリードした社員の記事より AIプロダクトを売るために AIについて知らなければならない適度な圧 × AIがもらたす圧倒的な生産性向上の感動

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組織全体で「解像度」をあげて爆速でいいものを作ろう ● 組織全体で、AIに"情報" を "適切な形"で渡せると… ○ 既存仕様やユースケースを先回りして、今よりいい体験が作れる ○ 多様な目線・思考が入ることでアウトプットの質が高まる 14 「コンテキストエンジニアリング」を組織全体に広げる → 役に立つコンテキストをたくさん集めて、AI駆動開発に繋げる!

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15 おわりに note・Zennで積極発信中! TOKIUM 公式note TOKIUMプロダクトチーム テックブログ

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16 おわりに 「AI×プロダクトマネジメント」について、頑張っていることや苦労など 資料には載せていないお話しもできます! ※カジュアル面談等も絶賛募集中です! 😊

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17 ご清聴ありがとうございました!