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- 当該施策に対して、
開発・マーケメンバー一人ひとりの “推し度” をスコア化
- 1~5の整数で各メンバーが投票し、平均値を採用
- 当該施策の実現工数の見積もり
- 一般的には見積もった人月をスコアとして採用
- グノシーではプランニングポーカーでスコア化した開発工数と、Biz工数(交渉・企画など)をSUM
- 当該施策に触れるユーザー規模
- 全ユーザーを100として、相対的に算出
ステークホルダー全員で客観的な優先順位決定のロジックを共有 するために、
RICEスコアによる施策評価を行い、トップダウンのアイディアもフラットにRICEスコアで優先度を決定
4.1.1. RICEスコアの共通言語化
RICEスコア
- Reach(影響範囲)、Impact(影響度合)、Confidence(実現確度)、Effort(工数)をスコア化し、成功確度を加味した費用対効果を見積も
る手法
- R * I * C / E で算出するのが一般的だが、
メンバーの納得感醸成や現場のローカルナレッジも加味できるよう、メンバーの投票スコ
ア(V; Vote)をかけ合わせて算出したRICE+V
を利用している(R * I * C * V / E)
※赤字は一般的な方法とは異なる、グノシー独自で採用している手法
参照) RICE: Simple prioritization for product managers
Reach
(影響範囲)
- 当該施策によってもたらされるKPI改善の大きさ
- グノシーでは収益性、継続率、コストの3つの観点で評価しそのSUMを採用
- 数値は相対的にフィボナッチ数列(0, 1, 2, 3, 5, 8)で決定
Impact
(影響度合)
- 当該施策で見積もっているImpactが実現できる自信をスコア化
- 過去実績、競合実績など一定信頼できる見積もりであれば高くなる
- 一般的には100を最大とするパーセンテージで評価する(グノシーでは0~3の整数を使用)
- BO、PM、BIなど主要なステークホルダー複数人で実施
して平均を採用しても良い
Confidence
(実現確度)
Effort
(工数)
Vote
(投票)
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