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対処の必要性
ハーズバーグの「二要因理論 (*)」では、衛生要因の充足をおそろかにして動機づけ要因のみを充
足しても、モチベーション向上の効果は限定的と考えられている。
要因 衛生要因 動機づけ要因
例 ・賃金・労働時間等の労働条件
・職場施設・設備の充実度
・職場での人間関係、コミュニケーション
・福利厚生
など
・仕事の内容への興味
・達成感、成長感
・昇進
・仕事への責任・与えられた権限
・職務拡大・職務充実
・目標の魅力
など
特徴 ・満たされないと、職務不満足を引き起こす。
・満たされても、やる気が高まるわけではない。
不満足を予防するだけである。
・満たされると、やる気が高まる。
・満たされなくても、職務不満足を引き起こすわけで
はない。
*:二要因理論は、アメリカの臨床心理学者、フレデリック・ハーズバーグが
1960年頃に提唱したもので
フレックスタイム制の誕生にも貢献している理論。