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20220705-BASEDMM

umerin
July 05, 2022

 20220705-BASEDMM

2022年7月5日に開催された
「不確実性」にどう立ち向かう?アジャイル開発現場のリアル【BASE・DMM】
の登壇発表資料です。

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July 05, 2022
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Transcript

  1. Confidential Tips for Facing Communicational Uncertainty 二次元事業本部 二次元コンテンツ事業部 Engineering Manager

    梅林 良太 「不確実性」にどう立ち向かう?アジャイル開発現場のリアル【 BASE・DMM.com】〜 2022/07/05 通信不確実性への向き合い方とヒント
  2. 自己紹介 ・略歴 3 ソフトウェア技術者として携帯電話開発に 9年、その後7年ゲーム開発運 用のプロジェクトマネジメントや組織マネジメントを経験後、 2019年8月 に合同会社DMM.comに入社。 約3年間継続してエンジニアリングマネジメントを担当している。 ・その他

    ここ数年毎年アドベントカレンダー(Qiita @うめりん)に参加しています。 技術同人誌を執筆・作成し 即売会イベント等での頒布やネット販売しています。 最近、カンバンガイドの翻訳レビューに参加しました。 梅林 良太
  3. 対処の必要性 エンジニアリング組織論への招待〜不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング〜 1-7. 人間の不完全さを受け入れる から引用 不確実性 未来=環境不確実性 ▷ 経験主義・仮説思考 他人=通信不確実性

    ▷ コミュニケーション 1. 他者理解の不確実性 2. 伝達の不確実性 3. 成果の不確実性 ▷ その結果 生まれるもの 情報の非対称性 知っている人/知らない人の分断 限定合理性 自分にとっての正解が全体に とっての正解にならない
  4. 対処の必要性 ハーズバーグの「二要因理論 (*)」では、衛生要因の充足をおそろかにして動機づけ要因のみを充 足しても、モチベーション向上の効果は限定的と考えられている。 要因 衛生要因 動機づけ要因 例 ・賃金・労働時間等の労働条件 ・職場施設・設備の充実度

    ・職場での人間関係、コミュニケーション ・福利厚生 など ・仕事の内容への興味 ・達成感、成長感 ・昇進 ・仕事への責任・与えられた権限 ・職務拡大・職務充実 ・目標の魅力 など 特徴 ・満たされないと、職務不満足を引き起こす。 ・満たされても、やる気が高まるわけではない。  不満足を予防するだけである。 ・満たされると、やる気が高まる。 ・満たされなくても、職務不満足を引き起こすわけで はない。 *:二要因理論は、アメリカの臨床心理学者、フレデリック・ハーズバーグが 1960年頃に提唱したもので   フレックスタイム制の誕生にも貢献している理論。
  5. ノーリアクション [事例] メッセージに反応が返ってこない。 [原因分析 - Why:見た / 見てない] ・何を言いたいのか分からない ・言いたいことは分かるが回答に困る

    ・大勢を対象にしていて自分宛だと思わなかった ・一度見てから失念してしまった ・見る必要のあるメッセージが多すぎて埋もれてしまった ・ミュートしていた 他者理解/伝達
  6. そんなこと一言も言ってない [事例] 期待内容と違う、想定外の返答がかえってくる。 [原因分析 - Why:ロジック / 感情] ・深読みしてしまう ・確認する手間を省いてしまい誤解する

    ・感情が先走ってしまう ・責められていると思い込んだり、軽んじられていると感じる ・何度も繰り返し文章を見ることで感情が増幅する 他者理解/伝達/成果
  7. ドメイン 事業業界・IT・EC(SEO) ビジネス プラットフォーム 法律 税・関連法規・契約 セキュリティ 大前提として、知識・認識は常に差がある [能力構造の氷山モデル] 性格・資質

    行動 知識 スキル 態度 コンセプチュアル スキル ヒューマンスキル テクニカル スキル ロワー マネジメント ミドル マネジメント トップ マネジメント 熱意・覚悟・学習・挑戦 価値観  ー 謙虚・尊敬・信頼   自責思考・成長 Mind 言語化 スキル [カッツモデル]
  8. 21