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WGC 2022 クルーレポート (わたしのクルー遍歴) 2022. 11. 6 高見 道明(TEAM MARU) 1/10 2022/11/6 Rev.1

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<自己紹介> 2/10 ・ 選手 / リーダーと航空部にて同期。 ・ 2008年、2014年に続き、今回3回目。 ・ グライダー、飛行機でのびのび飛んできたが、 グライダーパイロットとしてのレベルは 「平々凡々」

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<世界選手権での活動 - 1> 2008 Lusse / ドイツ (38歳) 初参加 ・「僕と一緒にドイツ行かない?」の電話でスタート。 何か、違うことをやってみよう ・社長宛に、クルーとしての派遣依頼のレター発信を依頼。 (早稲田大学ラグビー部元監督 清宮氏の著書から着想) ・それを手に、社長と初めて話す機会を得る。 (内容は他愛もないことでしたが。。) 現地は。。大変でした(汗) ・自身にとっては「すごい環境」。 不慣れでついていくので精一杯。2wの長丁場。 ・加えて許容度も少なく、感情的な摩擦も。 「選手のサポートのため」と、日々気持ちをリセット。 3/10

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<世界選手権での活動 - 1> 4/10

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<世界選手権での活動 - 2> 2014 Leszno / ポーランド (44歳) 「TEAM MARU」結成 ・個の活動 ⇒ チームとしての活動に。MTG/準備期間1年 世界選手権への参戦、というテーマを中心に据えつつも、 「皆がそれぞれに、テーマを持って」という共通認識。 ・自身は「WGCを通した自身のベンチマーク」を意識。 自分のチャレンジ「企業とのタイアップ(支援)」 ・「参戦にあたっての費用軽減に資する支援」 「グライダーを世に出す、プロモーションのための支援」 ⇒ ひとつの形として、ANA × TEAM MARU の実現に。 現地に着いたところで達成。。 ・出発直前までチーム/自身、両方のコーディネーションに 苦労。一方現地はチェックリストにより安定&快適に。 5/10

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<世界選手権での活動 - 2> 6/10

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<世界選手権での活動 - 3> 2022 Sezged / ハンガリー (52歳) ライフサイクルの変化 ・結婚、転職、飛行活動からの撤退により、前回参戦時に 対し状況は激変。 ・1月に突然五十肩に。加えて体力の低下が顕著。 「あたえりまえ」を取り戻す ・参戦を意識した2月からトレーニング開始。加えて暑さへ 体を慣らすため、毎週末ウォーキング&屋外で数時間。 ・グライダーオペレーション感覚のリカバリー (手順のレビュー、滑空場での慣熟) 様変わりした参戦の姿 ・チームと密なコミュニケーションを取りつつ、妻を 支援しながら自身の役割遂行。 7/10

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<世界選手権での活動 - 3> 8/10

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<14年 / 3回の参戦を通して。。> 思い至ったこと: クルーのお仕事 ・「機体周りのこと」「選手とのかかわり」「その他支援」 本質的に。。 ・「難しくない」「でも(あたりまえのことを)上手く」 「ワンチャンス」(競技にTake 2はない … 故の緊張感) ・「選手のために、チームのために、自分のために」 変わらないこと ・「合宿生活(結果として)」「チャレンジ」 「変わる環境への適応 ⇒ 常にアタマの体操」 変わったこと ・「とりまく環境」「自身の変化」「選手の成長」 9/10

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<おわりに。。> 強く思うこと: テーマやチャレンジを持つこと(能動性) 選手がテーマやチャレンジを持つように、クルーもこれを 持つことで、俄然楽しめる! <ありがとうございました> 10/10