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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 2022年4月2日 トラント入社10年目 インフラエンジニアの スキルプレゼン 當眞 尚平

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 2 目次 1.自己紹介 2.はじめに 3.インフラエンジニアスキル 4.マネジメントスキル 5.まとめ

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 3 1.自己紹介

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 4 自己紹介 當眞 尚平(とうま しょうへい) 株式会社トラント インフラエンジニア リーダー 趣味 野球、AWSイベント参加(AWS Summit、JAWS etc..) 略歴 2005年 新社会人。「パソコンの電源ってどれですか?」って聞いたSEとして有名になる 2012年 29歳の時にトラントに入社。 インフラほぼ未経験だったもののお客様に近い立ち位置でインフラ案件に参画。 2016年 AWS案件に初参画。AWSの便利さに感動し今後はAWS案件一択にさせてもらう。 ⾧女誕生(超絶かわいい) 。 2018年 次女誕生(かわいいが過ぎる) 。 2021年 AI勉強のためAWS DeepRacerを始める。 MLOpsエンジニアを目指す。

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 5 案件略歴 サーバ・ネットワーク周り の新規構築案件。基礎ス キル固めの時期 AWS案件に初アサイン。 超優秀なITアーキテクトの 方に圧倒的な差を感じな がらいろいろ学ぶ AWS案件でプロマ ネに抜擢! しかしスキル不足 で炎上→終了 AWSの大規模新規構築 案件にCI/CDリーダーと して参画も開発スキル 不足で炎上→終了 AWSシステム運用・提案案件 初めて評価B(並)以上を頂く AWSクラウドネイティブ、 サーバレス化支援案件 データベース性能改善 案件(短期) 結果として •サーバ周りの知識 •クラウド(AWS)の知識 •ネットワーク、データベースの知識(浅め) がつきました。 ※炎上は辛かったですが今思えば良い経験でした。。 ※でも運用案件から経験できていれば、炎上は回避できたかもしれません。。

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 6 2.はじめに

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 7 2.はじめに 新しい技術の方が少ない努力で活躍できる(枯れたスキルはライバルが多い) 変化の速い時代。特定の技術のみに強みがあるだけでは不安 変化に強いエンジニアになる ・先端技術のキャッチアップ トレンド技術の発信 ・トレンド技術について初心者に向けて最短のスキルアップ方法を分かりやすく伝える これからどうしていくか 今までの経験で得た教訓

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 8 3. インフラエンジニアスキル

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 9 3. インフラエンジニアスキル(全体像) 先端技術 (MLOps※) クラウドネイティ ブ クラウド基礎 インフラ基礎 現時点の状態はざっくりこんな感じです。(これは自分独自の定義) プライベートで AI勉強中 現場で勉強中 提案から運用まで 全てできる 提案から運用まで 全てできる ※MLOps=DevOps+AI

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 10 3. インフラ基礎スキル スキル概要 プレゼン セキュリティ(脆弱性診断時に良く問われる技術) OS(Linux、Windowsの設計・構築経験) データベース(DB基礎知識) ネットワーク(基礎知識) WEB系知識 その他(gitなど) 上記について新人向けカリキュラムを用意しました。 https://toumasblog.org/infra-engineer-basic/

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 11 3. インフラ基礎スキル 取得資格 プレゼン 基本情報技術者 2005年12月 ソフトウェア開発技術者(現:応用情報処理技術者) 2006年6月 LPIC 1 2012年1月 LPIC2 2012年8月 情報セキュリティスペシャリスト 2012年12月 ネットワークスペシャリスト 2015年12月 基礎固めはゆっくりペースで行っていました。 AWSに出会ってからはクラウド資格にシフトしています。

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 12 3. クラウド基礎スキル スキル概要 プレゼン 下記ブログのロードマップがAWSの基礎スキル概要を分かりやすく表現してくれて います。(書籍化もされていて、とても参考になります) https://qiita.com/KurokawaKouhei/items/4e9aa3b526f3f233bf85 上記ロードマップにあるAWSの基礎スキルは現場でほとんど経験済です。 最短でAWSエンジニアを目指したい方向けに記事を執筆しました。 【AWS初心者向け】AWS学習方法まとめ【15時間で達成できる】 https://qiita.com/toma_shohei/items/b7a001d26bd988d52021 (1100LGTM達成!)

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 13 3. クラウド基礎スキル 取得資格 プレゼン AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト 2016年11月 AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト2017年7月 AWS 認定デベロッパー – アソシエイト 2017年12月 AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル 2018年10月 AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナル 2019年11月 AWS Certified Machine Learning - Specialty 2021年9月 AWS Certified Data Analytics – Specialty 2022年3月 クラウド資格は毎年1つ程度のペースで取得しています。

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 14 3. クラウドネイティブ・先端技術 スキル概要 プレゼン 2019年のDevOps/MLOpsエンジニアの標準的スキルセット https://qiita.com/poly_soft/items/8dd105341869f93b129c ※MLOpsを目指すきっかけになった記事です 上記の記事を参考に必要な技術素養を少しずつ伸ばしていっています。 最低でも全て△以上には持っていきたいです。 〇・・・即戦力 △・・・知識はある ✕・・・これから 職種 スキル 評価 備考 DevOps AWSとGCPの各種マネージドサービスの知見 〇 GCP知見なし クラウドアーキテクチャ設計 〇 Gitブランチモデルの適切な設計とタスク粒 度の管理 △ Git利用したことある程度 インフラのコード化 〇

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 15 3. クラウドネイティブ・先端技術 職種 スキル 評価 備考 DevOps コンテナ基盤とマイクロサービス △ コンテナは〇 マイクロサービス知見なし 認証基盤 ✕ サーバーレス/FaaS 〇 RDBのスキーマのマイグレーション ✕ 権限管理/アカウント管理 〇 ビッグデータ分散処理 △ 資格取得(AWS DAS)のみ バッチ処理とジョブフロー制御 ✕ CI/CDパイプラインの構築 〇 ロギング/モニタリング △ 利用したことはある 分析基盤 △ 資格取得(AWS DAS)のみ BashスクリプトとCLIツール 〇 基盤コードの開発 ✕

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 16 3. クラウドネイティブ・先端技術 職種 スキル 評価 備考 MLOps 機械学習の基礎知識 △ 資格取得(AWS MLS)のみ 機械学習基盤 △ MLワークフロー制御 △ AutoML △

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 17 4. マネジメントスキル

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 18 4. 集中力・時間管理スキル スキル概要 プレゼン ポモドーロテクニックを活用します。 25分集中して5分休憩するだけの集中力持続テクニックです。 ※これはリモートでないとやりにくいですね。。 参考:ポモドーロ・テクニック:超簡単な時間管理法とは? https://www.wahlandcase.com/jp/blog/what-is-pomodoro-technique ポモドーロテクニックを試してみて得られた効果やノウハウを纏めます。 (Focus to Doというアプリを使って下記のことを管理しています) 休憩の5分は集中して頭を休める。 →休憩の時間が作業を俯瞰してみるきっかけになる。 ※作業に集中しすぎると何のためにやっているのか分からなくなることがある 週に何ポモドーロできたかを測ることで自分の作業量を把握する →自分は1日6ポモドーロを目標にしている。(これだけでも本当に疲れる。。) ※打ち合わせやメール確認などの雑務はポモドーロ時間に含めない

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 19 4. タスク管理スキル スキル概要 ここでは下記の状態を継続的に実現するスキルのことをタスク管理と呼びます。 一つのタスク完了から迷うことなく次のタスクに取り掛かることができる いつ何をやったかを把握できる ※障害が起きた時など、「この日何やってた?」は良くある質問です。。 期限超過する恐れのあるタスクを早めに報告できる プレゼン Airtableというタスク管理ツールを利用しています。(カスタマイズ性抜群) 全タスクとその期限を一目で確認できるようにしている 朝一でその日に完了させるタスクを取り出す 作業完了日が自動入力されるので、いつ何をやったかも一目でわかる

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 20 4. タスク管理スキル 参考:Airtable画面 かんばんと表形式で切り替え可能な部分が良い ※ガントチャートは有料機能だが、無くても良い

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 21 4. 目標設定スキル スキル概要 プレゼン 目標設定はSMARTを活用します。 参考:SMARTの法則とは? 成功する目標設定の方法と3つのポイント https://ferret-one.com/blog/smart 特にSMRができていないことが多いと感じています。 目標設定の際は下記のことを意識します。 Specific … 具体的 Measurable … 計測できる Relevant … 関連性(会社やチームの目標との乖離が無いか)

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 22 4. コーチング(部下育成)スキル スキル概要 プレゼン コーチングにはGROWモデルを採用します コーチングのスキルをマネジメントに活かす!GROWモデルとは? https://www.celebrain.com/column/grow-model/ ノウハウ習得中です ※これを知るまでは完全に逆のことをやっていました。。  「コーチングハンドブック」という本を熟読中。

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 23 5. まとめ

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Copyright(c) 2022 TRENTE Inc. All Rights Reserved 24 5. まとめ スキル習得で意識すべきことはインプット・アウトプットのバランスだと思います。 アウトプットが不足していると知識定着しないです。(資格の勉強だけだと知識定着し ない理由はこれ) 情報発信(勉強会開催・ブログ・後輩指導など)を意識すると効率よくスキル習得して いけると思います。 アウトプットにはメリットしかないです。頑張るだけです!! https://speakerdeck.com/shinden/popular-engineer-in-recruiting-market?slide=99