SalesforceSpring'22リリースの注目機能紹介_northernforce#13
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Yoshi
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Salesforce Spring'22リリースの 注目機能紹介
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自己紹介 ● 吉松 保博(Yasuhiro Yoshimatsu) ● 株式会社 キットアライブ ○ Salesforceの開発・保守を担当 ○ Salesforce歴:4年 ○ Salesforce認定アーキテクト資格などを保有 ○ 好きなマスコット:Footie ○ 好きなオブジェクト:取引先( Account) ● 趣味 ○ 料理(カレー、タコス作り) ○ ライブに行くこと ○ ミュージアム巡り ● Twitter ○ @su56958557 ※発表内容は個人の見解に基づくものであり、所属する組織の公式見解ではありません
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本日お話すること ● Salesforceのリリースおさらい ● Spring'22の注目機能 ● デモ ○ レコードトリガーフローの実行順序の定義 ○ オーケストレーション作業項目 ○ レポートのインライン編集(β版) ● まとめ
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Salesforceのリリースおさらい
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● Salesforceは年3回のバージョンアップがある ○ Spring(2月),Summer(6月),Winter(10月) ● 画面の見た目が変わったり機能が追加される ● バージョンアップは強制で反映される ● リリース内容はリリースノートで確認できる ● 環境ごとでのリリーススケジュールがある ○ 本番環境へのリリース前にプレビュー期間がある ○ プレビュー期間はSandbox上で影響調査や動作検証を行う
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Spring'22の注目機能
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Flow Builder ● フロートリガエクスプローラを使用した 1 か所でのすべてのレコードトリガフローの視覚化 フロートリガエクスプローラ ([フロー] リストビューよりも視覚性と対話性に優れた新しいツール) を使用してレコードトリガフローを表示 および管理します。フロートリガエクスプローラには、すべてのフロー (指定されたオブジェクトに関連付けられているフローや、レコー ドの作成、更新、削除時に実行されるフロー) が表示されます。たとえば、ケースレコードの作成時に実行がトリガされるすべてのフ ローをすばやく確認できます。 ● レコードコレクションからの選択肢オプションの生成 既存のレコードコレクションを使用して、フローでコレクションベースの選択肢を生成します。コレクション選択肢セットにより、 [レコード を取得] 要素、コンポーネント、またはアクションの結果を複製する必要がなくなります。フロー全体でレコードセットを複数回照会する 代わりに、一度コレクションを作成し、必要な場所でレコードコレクションを使用できます。 ● Flow Builder のコレクションの項目の絞り込み Flow Builder でコレクションから不要なデータを除外できるようになりました。 [コレクション検索条件] 要素を使用して、コレクションを 選択して条件を定義できます。フローを実行すると、要素でそれらの条件を満たす項目のみが含まれるコレクションが出力されます。 元のコレクションはそのままの状態になります。 ● フロー画面に直接配置できる項目の増加 (ベータ) レコード項目を使用して、電話、メール、選択リスト項目をフロー画面に直接追加できるようになりました。連動選択リスト項目の場合、 制御項目と連動項目の両方が同じ画面にある必要があります。 ● オブジェクトのレコードトリガフローの実行順序の定義 トリガ順序値を指定して、同じオブジェクトの保存前フローまたは保存後フローの実行順序を決定します。別のフローの前または後に 実行するようにフローを宣言的に設定します。フローを並び替えることで、過度に複雑なフローを作成せずに一貫性の高い結果を得 られ、チームや論理的な所有者ごとに自動化を分割できます。 ● For-Each ループの要素とループ外の要素の接続 自動レイアウトで、ループ外の要素に接続する Go To コネクタを for-each ループに追加できるようになりました。Go To コネクタを使 用して、フロー全体のフロー要素 (終了要素を除く) を接続します。
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オーケストレータ (正式リリース) 複数のユーザ、フェーズ、フローが関連する高度なビジネスプロセスを宣言的に作成します。調整された作業項目を割り当て先や関連するレコードペー ジに表示します。この機能は、前回のリリースからの変更点を含んでおり、今回正式リリースとなります。 ● オーケストレータを使用したマルチユーザプロセスの調整 オーケストレータを使用して、自動化プロセスを 1 つのインターフェースで統合します。オーケストレータのコードなしアプローチを使用して、 オーケストレーションを作成し、フローをフェーズごとに整理されたステップに変換します。オーケストレータには、柔軟な承認プロセスの作成、 Salesforce ユーザへの作業の適切な割り当て、レコードライフサイクルの詳細な制御などの利点があります。オーケストレータを使用して複雑 なプロセスを自動化し、フロートリガエクスプローラを使用してレコードトリガフローを並び替えます。 ● カスタムコードを使用したオーケストレーションのトリガ Apex やサードパーティシステムなどのカスタムコードから自動起動オーケストレーションをコールできるようになりました。フローのコールと同じ 方法で API コールを使用してオーケストレーションをトリガします。 ● オーケストレーションリリース (正式リリース) パッケージまたは変更セットを使用して、オーケストレーションとそれに関連付けられているフローを組織間で移行します。 ● オーケストレーションの管理 (正式リリース) [オーケストレーション実行] リストビューを使用して、オーケストレーション実行を管理します。 ● オーケストレーション作業項目 (正式リリース) オーケストレータ作業ガイド Lightning アプリケーションビルダーコンポーネントを使用して、レコードページに作業項目を表示します。リスト ビューを使用して、オーケストレーション作業項目を表示および再割り当てします。
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レポートとダッシュボード 新規レポートの最適なレポートタイプを容易に選択します。最近使用したレポートタイプを確認し、含まれている項目とオブジェクトを参照して、未使用の レポートタイプを非表示にします。ビジネス目標とパフォーマンスを追跡するダッシュボードの場合、ビジネスの成長に応じて最新情報を表示する動的 ゲージグラフを作成します。複数行のインライン編集を使用してレポート項目の最新の状態を維持します。レポート実行ページで複数の項目を編集した 後、1 回のクリックで保存します。 ● 新規レポートの適切なレポートタイプの容易な検索 (ベータ) レポートを作成するときのレポートタイプの選択から推測を排除します。機能強化されたレポートタイプセレクタを使用して、最近使用したレポー トタイプにすばやくアクセスし、含まれている項目とオブジェクトを参照します。どのレポートタイプが標準またはカスタムであるかを一目で確認 し、不要なレポートタイプを非表示にして、使用可能なレポートタイプの数を管理可能な数にします。 ● レポート実行ページでの複数の項目のインライン編集 (ベータ) レポートを再実行しなくても、状況を更新し、データをクリーンアップできるようになりました。レポート実行ページで複数の項目をインライン編集 することで、最新情報を把握すると共に時間を節約します。複数の行または列をインラインで変更し、すべての変更を 1 回のクリックで保存しま す。これは、レポートを再実行せずに複数の状況を更新したり、データをクリーンアップしたりするための最適な方法です。 ● 動的ゲージグラフによるビジネス目標に合わせたダッシュボードの自動調整 (正式リリース) ダッシュボードのゲージグラフは、パフォーマンスとビジネス目標を追跡するのに最適ですが、ビジネスは常に変化しています。動的ゲージグラ フがあれば、静的な目標やパフォーマンスレベルに縛られることはありません。ビジネスに動的に対応するレポートの総計値と項目値を使用し て、ゲージグラフを作成すれば、子会社の売上がビジネス全体と比較してどのように推移しているかなどをゲージグラフで把握できます。
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オブジェクトのレコードトリガーの実行順序の定義 ● 概要 ○ トリガ順序値を指定して、同じオブジェクトの保存前フローまたは保存後フローの実行順序を決定で きる ○ 別のフローの前または後に実行するようにフローを宣言的に設定できる ○ 1~2000のトリガ順序値を指定できる ● 嬉しいポイント ○ フローを簡素化できる ○ 特定の条件下でのみ動くフローを分割できる
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デモ
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オーケストレーション作業項目 ● 概要 ○ 複数のユーザ、フェーズ、フローが関連する高度なビジネスプロセスを宣言的に作成できる ○ 調整された作業項目を割り当て先や関連するレコードページに表示できる ○ 参考URL https://admin.salesforce.com/blog/2022/learn-moar-in-spring-22-with-orchestrator ● 嬉しいポイント ○ 割り当てられた次のユーザへの通知による引き継ぎ時間の短縮 ○ ユーザの再割当てによる引き継ぎステップ停滞の防止
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デモ
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レポート実行ページでの複数の項目のインライン編集 ● 概要 ○ レポートを直接編集してデータ更新できる ○ 以下の設定変更が必要 ■ 設定 > レポート及びダッシュボードの設定 > レポートのインライン編集を 有効化(Lightning Experience)にチェック ● 嬉しいポイント ○ 更新の手間が減る ■ 15項目以上編集できる ■ 関連レコードも編集できる
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デモ
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まとめ ● レコードトリガの実行順序制御 ○ フローのメンテナンス性が上がりそう ○ チームでの作業分担がしやすくなりそう ● オーケストレーション作業項目 ○ アイデア次第で使い道がいろいろありそう ○ 評価フローを組み合わせることで自動化の範囲が広がりそう ○ 承認フローをどこまで柔軟な形で実現できるかは引き続き情報収集・検証 ■ Aさん→Bさん→Cさん or Dさんで承認完了 ■ Aさん→Dさんで承認完了 ■ ファイル添付 ● レポートのインライン編集 ○ 関連レコードを安全に更新できそう
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ご清聴ありがとうございました!