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RPAに関する3つ のぶっちゃけ話 ~RPAを過大評価してんじゃねえ~ エンザントレイズ株式会社 坂本 宗一郎

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自己紹介 名前 坂本 宗一郎 会社 エンザントレイズ株式会 社 身長 191cm ニックネーム 巨人・エベレス ト・そうちゃん RPAコンサルタント見習い (2年目)です。 ※画像はイメージです

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1.RPAは万能 じゃねぇ

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RPAでできること? ロボットによ る意思決定 書面→文字データ の自動変換 業務の 完全自動化 100%ミスなくタ スクを遂行 RPAに意思決定は不可! →意思決定が伴わない 単純作業の選定が重要 →それはOCRという技術! OCR自体精度はイマイチ・・ 人間のチェック作業は必須 →チェック作業も含めた 業務フローへの変更 PCの画像解像度やアプリの都 合などによって予期せぬ誤作動 が起こる場合も →正しい認識を。 RPAを過大評価して 全ての業務を RPAで自動化しようと するのは間違い。

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RPAを適切なタイミングで利用すること ※RPAよりマクロが適している、なんてことも・・・ 一番大事なのは (業務フローを見直すだけで業務効率が改善することも!) 自動化する業務の選定 (業務フローの整理) そして・・↓

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2.RPA=プログラ ミングの民主化? 寝ぼけたことを 言ってんじゃねぇ

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「RPAを使えばプログラミング初心者 でも簡単に業務自動化できるよ!!!」

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無理です。 (RPA構築は独学の素人には無理) 普段の業務をやりつつ ロボ開発は地獄 ・無数の条件分岐が発生 ・一からRPAの仕組みを理解して、 条件の抜けや矛盾と格闘・・・ A B C D

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①社内にRPA専門課を作り、 ゆっくり時間をかけて作っていく ②RPAベンダーへ開発から全て任せる ③RPAのプロに教育してもらう ☆RPAツールを購入し、 通常業務の片手間でRPAを作成!

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3.「RPAで人はい らなくなる?」 ふざけたことを 言ってんじゃねぇ

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できるのは思考を伴わない定型業務のみ RPAツールは世界に160種類ほどあるが 今のところいずれも意思決定や創意工夫は不可。 しかもどのツールも性能に大差はなくなってきている・・

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大事なのは、人間でなくてもできる部分のみを RPAで自動化し、 人間は人間にしかできない業務へシフト 選択と集中 労働集約から知的集約へ

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まとめ ①RPAは万能ではない。 単純作業に的を絞るべき ②RPA作成は簡単ではない 片手間での作成は不可。 コストと時間を考えたうえで検討すべき。 ③RPAで自動化できる業務は限られている RPAで創出した時間で人間らしい創造的な仕事を。

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正しい知識を持って 正しくRPAを使っていきましょう

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おしまい。