Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
200128 RPAに関する3つのぶっちゃけ話 坂本さん
Search
RPACommunity
January 28, 2020
Technology
0
500
200128 RPAに関する3つのぶっちゃけ話 坂本さん
RPACommunity
January 28, 2020
Tweet
Share
More Decks by RPACommunity
See All by RPACommunity
201023 Automation Anywhere「A2019」を触ってみた Ayy
rpabank
0
1k
201023 DX Suiteを触ってみた Ayy
rpabank
0
1k
201023 RPA超初心者がWinActorにチャレンジしてみた ユーコさん
rpabank
0
610
201023 PowerPlatform はじめの一歩 みさみささん
rpabank
0
600
201023 アシロボで実際に沼ってみた たまいさん
rpabank
0
660
201018 RPAの本質とトレンド Mitz
rpabank
0
510
201006 僕がいまRPAで伝えたいことのすべて いろはまるさん
rpabank
0
450
201006 UiPath MVP 2019-2020 はなっち!さん
rpabank
0
440
201006 今からでも間に合う!UiPathトーク一気に振り返り たまいさん
rpabank
0
400
Other Decks in Technology
See All in Technology
ロールが細分化された組織でSREと協働するインフラエンジニアは何をするか? / SRE Lounge #18
kossykinto
0
230
Claude Codeから我々が学ぶべきこと
oikon48
10
2.8k
ファッションコーディネートアプリ「WEAR」における、Vertex AI Vector Searchを利用したレコメンド機能の開発・運用で得られたノウハウの紹介
zozotech
PRO
0
610
Intro to Software Startups: Spring 2025
arnabdotorg
0
270
o11yツールを乗り換えた話
tak0x00
2
1.6k
JAWS-UG のイベントで使うハンズオンシナリオを Amazon Q Developer for CLI で作ってみた話
kazzpapa3
0
110
Mackerel in さくらのクラウド
cubicdaiya
1
130
2025新卒研修・Webアプリケーションセキュリティ #弁護士ドットコム
bengo4com
1
970
モノレポにおけるエラー管理 ~Runbook自動生成とチームメンションの最適化
biwashi
0
310
Amazon Q Developerを活用したアーキテクチャのリファクタリング
k1nakayama
2
220
リリース2ヶ月で収益化した話
kent_code3
1
320
プロジェクトマネジメントは不確実性との対話だ
hisashiwatanabe
0
130
Featured
See All Featured
Producing Creativity
orderedlist
PRO
347
40k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
33
2.4k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
207
24k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
70
11k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
36
6.8k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
4k
Visualization
eitanlees
146
16k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Designing for humans not robots
tammielis
253
25k
How GitHub (no longer) Works
holman
314
140k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
223
9.9k
Transcript
RPAに関する3つ のぶっちゃけ話 ~RPAを過大評価してんじゃねえ~ エンザントレイズ株式会社 坂本 宗一郎
自己紹介 名前 坂本 宗一郎 会社 エンザントレイズ株式会 社 身長 191cm ニックネーム
巨人・エベレス ト・そうちゃん RPAコンサルタント見習い (2年目)です。 ※画像はイメージです
1.RPAは万能 じゃねぇ
RPAでできること? ロボットによ る意思決定 書面→文字データ の自動変換 業務の 完全自動化 100%ミスなくタ スクを遂行 RPAに意思決定は不可!
→意思決定が伴わない 単純作業の選定が重要 →それはOCRという技術! OCR自体精度はイマイチ・・ 人間のチェック作業は必須 →チェック作業も含めた 業務フローへの変更 PCの画像解像度やアプリの都 合などによって予期せぬ誤作動 が起こる場合も →正しい認識を。 RPAを過大評価して 全ての業務を RPAで自動化しようと するのは間違い。
RPAを適切なタイミングで利用すること ※RPAよりマクロが適している、なんてことも・・・ 一番大事なのは (業務フローを見直すだけで業務効率が改善することも!) 自動化する業務の選定 (業務フローの整理) そして・・↓
2.RPA=プログラ ミングの民主化? 寝ぼけたことを 言ってんじゃねぇ
「RPAを使えばプログラミング初心者 でも簡単に業務自動化できるよ!!!」
無理です。 (RPA構築は独学の素人には無理) 普段の業務をやりつつ ロボ開発は地獄 ・無数の条件分岐が発生 ・一からRPAの仕組みを理解して、 条件の抜けや矛盾と格闘・・・ A B C
D
①社内にRPA専門課を作り、 ゆっくり時間をかけて作っていく ②RPAベンダーへ開発から全て任せる ③RPAのプロに教育してもらう ☆RPAツールを購入し、 通常業務の片手間でRPAを作成!
3.「RPAで人はい らなくなる?」 ふざけたことを 言ってんじゃねぇ
できるのは思考を伴わない定型業務のみ RPAツールは世界に160種類ほどあるが 今のところいずれも意思決定や創意工夫は不可。 しかもどのツールも性能に大差はなくなってきている・・
大事なのは、人間でなくてもできる部分のみを RPAで自動化し、 人間は人間にしかできない業務へシフト 選択と集中 労働集約から知的集約へ
まとめ ①RPAは万能ではない。 単純作業に的を絞るべき ②RPA作成は簡単ではない 片手間での作成は不可。 コストと時間を考えたうえで検討すべき。 ③RPAで自動化できる業務は限られている RPAで創出した時間で人間らしい創造的な仕事を。
正しい知識を持って 正しくRPAを使っていきましょう
おしまい。