Slide 1

Slide 1 text

「頑張る」を「楽しむ」に 変換する技術 KDDIアジャイル開発センター株式会社 Tomoya Kitaura KAG 新卒内定者イベント 2025/03/07

Slide 2

Slide 2 text

自己紹介 Tomoya Kitaura @kitta0108 KDDIアジャイル開発センター リードSRE ■技術コミュニティ運営 - - JAWS-UG コンテナ支部 - JAWS-UG SRE支部 - NRUG SRE支部 2 2 ■著書 - 俺たちのSREとNew Relic

Slide 3

Slide 3 text

今日のお話 3 頑張ってる人は楽しんでる人に勝てない!?

Slide 4

Slide 4 text

今日のお話 4 紀元前500年の哲学者 孔子も こんなことを言っていた(らしい)。 「知之者不如好之者、好之者不如樂之者」 意訳すると 「知る者は好む者に及ばず,好む者は楽しむ者に及ばず」

Slide 5

Slide 5 text

今日のお話 5 つまり、「お仕事は楽しめたら良いね〜」 ではないのではないか。 プロとして、最大のパフォーマンスを発揮するため に楽しまなければならないという考えはどうか。

Slide 6

Slide 6 text

今日のお話 6 例えば日々の仕事を 努力により遂行するものと 夢中になって遂行するものに 分けてみるとどうか。

Slide 7

Slide 7 text

今日のお話 7 やり切る力を 必要とする タスク つい夢中に なってしまう タスク 辛いケースの例

Slide 8

Slide 8 text

今日のお話 8 やり切る力を 必要とする タスク つい夢中に なってしまう タスク 扱い次第で どちらにもなりうる タスク でも実はコントロールできる余地が 存在すると考えたらどうか。

Slide 9

Slide 9 text

今日のお話 9 やり切る力を 必要とする タスク つい夢中に なってしまう タスク こうできたら最高

Slide 10

Slide 10 text

10 夢中になるために必要な要素 - 内発的動機付け - 強力な自己肯定感 - 創造性 = 自由さ - レジリエンス(困難に立ち向かう行動意思)

Slide 11

Slide 11 text

11 (北浦の考える)必要な要素を支える技術 - マインドセット - ハードスキル - 環境選び

Slide 12

Slide 12 text

マインドセット 12 全てはオーナーシップ! マインドセットは最低限これさえあれば十分

Slide 13

Slide 13 text

ハードスキル 13 開発現場で重宝され、市場価値も 高いとされる人材 ~T字型人材~ バックエンド フロントエンド インフラ DevOps セキュリティ ピープル マネージメント コンサルタント 実務経験1年以上 チームで リードできる 業界に 貢献できる

Slide 14

Slide 14 text

ハードスキル 14 例えばバックエンドのタスクに取り組む時も DevOps・セキュリティの知識を活かして取り組む 逆もできる。 バックエンド フロントエンド インフラ DevOps セキュリティ ピープル マネージメント コンサルタント 実務経験1年以上 チームで リードできる 業界に 貢献できる

Slide 15

Slide 15 text

ハードスキル 15 バックエンド フロントエンド インフラ DevOps セキュリティ ピープル マネージメント コンサルタント 実務経験1年以上 チームで リードできる 業界に 貢献できる いろんなことに興味を持って知っている領域を増やし、 好きなことは思い切って時間を投資する。

Slide 16

Slide 16 text

環境選び 16 - 内発的動機付け - トップダウンの指示でやるタスクが多い - 強力な自己肯定感 - ダメ出し教育や批判の多い文化がある - 創造性 = 自由さ - 実行できる手段が限定されているものが多い - レジリエンス(困難に立ち向かう行動意思) - 簡単な仕事しかない。 必要な要素を阻害する環境を避ける。

Slide 17

Slide 17 text

環境選び 17 仕事に夢中になっている人と一緒に働く。

Slide 18

Slide 18 text

まとめ 18 - 仕事は楽しんで取り組めた方が パフォーマンスが高い。 - 何もしなければ楽しめない仕事も 工夫次第で楽しむものに変換することが可能。 - - ハードスキルを高めるために色んなことに興味を持っ て、好きなことはとことん極めていくと良い。 - 環境はこだわるとよい。

Slide 19

Slide 19 text

さいごに 19 色々喋りましたが、今日話したことが全てではないです。 もし、これから仕事を楽しめていないことがあったら、 ふと、この発表を思い出してもらって、 原因を追求し、行動することを 楽しんでもらえたら嬉しいです。 ご静聴ありがとうございました!!