Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「頑張る」を「楽しむ」に変換する技術
Search
TomoyaKitaura
March 06, 2025
Technology
1
63
「頑張る」を「楽しむ」に変換する技術
TomoyaKitaura
March 06, 2025
Tweet
Share
More Decks by TomoyaKitaura
See All by TomoyaKitaura
これからの設計で変わること pre:invent2024アップデート速報 / pre:invent2024 network update
tomoyakitaura
1
160
セキュリティ活動をちょっとずつやる戦略を実行した気づき / Incremental Security Initiatives
tomoyakitaura
0
120
社内共通コンテナレジストリを設立して、開発者体験向上を狙ってみた /Establishing container registry to improve DX
tomoyakitaura
2
190
LTワークショップ3日目 / LT Workshop Day 3
tomoyakitaura
0
150
LTワークショップ2日目 / LT Workshop Day 2
tomoyakitaura
0
140
LTワークショップ(1日目) / LT workshop day 1
tomoyakitaura
1
160
これまでの監視とクラウド時代の監視 / Monitoring the Past and the Cloud
tomoyakitaura
1
260
エンタープライズにおけるSRE立ち上げとNew Relic選定に至った背景とは / SRE Startup and New Relic in the Enterprise
tomoyakitaura
2
770
AWSとNew Relicのデータ連携を超高速で実装した話 / The story of a super-fast implementation of data integration between AWS and New Relic
tomoyakitaura
0
1.6k
Other Decks in Technology
See All in Technology
2025/3/1 公共交通オープンデータデイ2025
morohoshi
0
110
【Snowflake九州ユーザー会#2】BigQueryとSnowflakeを比較してそれぞれの良し悪しを掴む / BigQuery vs Snowflake: Pros & Cons
civitaspo
3
1.2k
Amazon Q Developerの無料利用枠を使い倒してHello worldを表示させよう!
nrinetcom
PRO
2
120
DeepSeekとは?何がいいの? - Databricksと学ぶDeepSeek! 〜これからのLLMに備えよ!〜
taka_aki
2
190
マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI
oracle4engineer
PRO
3
540
AWSではじめる Web APIテスト実践ガイド / A practical guide to testing Web APIs on AWS
yokawasa
8
790
MIMEと文字コードの闇
hirachan
2
1.5k
QAエンジニアが スクラムマスターをすると いいなぁと思った話
____rina____
0
170
遷移の高速化 ヤフートップの試行錯誤
narirou
6
2k
フォーイット_エンジニア向け会社紹介資料_Forit_Company_Profile.pdf
forit_tech
1
1.7k
AI自体のOps 〜LLMアプリの運用、AWSサービスとOSSの使い分け〜
minorun365
PRO
9
1.1k
Pwned Labsのすゝめ
ken5scal
2
570
Featured
See All Featured
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
A better future with KSS
kneath
238
17k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
91
5.9k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
115
51k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.3k
The Language of Interfaces
destraynor
156
24k
Scaling GitHub
holman
459
140k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
227
22k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
28
5.5k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
356
29k
Side Projects
sachag
452
42k
Transcript
「頑張る」を「楽しむ」に 変換する技術 KDDIアジャイル開発センター株式会社 Tomoya Kitaura KAG 新卒内定者イベント 2025/03/07
自己紹介 Tomoya Kitaura @kitta0108 KDDIアジャイル開発センター リードSRE ▪技術コミュニティ運営 - - JAWS-UG
コンテナ支部 - JAWS-UG SRE支部 - NRUG SRE支部 2 2 ▪著書 - 俺たちのSREとNew Relic
今日のお話 3 頑張ってる人は楽しんでる人に勝てない!?
今日のお話 4 紀元前500年の哲学者 孔子も こんなことを言っていた(らしい)。 「知之者不如好之者、好之者不如樂之者」 意訳すると 「知る者は好む者に及ばず,好む者は楽しむ者に及ばず」
今日のお話 5 つまり、「お仕事は楽しめたら良いね〜」 ではないのではないか。 プロとして、最大のパフォーマンスを発揮するため に楽しまなければならないという考えはどうか。
今日のお話 6 例えば日々の仕事を 努力により遂行するものと 夢中になって遂行するものに 分けてみるとどうか。
今日のお話 7 やり切る力を 必要とする タスク つい夢中に なってしまう タスク 辛いケースの例
今日のお話 8 やり切る力を 必要とする タスク つい夢中に なってしまう タスク 扱い次第で どちらにもなりうる
タスク でも実はコントロールできる余地が 存在すると考えたらどうか。
今日のお話 9 やり切る力を 必要とする タスク つい夢中に なってしまう タスク こうできたら最高
10 夢中になるために必要な要素 - 内発的動機付け - 強力な自己肯定感 - 創造性 = 自由さ
- レジリエンス(困難に立ち向かう行動意思)
11 (北浦の考える)必要な要素を支える技術 - マインドセット - ハードスキル - 環境選び
マインドセット 12 全てはオーナーシップ! マインドセットは最低限これさえあれば十分
ハードスキル 13 開発現場で重宝され、市場価値も 高いとされる人材 ~T字型人材~ バックエンド フロントエンド インフラ DevOps セキュリティ
ピープル マネージメント コンサルタント 実務経験1年以上 チームで リードできる 業界に 貢献できる
ハードスキル 14 例えばバックエンドのタスクに取り組む時も DevOps・セキュリティの知識を活かして取り組む 逆もできる。 バックエンド フロントエンド インフラ DevOps セキュリティ
ピープル マネージメント コンサルタント 実務経験1年以上 チームで リードできる 業界に 貢献できる
ハードスキル 15 バックエンド フロントエンド インフラ DevOps セキュリティ ピープル マネージメント コンサルタント
実務経験1年以上 チームで リードできる 業界に 貢献できる いろんなことに興味を持って知っている領域を増やし、 好きなことは思い切って時間を投資する。
環境選び 16 - 内発的動機付け - トップダウンの指示でやるタスクが多い - 強力な自己肯定感 - ダメ出し教育や批判の多い文化がある
- 創造性 = 自由さ - 実行できる手段が限定されているものが多い - レジリエンス(困難に立ち向かう行動意思) - 簡単な仕事しかない。 必要な要素を阻害する環境を避ける。
環境選び 17 仕事に夢中になっている人と一緒に働く。
まとめ 18 - 仕事は楽しんで取り組めた方が パフォーマンスが高い。 - 何もしなければ楽しめない仕事も 工夫次第で楽しむものに変換することが可能。 - -
ハードスキルを高めるために色んなことに興味を持っ て、好きなことはとことん極めていくと良い。 - 環境はこだわるとよい。
さいごに 19 色々喋りましたが、今日話したことが全てではないです。 もし、これから仕事を楽しめていないことがあったら、 ふと、この発表を思い出してもらって、 原因を追求し、行動することを 楽しんでもらえたら嬉しいです。 ご静聴ありがとうございました!!