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トークテーマ① プロが解説!会議をうまく進めるコツ

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自己紹介 米山 知宏(よねやま・ともひろ) 株式会社コパイロツト Project Enablement事業責任者 プロジェクトファシリテーター 在野研究者 シンクタンクにて、情報政策に関する調査や情報シス テム開発のPMO支援、デジタルを活用したまちづくり についての調査・研究等に従事。その後、パブリック セクターでの勤務を経て、株式会社コパイロツトに ジョイン。 現在はコパイロツトにて、プロジェクトを推進する仕 組みづくりをサポートするProject Enablement事業 とコパイロツト内の研究チームの責任者を務めなが ら、民間企業や自治体におけるDXや組織変革を支 援。

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プロジェクトや会議の進め方などの方法論を発信しています リモートワークにおけるファシリテーションの方法論 https://speakerdeck.com/copilot

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プロジェクトや会議の進め方などの方法論を発信しています 【議事録についてのブログ】 知的生産ツールとしての議事録 【アジェンダについてのブログ】 アジェンダの作り方/アジェンダフォーマット https://blog.copilot.jp/

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会議がうまくいくと 仕事もうまくいく

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そもそも 仕事をうまく進めるために 会議は大事なのか?

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仕事そのものの知識・経験や チーム体制の方が 大事なのでは?

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確かに、 知識や経験、 チーム体制もとても大事

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しかし、 それらを仕事で活かすためにも 良い会議が不可欠

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仕事・プロジェクトを うまく進める 知識・経験 目指す方向性 チーム体制 ・・・ 土台としての「会議」

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たかが会議 されど会議

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この場でご説明する内容の全体像 会議の捉え方 1 会議をファシリテーションする際の考え方 2 会議の進め方のポイント3つ 3

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この場でご説明する内容の全体像 会議をファシリテーションする際の考え方 2 会議の進め方のポイント3つ 3 会議の捉え方 1

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会議を単体で捉えない

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会議

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進行役 この場で、 説明から合意まで すべてやりきらなければ... 毎回反対ばかりする A部長もB部長もいる中で、 なんとか結論に持っていかなければ...

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これが会議を難しくする

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会議

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会議 前の会議 次の会議

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会議 会議と会議の 間の「時間」 会議と会議の 間の「時間」

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会議 ある会議を 「会議」と「時間」の連なりの中で捉える

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なぜか?

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前後の会議・時間を使うことで 今回の会議のハードルが下がり ファシリテーションが楽になる

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会議 【次の会議】 次の会議で決定できれば良い アジェンダであれば、 今回の会議で無理に決定しよ うとしない 【前の時間】 参加者に対して、 事前に情報共有をしたり、 宿題・検討を依頼しておく

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ある会議を 「会議」と「時間」の連なりの中で捉えて ある1つの会議のハードルを下げよう

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この場でご説明する内容の全体像 会議の捉え方 1 会議の進め方のポイント3つ 3 会議をファシリテーションする際の考え方 2

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ファシリテーター1人で頑張るな

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ファシリテーションとは何か? 人びとが集まって、やり取りをしながら共同で何かを行うときに、コミュ ニケーションの場を保持し、そのプロセスに働きかける取り組み・仕組み ・仕掛け。 (ファシリテーションとは何か/井上・牧野編著) ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよ う支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。 集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活 動を支援し促進していく働きを意味します。 (日本ファシリテーション協会)

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ファシリテーションとは何か? ● ファシリテーションは、会議の場だけでな く、あらゆる場所で必要 ● 直接働きかけるだけでなく、「仕組み」を つくることも重要なファシリテーション

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ファシリテーターが頑張らなくても 目的を達成できる会議こそが 理想の会議なのではないか?

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ファシリテーターが頑張らなくても ファシリテーションが 行われる状態を作るのが ファシリテーターの仕事なのでは?

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なぜなら、 特定の人が頑張り続ける状態は サステナブルではないから

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そのため、 ファシリテーションを仕組み化し、 その役割を分散(分担)することが 極めて重要

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ファシリテーションの仕組み化・役割の分散 会議前 会議中 会議後 必要な要素を 言語化しやすい アジェンダの フォーマット 会議時の役割を分担も しくは輪番制 (進行役、議事録、ツール準備など) ToDo共有のやり方を 型化 アジェンダは メンバー全員で登録 フォローアップMTG をし、メンバー間での 共通認識を持つ 議事録は 全員で共同編集

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アジェンダ 議事録 ● 会議アジェンダの作成 ○ 資料やディスカッション用 ツールのURLも記載してお く ● 参加者へURLを事前共有 ● MTGの冒頭で、「アジェンダの 確認・調整」「前回ToDoの確 認」を行う ● 時間的に可能であれば、MTGの 最後に「ToDo確認」や「次回 MTGの主要アジェンダの確認」 を入れる ● 仮で良いので、次回MTGのア ジェンダを記載しておく(ToDo を元にアジェンダや議論内容の 仮決め) ● 議事録用ファイル(クラウド 上)の準備 ● 参加者へURLを事前共有 ● 参加者全員で議事録を取る ● 議論状況に応じて、適宜、議事 録を画面共有して、参加者間で 共通認識を作りやすい状態にす る ● 「決定事項」と「ToDo」を確認 次第、すぐにPJメンバーに共有 (これは、すぐにPJメンバーと 認識を合わせるため。議事の詳 細を追記・整理するのは、その 後で良い) 会議前 会議中 会議後 その他 ● 前回ToDoのリマインド ● Web会議URLの共有(原則、カ レンダーに貼り付ける) ● MTGで使用する道具の準備 (ディスカッション用のMiroや Googleスライド) ● ディスカッションで別のツール (Miroなど)を使用する場合に は、Web会議のチャットでディ スカッション用ページのURLを 共有する ● ラップアップMTGの開催 ● 次回MTGのカレンダー調整 (Web会議URLの発行も含め) ● SGMs (SuperGoodMe etings)もしく はドキュメント ツール ● GoogleDocs ● ディスカッショ ン用のツール (MiroやGoogle スライドなど) 使用ツール・ フォーマット (参考)会議の基本的な進め方 https://speakerdeck.com/copilot

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ファシリテーター1人で頑張るな

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この場でご説明する内容の全体像 会議の捉え方 1 会議をファシリテーションする際の考え方 2 会議の進め方のポイント3つ 3

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会議の進め方のポイント3つ 会議前 会議中 会議後 アジェンダの準備 とにかく「付せん」 「ToDoやってきてく れないんです」

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会議の進め方のポイント3つ 会議中 会議後 とにかく「付せん」 「ToDoやってきてく れないんです」 会議前 アジェンダの準備

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アジェンダのゴールは 「範囲」でイメージしよう

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アジェンダとは?

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◯◯会議 アジェンダ (広義) 1. ◯◯◯ 2. ◯◯◯ 3. ◯◯◯ アジェンダ (狭義) 各アジェンダ (狭義)が集 まった全体 それぞれの議題・論点 アジェンダとは?

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会議前に、 どれだけアジェンダを明確にできるかが 会議の質を分ける

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アジェンダを明確にするとは どういうことか?

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What Why How

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このアジェンダ項目を すべて記入すると、 自然と良いアジェンダになり ファシリテーションしやすい状態に

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その中でも重要な要素

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What Why How

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「ゴール」 = 達成したい状態

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アジェンダのゴール設定は 「議論の質」を高める肝

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ゴール(達成したい状態)を どのように設定するか?

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【質問】 「●●を決定する」というアジェンダの場合、 それは具体的にどのような状態を 意味しているでしょうか? 何がどうなれば「決定」でしょうか?

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「●●を決定する」 全員の賛成? 過半数の賛成? 反対意見がなければ良い? ●●さんがOKと言わなければダメ?

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同じ文字で書かれていても、 「ゴール」に対するイメージは 参加者間でずれる

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そのため、 ゴールイメージがずれないように ゴールを表現・確認する必要がある

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そのポイントは、 ゴールを点ではなく、 範囲でイメージする

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それ以上は求めないというライン 現実的なゴール できれば達成したいゴール 最悪でも、これ以上には (これ以下だと失敗した状態)

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このゴールイメージがズレていると 参加者の発言が あちこちに飛びやすく、 ファシリテーションの難易度が高くなる

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ゴールの範囲(上限・下限)を明確にして、 それを参加者と共有できると良い

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【例】 「●●を決定する」というアジェンダの場合、 どのように範囲でゴールを イメージすると良いか?

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●●について、前向きな気持ち・雰囲気で決定している状態。 ただし、全員の積極的賛成は不要で、 大きな反対がなければよい。 もし決定できない場合にも、少なくとも、最終判断をする人が 決定している状態にはしておきたい(スケジュール的に間に合 わなくなってしまう...) ゴールを範囲でイメージする例

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それ以上は求めない というライン 現実的なゴール できれば達成したいゴール 最悪でも、これ以上には (これ以下だと失敗した状態) ● ●●について、前向きな気持ち・雰囲気 で決定している状態 ● ただし、全員の積極的賛成は不要で、 ● 大きな反対がなければよい ● もし決定できない場合にも、少なくと も、最終判断をする人が決定している状 態にはしておきたい(スケジュール的に 間に合わなくなってしまう...) 例 ゴールを範囲でイメージする例

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「●●を決定する」という点のゴールだと、 「全員の積極的な賛成」や 「反対意見をすべて解消する状態」 を勝手に想像する人が出てきてしまう

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ゴールを範囲で捉えて ゴールをより明確にするとともに 議論の逃げ道を作っておく

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アジェンダのゴールは 「範囲」でイメージしよう

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【補足】 アジェンダが大事と連呼してきましたが、 一方で、アジェンダなしの会議(対話)も とても大事

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会議の進め方のポイント3つ 会議前 会議後 アジェンダの準備 「ToDoやってきてく れないんです」 会議中 とにかく「付せん」

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とにかく、「付せん」

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良い会議にするための様々な要素(会議の基本的な流れ) 【前提を揃える】前回の会議のふりかえり・ToDo確認・スケジュールなどで現在の位置を確認 【アジェンダの確認】その上で、今回の会議での論点を確認 【腹落ちする議論】効率的な進行をしつつも、腹落ちするまで議論 【決定事項・ToDoの明確化】決まったこと・決まっていないことの共通認識を関係者で共有する 1 2 3 4 【ふりかえり】気になることやもやもやすることがあれば、この場で共有する 5 会 議 開 始 時 会 議 終 了 時 議 論

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様々な要素がある中で、 1つだけあげるならば...

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なぜ、付せん?

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時代が変わった

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これまでは、みんな同じ考え・価値観だった

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これからは、そうではない

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もっと言えば、、、 誰も気づいていないことをみんなで発見しなければならない

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なので、 「付せん+対話」によって 共通認識を作ることが 極めて重要な時代に

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正解がない中で、 新しいものを生み出したり、 変わっていかなければならないが、 それをリーダー1人で 判断することはできない

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リーダー 社長から「変革を進めよ」 と言われたが、 何したらいいんだよ... わかんねーよ...

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これではリーダーもつらいし、 一緒に働くメンバーもつらい

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全員で 自らの思い・気づき・考え を共有することが非常に重要

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そのための付せん

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「付せん」は、 良い仕事をするための 重要KPI

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会議の中で 書かれる 1人あたりの 付せんの枚数

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これが仕事やチームに ポジティブな影響を与える キー要素

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Fusen-KPIの向上 会議の満足感・腹落ち感の向上 仕事&チームの質の向上 仕事の良い文化が、組織全体に染み出す

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とにかく、「付せん」

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会議の進め方のポイント3つ 会議前 会議中 アジェンダの準備 とにかく「付せん」 会議後 「ToDoやってきてく れないんです」

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会議後、速攻でToDoを共有しよう

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みなさんのプロジェクトでは 会議で出た「ToDo」に 対応できていますか?

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ToDoがあったことを 忘れてました...

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考えようとしたのですが なんか迷ってしまって...

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そんなToDo ありましたっけ?

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そもそも、 そのToDo やる必要あるんですかね?

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みたいな状況は避けたい

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しかし、 「このToDoやってね」 と伝えるだけで対応できるほど 単純な話ではない

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ToDoが適切に対応されるまでの「壁」 【納得】ToDoの必要性・自分がやる理由への腹落ち 【共通認識】そのToDoがToDoになったということの共通認識 【対処イメージ】そのToDoを対処する流れのイメージ 【負荷】心理的負荷・時間的負荷の軽減 1 2 3 4

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ToDoを行動に移しやすくするには? 【納得】ToDoの必要性・自分がやる理由 への腹落ち 【共通認識】そのToDoがToDoになったと いうことの共通認識 【対処イメージ】そのToDoを対処する流 れのイメージ 【負荷】心理的負荷・時間的負荷の軽減 1 2 3 4 ● 会議時の対話で、丁寧にすり合わせる ● その場で、疑問や違和感がないかをToDo担当者に確認 ● 会議後に、すぐにToDoをSlackなどで共有する ● これによって、いつでもToDoを確認できる状態になる ● 必要に応じて、リマインド ● もしイメージが持てない状況になっていたら、会議後に5分で もToDo担当者と別メンバーですり合わせ ● 一歩目のハードルを下げる ● ペアワーク(一緒に作成して、1人の負担にしない) ● 締切を逆に短くして、荒い状態でのアウトプットを求める 必須

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みなさん、 会議後にToDo共有していますか?

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「会議はToDo共有のためにある」 と言っても良いくらい 超重要事項ですので、ぜひ!

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SlackなどのチャットツールでのToDo共有のイメージ ■決定事項 ● ●●会議は●月●日の開催とする ■ToDo ▼報告書の内容について検討する ● ●●資料のp10を修正する( @AAA、締切:12/10) ○ そのために、 @BBB さんとクイックに5分MTGする( @AAA、@BBB) ▼クライアントとの懇親会の開催内容について議論する ● お店を予約して、関係者のカレンダーに登録する( @CCC ) ■次回MTGアジェンダ ● アジェンダURL ■関連資料 ● 議事録 ● スケジュール ● 報告書資料 アジェンダ (テーマ)ご とに区切る 該当資料に は、リンクを 付与する ToDo単位で、担 当者にメンション をつける 必要に応じて、関連資料のリンクも 記載して、関係者が資料にアクセス しやすい状態を 仮で良いので(最悪、枠だけでも良いので)、次 回MTGアジェンダを用意しておくと、関係者の 目線が先を向き、行動が早くなる (URLでなくとも、テキストでの記載でも良い)

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https://supergoodmeetings.com/

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「ToDo共有」は メンバーの行動や プロジェクトの質に影響を与える クリエイティブな振る舞い

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会議後、速攻でToDoを共有しよう

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まとめ

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まとめ 会議の捉え方 1 会議をファシリテーション する際の考え方 2 会議の進め方のポイント3つ 3 ● ある会議を「会議」と「時間」の連なりの中で捉え て、ある1つの会議のハードルを下げよう ● ファシリテーター1人で頑張るな ● アジェンダのゴールは、「範囲」でイメージしよう ● とにかく、「付せん」 ● 会議後、速攻でToDoを共有しよう