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1 © Cake.jp Co.Ltd. All Right Reserved.|Confidential 株式会社Cake.jp 代表取締役社長 髙橋優貴
 経営レイヤーとエンジニア間の協働を促進し、
 開発の質・量を向上させるポイントとは?


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LTで持ち帰ってほしいこと
 
 
 経営レイヤーとプロジェクトを推進する際に、
 抑えるべき開発の質・量を向上させるポイント
 
 
 経営・ビジネス側が何を考えていて、それをエンジニアとすり合わせるために、どの ような試行錯誤をしているかを紹介します!
 
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3 © Cake.jp Co.Ltd. All Right Reserved.|Confidential 目次
 - 自己紹介
 - Cake.jpの概要
 - 組織構成
 - エンジニアが開発を進めやすくするためにやってきたこと
 - 前提をそろえる
 - 量の話
 - 質の話


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4 © Cake.jp Co.Ltd. All Right Reserved.|Confidential プロフィール
 株式会社Cake.jp 
 代表取締役 高橋 優貴
 
 1986年生まれ
 
 2008年東京都立大学在籍時に
 プログラミングを習得し、
 個人事業主として、flash制作の受託開発を行う
 
 2009年4月に株式会社FLASH PARKを設立し、
 CEOに就任
 2013年、自らがエンジニアとして「Cake.jp」を構築
 
 


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5 © Cake.jp Co.Ltd. All Right Reserved.|Confidential ITのエンジニアで、ケーキ専門ECを立ち上げる人は、あまりいない(?)
 ケーキのECをはじめた経緯は大きく2つ、
 ①ケーキ好き。
  めでたい時にいつもある
 
 ②業界の課題
  労働環境 / 廃棄ロス
  ITの仕組みで貢献できる


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「Cake.jp」開発組織の構成
 
 - エンジニア 6名
 - デザイナー 3名
 - PdM 2名
 - ステークホルダー
 - マーケ、CS、商品企画、営業、商品調達、管理
 - 約50人
 
 構成
 - 社長兼PO
 - テックリード
 - PdM、PM
 - エンジニアメンバー、デザインメンバー
 - EM(募集中★)
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「Cake.jp」とは?
 
 会員数150万人、加盟店舗数1,700のケーキ専門のECサイト。
 世の中の大きなショッピングモールとの違いは、ケーキに最適化している点です。ケーキを販 売するだけでなく、企画・商品開発、製造、物流など、
 より上流に入り込んで、ケーキ屋さんの売上UPのサポートをしています。
 7 © Cake.jp Co.Ltd. All Right Reserved.|Confidential ケーキ業界最大のECサイト 会員数 150万人 突破!

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経営者としての思い
 
 
 ケーキは、ユーザーがびっくりする、喜んでくれるような楽しいことを仕込んでいけば、良い情 報は自ずと広まり、売上も大きくなっていく商材。
 
 自分たちが楽しいことをやっていく。
 
 プロダクトとコンテンツに投資をしていくことで、成長させていきたいと思っている。。
 
 事業が成長すると、ビジネス側の要望やプロジェクトは比例して多くなる。
 エンジニアが開発を進めやすくするために試行錯誤してきたことを紹介します!
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はじめに、、Cake.jpがどういうプロダクトをつくろうとしているのか
 
 
 ①使いやすいサイト。安心して、簡単に買える。
 ②必要な情報を必要なタイミングで届ける。
 ③機能。ケーキ専門サービスとして選ばれる理由をつくる。
 
 
 苦労したポイント①
 この3つがなぜ大事なのか、
 その前提を開発組織内で揃えていく
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前提そろえるために、やったこと
 
 - プロダクト開発のイニシアチブを決める
 - イニシアチブが高い背景のリアリティを持つために、インサイトを様々な角度か ら共有する
 - ユーザーからの問い合わせを読み合わせる
 - 輪読会、推薦図書を通じて考え方を共有する
 - 検索動向など、ユーザーの動き定量化し課題を明らかにする
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参考:イニシアチブ
 
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参考:イニシアチブ
 
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参考:ユーザーからの問い合わせ
 
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苦労ポイント② タスクの進行、量
 
 課題>アプローチ>要件>仕様>実装>レビュー>リリース>PDCA
 
 要件決めで歩留まりが多く起こった。。
 エンジニアが実装に進めるように、要件定義と仕様決めを、ビジネス側と連携して PMが旗振りをしていく体制に。
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要件~実装、リリース後のPDCAをスピード感を持って進めるために、
 PMが工夫し、トライしたこと
 
 - プランニングのリデザイン
 - 頻度を隔週→週1に変更。
 - 自分たちが何に取り組むべきかissueの棚卸・アサインが高頻度ででき、 PDCAが早く回る
 - issueの分割
 - ストーリーポイントという単位を導入して、最小単位を工数1日ではなく、 SP1=数時間から細かく定義する形に。
 - 細かい単位でクイックにリリースできる形に。
 - プランニングポーカーの導入
 - チームメンバー個人に依存していて、各自バラバラの数字が見積もられて いた
 - 仕事量に加えて、複雑さ・リスク・不確実性を加味した粒度を認識して、優 先度を管理
 - SPが大きいissueについては、インパクトを鑑みて、要件を調整
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ビジネスを大きくしていくためには、量とスピードだけでなく、
 品質との両立が必要
 
 - 技術基盤の改善に対して一定リソースを常時確保
 - 結果として、PHP5.6→7.2のバージョンアップ、フロントの速度改善
 - 今後は、サーバーサイドKotlinへの移行、API開発を進める
 - メンバーの技術力向上
 - モブプロ、輪読会、コードレビュー
 - メンバー同士がそれぞれのPJから得た学びや、個々人が持つ技術を 敷衍する機会
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おわりに
 
 盛り込めなかった試行錯誤ほかにもあります。
 - Zenhubからasanaへ移行。管理効率の改善。
 - 小さいサブタスクを切り出しやすく、心理的負担軽減。
 - ドメイン駆動設計の開発手法を取り入れ中。
 - 事業の成長に合わせて、歴史あるコードをモダンな開発手法に置き換えて いく。
 - など。
 
 みなさんの試行錯誤もぜひおしえてください。
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