PMとPMMの良い連携について話そう 〜急成長プロダクトBill OneとLoglassの事例〜 / Partnership between PM and PMM
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Minoru YOKOMICHI
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アーカイブ動画 パネルディスカッション: PMとPMMの良い連携について話そう 〜急成⻑プロダクトBill OneとLoglassの事例〜 2023/12/05
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アーカイブ動画
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アーカイブ動画 当⽇のアーカイブ動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=D2PfC35dnMI (右下のQRコード)
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アーカイブ動画 モデレーター紹介 Product People株式会社 代表取締役 プロダクトコーチ 横道稔 プロダクトコーチとして、多数のSaaS企業のプロ ダクト作りに関わるコーチングやアドバイザリー に従事。 翻訳書に『LOVED』 『プロダクト‧レッド‧オーガニゼーション』。
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アーカイブ動画 本⽇のテーマ、趣旨 「プロダクトマネージャー(PM)と プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)の 良い連携」を、PMの視点から、事例をもとに話す 以下のような悩みを持つPM向けのイベントです ● PMMとうまく連携できてないけどどう改善すれば? ● PMMを設置したいが、役割分担設計はどうすべき? ● そもそもPMMを設置すべき?
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アーカイブ動画 前提やお願い ● 「事例」はそのまま他の会社にコピペできるものではないですが、 成功の背後にある各種特性(ビジネス、プロダクト、⼈、構造、⽂化、 フェーズ、タイミングなど)も合わせて知ることで、別の特性下でも活かせ るはずです。ぜひその辺りも深掘りできればと思います。 ● みなさんからの質問を積極的に取り扱えれればと思いますので、 ぜひ Sli.do (右下のQRコード)で質問をお願いします!
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アーカイブ動画 パネリスト紹介
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アーカイブ動画 パネリスト紹介 Sansan株式会社 Bill One事業部 プロダクトマネジャー / 公認会計⼠ 柴野 亮 公認会計⼠試験に合格後、監査法⼈に⼊社。 2014年にSansan株式会社へ⼊社し、財務‧経 理担当として経理実務に携わる。請求書業務の ⾮効率さに⼤きな課題を感じ、インボイス管理 サービス「Bill One」の事業開発に着⼿。現在 はプロダクトマネジャーとして、新しい請求書 業務の在り⽅を普及させるために尽⼒する。 株式会社ログラス プロダクトマネージャー 浅越 光⼀ 2018年からfreee株式会社でHR領域SaaSのプロ ダクトマネジメントを経験した後、2022年にロ グラスにジョイン。現在は経営管理SaaS全体の プロダクトマネジメントに従事しつつ、他のプ ロダクトマネージャーの後⽅⽀援や組織づくり も担当。
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アーカイブ動画 本⽇のトピック
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アーカイブ動画 本⽇のトピック ● 各社のPM / PMM の定義 ● PMM設置の動機 ● 連携による良いアウトカム ● [メイン] 職務領域の境界/コラボレーションポイントの実例 ● うまくいっている要因 時間があれば: ● コラボレーションの失敗実例 ● PMM設置のメリット‧注意点
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アーカイブ動画 背景共有のための プロダクト紹介
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アーカイブ動画 Bill One 紹介
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アーカイブ動画 Bill One 紹介
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アーカイブ動画 Loglass 紹介
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アーカイブ動画 Loglass 紹介
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アーカイブ動画 PMM設置の動機
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アーカイブ動画 PMM設置前の状態‧課題、設置の動機を簡単にまとめると? Bill One - 柴野 亮 ⼀⼈のPMの限界 〜事業のスピードを加速〜 Loglass - 浅越 光⼀ 「提供価値の多様化」 「組織間の個別最適」 への対策
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アーカイブ動画 Bill Oneの場合 ● ⼀⼈のPMの限界 〜 事業のスピードを加速 〜 ○ プロダクトに向き合う時間を確保 ■ セールスモデル領域の拡⼤(プライシング、販売チャネル) ■ 戦略(⼤きな⽅針)より戦術(現場のシナリオ)の強化 ○ マーケットの進化スピードを牽引 ■ 成⻑過程にあるマーケットであるので、マーケット状況(潜在ニー ズ、競合分析)をよりタイムリーに把握するため
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アーカイブ動画 Loglassの場合 ● 提供価値の多様化 ○ 顧客のインダストリー(業界)や企業特性ごとに運⽤⽅法が様々 ○ 顧客がプロダクトのどの部分をなぜ気にいっているのかもバリエーションが出てきている ○ さらに新規事業の種も⾒つかってきた! ○ 提供価値の多様化‧複層化が今後も加速する中で、ストーリーを揃える必要性 ● 組織間の個別最適を防ぐ ○ 組織内の分断‧⽬線のズレ‧セクショナリズムを防ぎたい ○ 例えば以下のような状況は避けたかった ■ 特定の組織や顧客のVoCが強く、プロダクトロードマップがブレる ■ プロダクトの提供価値がビジネス組織に浸透せず、個々にメッセージがズレる ■ 組織間でボールが落ちることでファネル遷移率が改善されにくく、価値が届かない ○ ビジネス組織の中に横串の役割を置けば、 組織間の協業の機動⼒を上げたり、PdMと合議で優先度を決めやすくなるのでは?
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アーカイブ動画 各社の PM / PMM の定義 (まずはざっくり)
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アーカイブ動画 Bill Oneの場合
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アーカイブ動画 Loglassの場合 PdM PMM Engineer Designer Marketing Sales CS Bizdev 何が売れるか どうすれば売れるか どうすれば使われるか 何をつくるか 何のためにつくるか どんな順番でつくるか 事業成果とユーザー価値向上を両輪で加速させる
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アーカイブ動画 PMとPMMの職務領域の境界/ コラボレーションポイントの実例 (役割分担、連携のプロセス‧具体的な会議体、話される内容など)
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アーカイブ動画 Bill Oneの場合
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アーカイブ動画 Bill Oneの場合 Engineer / Desinger CS PdM Sales Maketing PMM Feedback 1.議論:課題定義、訴求メッセージ 2.共有:PdMからソリューション、PMMからセールスモデル 3.相談:戦術レベルのお悩み 取りこぼしがないように、⼤⼩問わず、顧客からのFeedbackを投稿する
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アーカイブ動画 Loglassの場合 ● 役割分担は決めすぎないよう意識、機動性と相互の信頼のほうが重要 ● その上で「どちらかというとPMM寄り/PdM寄り」でざっくり守備範囲の共通認識を持っている 何が売れるか どうすれば売れるか どうすれば使われるか 何をつくるか 何のためにつくるか どんな順番でつくるか 事業成果とユーザー価値の両⽴ プロダクトビジョン プロダクト価値の ⾔語化 プライシング ターゲット優先度 プロダクト ロードマップ 競合理解 セールス イネーブルメント プロダクトGTM 新規事業検討 VoC管理 マーケティング クリエイティブ ファネル改善全般 プロトタイプ検証 要求整理 リリース戦略 ユーザー課題 ヒアリング PMM PdM
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アーカイブ動画 Loglassの場合 ● 週次定例mtgのアジェンダ例 ● 共有を忘れないための チェックポイント的な位置づけ (必要な議論は随時⾏っている) ● 頭出し的にアジェンダを持ち込み、 詳細議論は必要な関係者で⾏う ○ 新機能のGTM ○ プライシングの変更 ○ 直近失注やChurn傾向をもとに 開発優先度の議論 ○ など
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アーカイブ動画 Loglassの場合 ● ⽇常的なやり取りの例。 顧客要望が各メンバーから投稿され るSlack channel ● CSやセールスから投稿された内容を ベースに、PMM,PdM,エンジニア、デ ザイナー etcが反応して議論 ● 顧客属性ごとの整理など、VoC管理は 別途⾏う
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アーカイブ動画 PMMとの連携による良いアウトカム
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アーカイブ動画 「PMMとの連携による良いアウトカム」一言で言うと? Bill One - 柴野 亮 プロダクトの意思決定 スピード向上 Loglass - 浅越 光一 意思決定の半自動化
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アーカイブ動画 Bill Oneの場合
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アーカイブ動画 Loglassの場合 ● 市場規模や顧客属性‧持っている課題を もとに「優先ターゲットは誰か」を統⼀ ● 「誰に向かって作るか」がブレないので 開発ロードマップが決めやすい ● ソリューション検討の際のヒアリングも 背景理解があるため設計しやすい ● プロダクトチームの意思決定の質‧速度 ともに上がった
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アーカイブ動画 Loglassの場合 こちらはセールス‧マーケのファネル改善の例 事例やセールストークの収集
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アーカイブ動画 うまくいっている要因 (フェーズ、タイミング、組織⽂化、⼈材特性など)
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アーカイブ動画 「うまくいっている要因」を簡単にまとめると? Bill One - 柴野 亮 ⽳をつくらない Loglass - 浅越 光⼀ 越境しやすい企業⽂化 PMMのパーソナリティ
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アーカイブ動画
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アーカイブ動画 全職種採⽤中です → Loglass 採⽤ で検索 MEETUPも毎⽉開催
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アーカイブ動画 第8章では「プロダクトマネジメントとのパートナーシップ」が取り扱われています 書籍『LOVED』もぜひ