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PMとPMMの良い連携について話そう 〜急成長プロダクトBill OneとLoglassの事例...

PMとPMMの良い連携について話そう 〜急成長プロダクトBill OneとLoglassの事例〜 / Partnership between PM and PMM

2023/12/5 開催パネルディスカッション「PMとPMMの良い連携について話そう〜急成長プロダクト Bill Oneとログラスの事例〜」
・アーカイブ動画:https://www.youtube.com/watch?v=D2PfC35dnMI
・イベントページ:https://forkwell.connpass.com/event/301928/

Minoru YOKOMICHI

December 06, 2023
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Transcript

  1. アーカイブ動画 パネリスト紹介 Sansan株式会社 Bill One事業部 プロダクトマネジャー / 公認会計⼠ 柴野 亮

    公認会計⼠試験に合格後、監査法⼈に⼊社。 2014年にSansan株式会社へ⼊社し、財務‧経 理担当として経理実務に携わる。請求書業務の ⾮効率さに⼤きな課題を感じ、インボイス管理 サービス「Bill One」の事業開発に着⼿。現在 はプロダクトマネジャーとして、新しい請求書 業務の在り⽅を普及させるために尽⼒する。 株式会社ログラス プロダクトマネージャー 浅越 光⼀ 2018年からfreee株式会社でHR領域SaaSのプロ ダクトマネジメントを経験した後、2022年にロ グラスにジョイン。現在は経営管理SaaS全体の プロダクトマネジメントに従事しつつ、他のプ ロダクトマネージャーの後⽅⽀援や組織づくり も担当。
  2. アーカイブ動画 本⽇のトピック • 各社のPM / PMM の定義 • PMM設置の動機 •

    連携による良いアウトカム • [メイン] 職務領域の境界/コラボレーションポイントの実例 • うまくいっている要因 時間があれば: • コラボレーションの失敗実例 • PMM設置のメリット‧注意点
  3. アーカイブ動画 Bill Oneの場合 • ⼀⼈のPMの限界 〜 事業のスピードを加速 〜 ◦ プロダクトに向き合う時間を確保 ▪

    セールスモデル領域の拡⼤(プライシング、販売チャネル) ▪ 戦略(⼤きな⽅針)より戦術(現場のシナリオ)の強化 ◦ マーケットの進化スピードを牽引 ▪ 成⻑過程にあるマーケットであるので、マーケット状況(潜在ニー ズ、競合分析)をよりタイムリーに把握するため
  4. アーカイブ動画 Loglassの場合 • 提供価値の多様化 ◦ 顧客のインダストリー(業界)や企業特性ごとに運⽤⽅法が様々 ◦ 顧客がプロダクトのどの部分をなぜ気にいっているのかもバリエーションが出てきている ◦ さらに新規事業の種も⾒つかってきた!

    ◦ 提供価値の多様化‧複層化が今後も加速する中で、ストーリーを揃える必要性 • 組織間の個別最適を防ぐ ◦ 組織内の分断‧⽬線のズレ‧セクショナリズムを防ぎたい ◦ 例えば以下のような状況は避けたかった ▪ 特定の組織や顧客のVoCが強く、プロダクトロードマップがブレる ▪ プロダクトの提供価値がビジネス組織に浸透せず、個々にメッセージがズレる ▪ 組織間でボールが落ちることでファネル遷移率が改善されにくく、価値が届かない ◦ ビジネス組織の中に横串の役割を置けば、 組織間の協業の機動⼒を上げたり、PdMと合議で優先度を決めやすくなるのでは?
  5. アーカイブ動画 Loglassの場合 PdM PMM Engineer Designer Marketing Sales CS Bizdev

    何が売れるか どうすれば売れるか どうすれば使われるか 何をつくるか 何のためにつくるか どんな順番でつくるか 事業成果とユーザー価値向上を両輪で加速させる
  6. アーカイブ動画 Bill Oneの場合 Engineer / Desinger CS PdM Sales Maketing

    PMM Feedback 1.議論:課題定義、訴求メッセージ 2.共有:PdMからソリューション、PMMからセールスモデル 3.相談:戦術レベルのお悩み 取りこぼしがないように、⼤⼩問わず、顧客からのFeedbackを投稿する
  7. アーカイブ動画 Loglassの場合 • 役割分担は決めすぎないよう意識、機動性と相互の信頼のほうが重要 • その上で「どちらかというとPMM寄り/PdM寄り」でざっくり守備範囲の共通認識を持っている 何が売れるか どうすれば売れるか どうすれば使われるか 何をつくるか

    何のためにつくるか どんな順番でつくるか 事業成果とユーザー価値の両⽴ プロダクトビジョン プロダクト価値の ⾔語化 プライシング ターゲット優先度 プロダクト ロードマップ 競合理解 セールス イネーブルメント プロダクトGTM 新規事業検討 VoC管理 マーケティング クリエイティブ ファネル改善全般 プロトタイプ検証 要求整理 リリース戦略 ユーザー課題 ヒアリング PMM PdM
  8. アーカイブ動画 Loglassの場合 • 週次定例mtgのアジェンダ例 • 共有を忘れないための チェックポイント的な位置づけ (必要な議論は随時⾏っている) • 頭出し的にアジェンダを持ち込み、

    詳細議論は必要な関係者で⾏う ◦ 新機能のGTM ◦ プライシングの変更 ◦ 直近失注やChurn傾向をもとに 開発優先度の議論 ◦ など