Slide 1

Slide 1 text

AWSでIoTへの第⼀歩!/ IoTで始めるAWS! M5Stackを使って AWS IoT Coreを⼊⾨する 森尾 孟倫(まると) クラスメソッド株式会社 クラウド事業本部 コンサルティング部 [⾃由研究発表] クラスメソッド社員による怒涛のLT⼤会、11連発 Part 7

Slide 2

Slide 2 text

5分厳守なので爆速 ⾃⼰紹介 2 クラスメソッド株式会社 クラウド事業本部 コンサルティング部 まると Maruto ソリューションアーキテクト

Slide 3

Slide 3 text

IoT on AWS?

Slide 4

Slide 4 text

4 AWS IoT Core まずはこれ

Slide 5

Slide 5 text

AWS IoT Coreについて 5 ⼀⾔でまとめると IoTデバイスをクラウドに安全に接続し、双⽅向通信を実現するマネージドサービス できること(⼀例) 通信関連 ● 相互認証、エンドツーエンド暗号化 ● MQTT、HTTPS、MQTT over WSS、LoRaWANなど様々なプロトコルに対応 ● 数⼗億のデバイス、数兆件のメッセージなど⼤規模環境に対応 データ処理関連 ● メッセージのフィルタリング、変換、ルーティング ● Lambda、DynamoDb、S3などのAWSサービス連携 ● リアルタイムでのデータ処理/取り込み

Slide 6

Slide 6 text

AWS IoT Core、クラウドで何が嬉しいの? 6 インフラ観点 ブローカーの管理が不要 サーバーの初期構築が不要 (すぐに始められる) デバイス数が急激な増加に対応 セキュリティや監視など利⽤可能 開発観点 パイプラインの構築が容易 ビジネス観点 プロトタイプから本番への移⾏時 アーキテクチャの変更が不要 デバイスの管理が容易 (デバイスシャドウ) インフラ設計の⾼速化 (ソフト開発までの時間短縮) 初期投資の最⼩化 グローバル展開の⾼速化 サービスインまでのリードタイム 短縮

Slide 7

Slide 7 text

今すぐ始めよう! 7 M5Stackを利⽤したプロトタイプの開発 内蔵センサ、インターフェイスの充実度 ● RTC、加速度、バイブモータ、タッチパネル、 Wi-Fi/Bluetooth、LED、スピーカー、マイク ● (ポートにモジュールを接続することで拡張可能) デバイスの扱いやすさの優位性 ● ノーコードで開発も可能 ● 豊富なドキュメント ⼀台で複数の機能がパッケージ化されている、 ビジュアルプログラミングができるためすぐに始められる。

Slide 8

Slide 8 text

Sample

Slide 9

Slide 9 text

サンプル: 少⼈数向け会議Boxの空き確認サービス 9 課題 オフィスで⼀⼈でミーティング等ができるよう、1⼈⽤Boxをオフィスのエリアごとに複数設置 出社⼈数が増えるごとに、空いているBoxを探すためにエリアを歩き回る必要が出てくる Box内に⼈感センサーを設置し、空き状況を確認できる社内サービスをAWSで展開 解決案 追加の要件 ビジネスの拡⼤に伴い、メンバーの増加 コミュニケーション促進のために出社⼈数の増加 上記の要件から、Boxを社内に⼤量に追加しても柔軟にインフラ側が対応できるように ⼀⽅で、コストは最⼩限にする必要がある

Slide 10

Slide 10 text

サンプルアーキテクチャ 10 ※よりシンプルにお⾒せするために認証/認可の部分は除いています。

Slide 11

Slide 11 text

サンプル実装 11 利⽤デバイス ‧M5Stack Core2 for AWS ‧M5Stack⽤PIRセンサユニット シンプルなフロー 動きがある場合 → Box使⽤中として内部フラグを設定 → IDと使⽤中である旨のメッセージ送信 → ⼀定時間後(30秒)に動きがあるかチェック 動きがない場合 → Box未使⽤として内部フラグを設定 → IDと未使⽤である旨のメッセージ送信 ※⼤量にリクエストが送られないようにする⼯夫が別途必要

Slide 12

Slide 12 text

サンプルUI 12 特徴 ‧フィルタ機能 エリア、収容⼈数、利⽤状況 ‧視覚的に利⽤状況の確認が容易 ‧リアルタイムによる更新

Slide 13

Slide 13 text

Closing

Slide 14

Slide 14 text

終わりに 14 AWSでIoT/IoTから始めるAWSについて 少しでもイメージを持ち帰っていただけたら幸いです! AWSにIoTデバイスを接続など簡単なものでも まずは触ってみてください!

Slide 15

Slide 15 text

Thank you! 森尾 孟倫(まると) クラスメソッド株式会社 クラウド事業本部 コンサルティング部