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M5Stackを使ってAWS IoT Coreを入門する
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Maruto
October 21, 2025
1
110
M5Stackを使ってAWS IoT Coreを入門する
Maruto
October 21, 2025
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Transcript
AWSでIoTへの第⼀歩!/ IoTで始めるAWS! M5Stackを使って AWS IoT Coreを⼊⾨する 森尾 孟倫(まると) クラスメソッド株式会社 クラウド事業本部
コンサルティング部 [⾃由研究発表] クラスメソッド社員による怒涛のLT⼤会、11連発 Part 7
5分厳守なので爆速 ⾃⼰紹介 2 クラスメソッド株式会社 クラウド事業本部 コンサルティング部 まると Maruto ソリューションアーキテクト
IoT on AWS?
4 AWS IoT Core まずはこれ
AWS IoT Coreについて 5 ⼀⾔でまとめると IoTデバイスをクラウドに安全に接続し、双⽅向通信を実現するマネージドサービス できること(⼀例) 通信関連 • 相互認証、エンドツーエンド暗号化
• MQTT、HTTPS、MQTT over WSS、LoRaWANなど様々なプロトコルに対応 • 数⼗億のデバイス、数兆件のメッセージなど⼤規模環境に対応 データ処理関連 • メッセージのフィルタリング、変換、ルーティング • Lambda、DynamoDb、S3などのAWSサービス連携 • リアルタイムでのデータ処理/取り込み
AWS IoT Core、クラウドで何が嬉しいの? 6 インフラ観点 ブローカーの管理が不要 サーバーの初期構築が不要 (すぐに始められる) デバイス数が急激な増加に対応 セキュリティや監視など利⽤可能
開発観点 パイプラインの構築が容易 ビジネス観点 プロトタイプから本番への移⾏時 アーキテクチャの変更が不要 デバイスの管理が容易 (デバイスシャドウ) インフラ設計の⾼速化 (ソフト開発までの時間短縮) 初期投資の最⼩化 グローバル展開の⾼速化 サービスインまでのリードタイム 短縮
今すぐ始めよう! 7 M5Stackを利⽤したプロトタイプの開発 内蔵センサ、インターフェイスの充実度 • RTC、加速度、バイブモータ、タッチパネル、 Wi-Fi/Bluetooth、LED、スピーカー、マイク • (ポートにモジュールを接続することで拡張可能) デバイスの扱いやすさの優位性
• ノーコードで開発も可能 • 豊富なドキュメント ⼀台で複数の機能がパッケージ化されている、 ビジュアルプログラミングができるためすぐに始められる。
Sample
サンプル: 少⼈数向け会議Boxの空き確認サービス 9 課題 オフィスで⼀⼈でミーティング等ができるよう、1⼈⽤Boxをオフィスのエリアごとに複数設置 出社⼈数が増えるごとに、空いているBoxを探すためにエリアを歩き回る必要が出てくる Box内に⼈感センサーを設置し、空き状況を確認できる社内サービスをAWSで展開 解決案 追加の要件 ビジネスの拡⼤に伴い、メンバーの増加
コミュニケーション促進のために出社⼈数の増加 上記の要件から、Boxを社内に⼤量に追加しても柔軟にインフラ側が対応できるように ⼀⽅で、コストは最⼩限にする必要がある
サンプルアーキテクチャ 10 ※よりシンプルにお⾒せするために認証/認可の部分は除いています。
サンプル実装 11 利⽤デバイス ‧M5Stack Core2 for AWS ‧M5Stack⽤PIRセンサユニット シンプルなフロー 動きがある場合
→ Box使⽤中として内部フラグを設定 → IDと使⽤中である旨のメッセージ送信 → ⼀定時間後(30秒)に動きがあるかチェック 動きがない場合 → Box未使⽤として内部フラグを設定 → IDと未使⽤である旨のメッセージ送信 ※⼤量にリクエストが送られないようにする⼯夫が別途必要
サンプルUI 12 特徴 ‧フィルタ機能 エリア、収容⼈数、利⽤状況 ‧視覚的に利⽤状況の確認が容易 ‧リアルタイムによる更新
Closing
終わりに 14 AWSでIoT/IoTから始めるAWSについて 少しでもイメージを持ち帰っていただけたら幸いです! AWSにIoTデバイスを接続など簡単なものでも まずは触ってみてください!
Thank you! 森尾 孟倫(まると) クラスメソッド株式会社 クラウド事業本部 コンサルティング部