チーム内勉強会のススメ - 社内勉強会 DeNAの場合【DeNA TechCon 2021】/techcon2021-18
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DeNA_Tech
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奥中 将太 / everes
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エンジニアが集まって仕事をしていると、学びを共有したり、 独りで解決困難な課題のアドバイスをもらいたいが、日々の業 務が忙しい、オンライン開催が難しい、また自ら開催する心理 的ハードルも高く実行に移せない - 前半 : チーム内勉強会のススメ - 後半 : 社内勉強会 DeNAの場合 2
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奥中 将太 Okunaka Shota サーバーエンジニア - 2017年 DeNA 中途入社 ハッカドールの開発担当 - 2018年 Rerep の開発担当 : https://github.com/okkun-sh : https://twitter.com/okkun_sh @okkun_sh 3
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- チーム内勉強会を始めた経緯 - 方法 - 成果 - まとめ 4
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3人のスモールチームで構成 - フロントエンジニア 1人 - サーバー・インフラエンジニア 2人 6
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- リモートワーク移行でコミュニケーションが減り、チーム内で 知見を共有する機会が減った - チーム全体の技術力の底上げ - シニアエンジニアとの技術力の差があった - 複雑なコードのコードリーディング、難しい書籍の理解におい て最後までやりきることが難しい 7
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チーム内で勉強会をやってみよう! 8
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- 業務時間での開催の為、テーマは直近の業務に活 かせるものを選ぶ - 廃れにくい内容を選ぶ - チーム内で持続可能な勉強会にする 9
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- 週4, 5回開催でほぼ毎日 - 1回の時間は40分で業務時間に行う - 事前準備無し - 輪読形式 - Google Meet を利用 11
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- 書籍の選定 開発プロダクトに関連するテーマから皆で選ぶ - 書籍を音読する 読み流しを防止してしっかり理解する 気になる部分があれば即中断し、開発プロダクト のコードを読んだり Playground で検証し深掘り する 12
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2ヶ月に1冊のペースで読み進めている - 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性 が生まれる原理と対策の実践 - Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 - 現場で役立つ システム設計の原則 15
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- 開発プロダクトの改善 - セキュリティ周りの見直し - 設計の見直しを含めたコードのリファクタリ ング - 技術力の差を縮めることができていると実感 - シニアエンジニアによる知識・知見の共有 16
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- リモートワーク移行でコミュニケーションが減り、チーム内で 知識を共有する機会が減った - チーム全体の技術力の底上げ 17
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- シニアエンジニアとの技術力の差を縮める - 複雑なコードのコードリーディング、難しい書籍の理解におい て最後までやりきることが難しい 18
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- 業務時間でやる - チームの理解やサポートを得る 日頃から技術に対して真摯に向き合い、 チームで技術を学ぶ必要性をプロダクトオーナー 含めて理解してもらえたことが大きい 20
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- チームとして学んだことのまとめ (総括) を行 なっていない為、今後はアウトプットとしてブロ グを書く 21
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- チーム内のコミュニケーションが増え、チーム全体の技 術力の底上げをすることができている - 即開発プロダクトの改善ができている - シニアエンジニアとの技術力の差を縮め、一緒に深掘り することで最後までやりきることができ、自信もつける ことができている 22
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● なぜ勉強会をやっているのか ● 実際にチーム勉強会をやってみてどうだった か? ● DeNAの社内勉強会はこんな感じ ● 他、DeNAの技術支援や外部発信の状況
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● everes Makoto Tsuyuki ● (えゔぁさん) ● システム本部CTO室 ● 技術知見と人材活用 2006年〜2009年頃までDjango勉強会を主催していた
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● ナレッジワーカーの仕事は、生産するものを考 えるところから ● 学び続けることによって生産できるものが変 わってくる ● 仮説を立てて進んでいく、ヒット率が変わって くる
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● 生産性に違いが出てくるから ● 生産に必要な知識が陳腐化してしまうから
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● 情報収集能力 ● コミュニケーション能力
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● 社内人材の見える化の一種 ● チームや事業部を横断して前に出るタイプの人 を探したい
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● 技術領域ごとに前に出るタイプの人を探したい ○ 事業部をまたがって知見の共有をしたい ○ 社内のプロジェクトテンプレート作りたい
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ログインボーナスという機能はゲームを作ってる人 たちには馴染みがありますよね? ※ログインボーナス: ゲームにログインすると獲得できるボーナス(アイテムなど)のこと
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● 勉強会・発表資料などからのアプローチの話で す
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1. どこまでとは決めずに読み始める 2. 絶妙な間w でちょっと待って、となる 3. ディスカッションなど a. 質問 b. テックリードから i. 大事な点の解説や最近の記事のURL ii. 社内の事例の話 4. 1に戻る(時間内繰り返し)
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● 行なっていたディスカッション ○ 対面でホワイトボードなどを使って設計の相談など ○ 最近見た記事をプロジェクトに適用できるかの議論など ● 行うタイミング ○ 機能開発・リファクタリング実施時
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● やってみたが、ざっくばらんに話すきっかけが ないと、Slackを起点としたコミュニケーション は生まれなかった ● 業務が詰まっているとは感じなかったが、チー ムのコミュニケーションがへり、技術的な共有 (教育)の機会が減った
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● 勉強会前の状態 ○ どちらかというと師弟関係(メンターとメンティ関係) ● 勉強会後の状態 ○ 技術者として深く、信頼できる関係になった
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● 例えば今のテックリードがいないチームだとや り方を変えた方が良い? ○ テックリードの説明・補足に依存しているところがある ○ テックリードの存在がなければ深い議論や説明が少し曖昧 になってしまい、今のような効果を得られるのは難しい ○ 一方、みんなで協力して違った勉強会になり得る
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● テックリードは今までの経験や勉強の積み重ね があるので、その知見をメンバーに伝えるのも 大事な仕事の一つ ● 次の人へ経験を引き継ごう ● 勉強会+ドキュメンテーション、社内の仕組み づくりへ ● 業界への貢献
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● コミュニティ勉強会 ○ 技術を軸にした会 ○ 同期等のコミュニティを中心にした会 ● 事業部内勉強会
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● 存在がオープンになっているもの ○ コミュニティ勉強会 ○ 事業部内勉強会
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● 事業部内勉強会 ○ オープン ○ クローズド 86.7%
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● 歓迎度 ○ 歓迎 ○ 参加可能 ○ 回により参加可能 56.7% 歓迎
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● サイズ ○ 5人前後 6 ○ 10人以上 6
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● サイズ ○ 5人前後 6 ○ 10人以上 6 参加人数が多いものは 100人以上
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● 開催頻度 ○ 毎日 1 ○ 毎週 ○ 隔週 2 ○ 毎月 1
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● 開催形式 ○ 誰かが発表後質疑応答 ○ 輪読会 ○ フリートーク (ディスカッション) ○ モブプロ
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● 開催形式 ○ 誰かが発表後質疑応答 ○ 輪読会 ○ フリートーク (ディスカッション) ○ モブプロ 誰かが発表後質疑応答
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● 開催形式 ○ 誰かが発表後質疑応答 ○ フリートーク ○ 輪読会 誰かが発表後質疑応答
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● 事業部内勉強会 が多い ● コミュニティ勉強会 が多い
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● 昨年、呼びかけに応じて公開範囲を広げたり、 新たに共有された勉強会資料や録画の数
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業務が忙しく、オンライン開催が難しい ● 組織とみんなが勉強会の重要さを理解して、業 務中に開催できている 自ら開催する心理的ハードルも高い ● 他の勉強会がどんなことをしているのか、概要 や資料、開催形式などが公開されている
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● CfP(Call for papers)支援制度 ● クラウドトレーニング ● 技術コミュニティ勉強会開催支援制度 ● 社内勉強会開催支援制度 ● 国際学会/カンファレンス参加支援制度 ● 新卒研修
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● 2020年のテック系登壇や執筆等 ○ 登壇 超 ○ 商業出版含むテック系執筆 超 ○ AI・機械学習、Go、Ruby、Python、iOS、Android、 Unity、PWA、Clean Architecture、CI/CD、Test、 blockchain、XR、セキュリティ、クラウド、レンダリン グ、SRE、運用、etc…
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● 20新卒が考えたDeNAのAdvent Calendar ○ 内定者のAdvent Calendar ■ どういう学生が入社するか? ○ 新卒1年目のAdvent Calendar ■ 1年後どう成長してるか? ○ 社員のAdvent Calendar ■ その後のキャリアは?
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