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PRODUCT ENGINEER SESSION #8 湯葉を取り出すように AIに意図を伝える 2026.05.21 株式会社RightTouch ⽮澤 学 YAZAWA MANABU

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今⽇話すこと RightTouchにジョインして半年、Product Engineer として開発する中で考えたことをお話しします ● AI時代でも「何を作らないか」をソリッドに保つのは重要 ○ ⾼い「解像度」から「意図」を伝える重要性 ○ AIで爆増した実装スピードを「作らない」ために使う PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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⾖乳から湯葉を取り出す PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch ⾖乳を注ぐ 煮る 湯葉を取り出す

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Manabu Yazawa ⽮澤 学 株式会社RightTouch Product Engineer CAREER ネットワーク → クラウド‧インフラ → プロダクトエンジニア LIKES 陸上 ⾛るのも⾒るのも好き お笑い やりません。⾒るのが好き ⼯作 ⼯作の動画を⾒るのが楽しい PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch KDDI プレイド→RightTouch

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プレイドからRightTouchへ 2021年にプレイドに⼊社。元々メンバーと交流があり、 プロダクトのフェーズに惹かれて2025年10⽉にプレイドグループのRightTouch社に転籍。 2021 〜 2025 株式会社プレイド KARTE Craftシリーズの開発 マーケティングSaaSのKARTEを データ基盤として活⽤するためのPaaS → 2025 〜 株式会社RightTouch エンタープライズのカスタマーサポート領域に 集中した QANTシリーズ の開発‧提供。 現在は QANT Web/QANT Webエージェントの 開発チームに所属 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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QANT Webエージェント PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch 顧客理解に特化した 自己進化型の AIエージェント 主な特徴) • シナリオ構築 /改善不要で、 FAQデータのみで開始可能 • AIで「課題を深掘り」して適切な回答を提示・案内 • Web行動などの文脈を踏まえた導線表示で利用率向上 • エージェントから有人応対へシームレスに情報連携

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入社してしばらく機能開発をやっていたが 3ヶ月後 Webエージェントの開発リードを任される 単純な開発だけでなく、プロダクトをグロースするために必要なあれこれを拾うことに PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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「開発」以外の⽐重が⼤半に Product Engineerの守備範囲は広い。コーディング以外の時間が⼀気に増える。 A 提案活動 • 新規‧クロスセル商談への同席 • クライアント向けデモ作成 • 提案に刺さる機能‧⾒せ⽅の検討 B 既存クライアント対応 • チューニング作業の巻き取り • 旧バージョンからの移⾏作業 • 新旧の互換性を保つ⽅法の検討 C ドキュメント整備 • 顧客向け‧社内向け資料の作成 • 開発チーム向けの設計資料 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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開発以外をやることで、解像度は⾼まった それなりに苦しかったが、 振り返ると解像度を⾼めるのには役⽴った。 提案活動から得たもの • 本質的な課題解決を どう伝えるか • 顧客視点で 何が⾒栄えするか • 機能の伝わり⽅の解像度 顧客対応から得たもの • 顧客が困っていることは何か • ⾃分たちが相対する 顧客の現在地 • 顧客の業務⽂脈の解像度 チューニングから得たもの • プロダクトそのものの 提供価値 • 必要な機能の実装順序 • プロダクトの解像度 共通して得たもの • 「判断」の根拠となる⽂脈 • 「意図」を⾔語化する材料 • つまるところは「解像度」 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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同じグループでも解像度を持つインセンティブは異なる いずれも解像度は重要。ただ、RTエンジニアの⽅が「解像度」を⾼く持つインセンティブが強いと感じた。 プレイド KARTEシリーズ どちらかというと プロダクトアウト • 業界‧職種を広く取る • ⾼い解像度で潜った結果を「抽象化」して汎⽤的に • マーケティングSaaSとしての汎⽤性を重視 RightTouch QANTシリーズ どちらかというと マーケットイン • エンプラ x カスタマーサポートに集中 • 顧客の属性が近く、 解像度が⾼いほど良いものが作れる ※あくまで個⼈の体感です。 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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AI時代の開発で 解像度はどう活きる?

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⾖乳から湯葉を取り出す PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch ⾖乳を注ぐ 煮る 湯葉を取り出す

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PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch ⾖乳を注ぐ ↔ 解像度を上げる(context) 煮る ↔ AIと壁打ちする(grill) 湯葉を取り出す ↔ 実装意図を⾔語化する(plan) ⾖乳から湯葉を取り出す

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⾖乳から湯葉を取り出すように AIに意図を伝える AIによって開発速度は劇的に上がるが、 コードが複雑になるとその速度は取り返しのつかないほど落ちる。 ⾼い解像度を持ち、それを駆使して正しい判断をし、 意図として⾔語化してAIに伝える必要がある。 これまで⼈間相⼿にやっていたドキュメンテーション以上に、 「意図」を伝える重要性は上がる。 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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意図を伝えてどうする?

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「作らない」を決めよう 1. コードの複雑さの⽅が強いオーダーで効く(はず) 2. 機能を消す作業はAI作業のレバレッジが効きづらい 最⼤の使いどころは、「作らない」範囲を線引きすることだと考えている。 「作らない」の判断材料になる • 顧客の真の課題に直結しない機能 • プロダクトのあるべき姿から外れる機能 • 短期的に⾒栄えはするが負債になる機能 AIに渡せる形に整理する • 「なぜ作らないか」が⾔語化される • 判断の根拠が積み上がる • 次の判断のスピードが上がる PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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変わったのは、試⾏回数 「作らない」の精度を、たくさん「作る」ことで上げていく 爆速の 0→1 を繰り返して道を開き、学習して解像度を上げる ⼤物の機能も短期間で作れるようになった 設計→実装→検証→再構築→実装判断、を短いサイクルで回せる。 「作り切ったが違った」も学びになる 仮説検証の試⾏回数が、解像度をさらに⾼めてくれる。 プロダクトに乗せる「意図」の精度を上げ続ける ⼈間の意図が爆速で反映される時代だからこそ、意図を更新し続ける動きが要る。 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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まとめ|「意図」を伝えるためのベースとなる「解像度」を⾼めよう 01 「何を作らないか」は いまだ重要 コードの複雑性は⻑期のスピードに 悪影響。AI時代でも「作らない」 判断の重みは変わらない。 02 ⾼い「解像度」から 「意図」を伝える重要性 業界‧顧客‧プロダクト‧技術。 ⾼い解像度こそが、AIに渡す判断と意 図のソースになる。 03 AIで爆増した実装スピード を「作らない」ために使う 仮説検証の試⾏を増やし、プロダクト に乗せる「意図」の精度を上げていく 動きが、これまで以上に重要に。 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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Appendix

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解像度を上げるためにできること プロダクトの解像度を上げる ● 現状を知る ○ コードベースをAIと⼀緒に探索する ● 未来のあるべきを考える ○ チームメンバーと話す ○ プロダクトロードマップを考える ○ 事業へのインパクトから逆算する 顧客‧業界の解像度を上げる ● 商談への同席 ● 顧客対応のオーナーを持つ ○ サクセス‧Professional Serviceの ⼀部業務を担当する PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch

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AIに意図を渡す技術 Plan mode ● 実⾏計画を⽴てるモード ● 直接着⼿させる前になぜ、何を作るのかという意図を 伝えて実装内容を計画させる /grill-me スキル ● 実⾏計画を練る際に、 エージェントに質問責めにしてもらうスキル ● AIに変更の意図を伝え切るために活⽤する PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch