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湯葉を取り出すように AIに意図を伝える

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May 25, 2026
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湯葉を取り出すように AIに意図を伝える

Product Engineer Session #8 発表資料

AIエージェント進化によって、プロダクトの0→1の機能開発は劇的に早くなりました。そのような時代において、プロダクトエンジニアは、何を開発し何を開発しないかをよりソリッドに判断して意図を伝える必要があります。正しい判断や意図の伝え方について、発表者がRightTouchにジョインして半年間で感じたことを交えてお話しします。

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May 25, 2026

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Transcript

  1. Manabu Yazawa ⽮澤 学 株式会社RightTouch Product Engineer CAREER ネットワーク →

    クラウド‧インフラ → プロダクトエンジニア LIKES 陸上 ⾛るのも⾒るのも好き お笑い やりません。⾒るのが好き ⼯作 ⼯作の動画を⾒るのが楽しい PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch KDDI プレイド→RightTouch
  2. プレイドからRightTouchへ 2021年にプレイドに⼊社。元々メンバーと交流があり、 プロダクトのフェーズに惹かれて2025年10⽉にプレイドグループのRightTouch社に転籍。 2021 〜 2025 株式会社プレイド KARTE Craftシリーズの開発 マーケティングSaaSのKARTEを

    データ基盤として活⽤するためのPaaS → 2025 〜 株式会社RightTouch エンタープライズのカスタマーサポート領域に 集中した QANTシリーズ の開発‧提供。 現在は QANT Web/QANT Webエージェントの 開発チームに所属 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch
  3. QANT Webエージェント PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch 顧客理解に特化した 自己進化型の

    AIエージェント 主な特徴) • シナリオ構築 /改善不要で、 FAQデータのみで開始可能 • AIで「課題を深掘り」して適切な回答を提示・案内 • Web行動などの文脈を踏まえた導線表示で利用率向上 • エージェントから有人応対へシームレスに情報連携
  4. 「開発」以外の⽐重が⼤半に Product Engineerの守備範囲は広い。コーディング以外の時間が⼀気に増える。 A 提案活動 • 新規‧クロスセル商談への同席 • クライアント向けデモ作成 •

    提案に刺さる機能‧⾒せ⽅の検討 B 既存クライアント対応 • チューニング作業の巻き取り • 旧バージョンからの移⾏作業 • 新旧の互換性を保つ⽅法の検討 C ドキュメント整備 • 顧客向け‧社内向け資料の作成 • 開発チーム向けの設計資料 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch
  5. 開発以外をやることで、解像度は⾼まった それなりに苦しかったが、 振り返ると解像度を⾼めるのには役⽴った。 提案活動から得たもの • 本質的な課題解決を どう伝えるか • 顧客視点で 何が⾒栄えするか

    • 機能の伝わり⽅の解像度 顧客対応から得たもの • 顧客が困っていることは何か • ⾃分たちが相対する 顧客の現在地 • 顧客の業務⽂脈の解像度 チューニングから得たもの • プロダクトそのものの 提供価値 • 必要な機能の実装順序 • プロダクトの解像度 共通して得たもの • 「判断」の根拠となる⽂脈 • 「意図」を⾔語化する材料 • つまるところは「解像度」 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch
  6. 同じグループでも解像度を持つインセンティブは異なる いずれも解像度は重要。ただ、RTエンジニアの⽅が「解像度」を⾼く持つインセンティブが強いと感じた。 プレイド KARTEシリーズ どちらかというと プロダクトアウト • 業界‧職種を広く取る • ⾼い解像度で潜った結果を「抽象化」して汎⽤的に

    • マーケティングSaaSとしての汎⽤性を重視 RightTouch QANTシリーズ どちらかというと マーケットイン • エンプラ x カスタマーサポートに集中 • 顧客の属性が近く、 解像度が⾼いほど良いものが作れる ※あくまで個⼈の体感です。 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch
  7. PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch ⾖乳を注ぐ ↔ 解像度を上げる(context) 煮る

    ↔ AIと壁打ちする(grill) 湯葉を取り出す ↔ 実装意図を⾔語化する(plan) ⾖乳から湯葉を取り出す
  8. 「作らない」を決めよう 1. コードの複雑さの⽅が強いオーダーで効く(はず) 2. 機能を消す作業はAI作業のレバレッジが効きづらい 最⼤の使いどころは、「作らない」範囲を線引きすることだと考えている。 「作らない」の判断材料になる • 顧客の真の課題に直結しない機能 •

    プロダクトのあるべき姿から外れる機能 • 短期的に⾒栄えはするが負債になる機能 AIに渡せる形に整理する • 「なぜ作らないか」が⾔語化される • 判断の根拠が積み上がる • 次の判断のスピードが上がる PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch
  9. まとめ|「意図」を伝えるためのベースとなる「解像度」を⾼めよう 01 「何を作らないか」は いまだ重要 コードの複雑性は⻑期のスピードに 悪影響。AI時代でも「作らない」 判断の重みは変わらない。 02 ⾼い「解像度」から 「意図」を伝える重要性

    業界‧顧客‧プロダクト‧技術。 ⾼い解像度こそが、AIに渡す判断と意 図のソースになる。 03 AIで爆増した実装スピード を「作らない」ために使う 仮説検証の試⾏を増やし、プロダクト に乗せる「意図」の精度を上げていく 動きが、これまで以上に重要に。 PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch
  10. 解像度を上げるためにできること プロダクトの解像度を上げる • 現状を知る ◦ コードベースをAIと⼀緒に探索する • 未来のあるべきを考える ◦ チームメンバーと話す

    ◦ プロダクトロードマップを考える ◦ 事業へのインパクトから逆算する 顧客‧業界の解像度を上げる • 商談への同席 • 顧客対応のオーナーを持つ ◦ サクセス‧Professional Serviceの ⼀部業務を担当する PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch
  11. AIに意図を渡す技術 Plan mode • 実⾏計画を⽴てるモード • 直接着⼿させる前になぜ、何を作るのかという意図を 伝えて実装内容を計画させる /grill-me スキル

    • 実⾏計画を練る際に、 エージェントに質問責めにしてもらうスキル • AIに変更の意図を伝え切るために活⽤する PES #8 ⽮澤 学 / RightTouch