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強いチーム作りに向けて 個人ができること 粘り気のあるチームを目指して BABY JOB ミヤギ

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Java の SE として 8 年の時を経て 新たに PHP にチャレンジ中 BUMP OF CHICKEN 大好き 自己紹介 宮城 築

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はじめに

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過去に一度、似たような内容で作ったことがある 前職の閉じた環境に置いてきたので、このたび最新版として再作 成した この資料は過去資料の生まれ変わり

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内容はあくまでも個人の見解 徒然と考え事をしていた時に、ふと行き着いた一つの結論 これが絶対!というわけではない

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このスライドのスコープ ● 話すこと ○ チームの力を上げるために個人でできること ● 話さないこと ○ チーム力を上げるために組織がやるべきこと ※本来はこっちが大事!

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個人でできることを考える

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そもそも強いチームとは?

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● 強い人が集まっている ○ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ ● 活発な議論が行われている ○ 文殊の知恵が実現されている ● 個人ではなくチームで動いている ○ いつでも誰でも対応できる

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● 強い人が集まっている ○ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ ● 活発な議論が行われている ○ 文殊の知恵が実現されている ● 個人ではなくチームで動いている ○ いつでも誰でも対応できる それってチーム? グループ?

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● 強い人が集まっている ○ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ ● 活発な議論が行われている ○ 文殊の知恵が実現されている ● 個人ではなくチームで動いている ○ いつでも誰でも対応できる 仕組みで頑張る

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● 強い人が集まっている ○ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ ● 活発な議論が行われている ○ 文殊の知恵が実現されている ● 個人ではなくチームで動いている ○ いつでも誰でも対応できる ここを考える

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いつでも誰でも対応できる

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いつでも誰でも対応できる = チームの柔軟性

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いつでも誰でも対応できる = チームの柔軟性 ≒ 粘り気?

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粘り気から連想されるもの・・・ 思考回路

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粘り気から連想されるもの・・・スライム? 思考回路

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流体の観点で考えると粘度はこんな関係性 思考回路 水 スライム 空気 粘度

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ここでちょっと寄り道 「卒論で使った解析手法の話」

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Smoothed Particle Hydrodynamics (SPH、SPH法)は流体力学や材料力学にて用い られる微分方程式の数値解析手法(CFD)の一つ。 対象となる1個の連続体を有限個の粒子の集団に置き換えて計算する粒子法の、その 代表的なもの。連続体を計算粒子集団に置き換え、連続体の支配方程式を元に導かれ る粒子間相互作用を粒子集団に与えて移動させる。 引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/Smoothed_Particle_Hydrodynamics SPH法

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Smoothed Particle Hydrodynamics (SPH、SPH法)は流体力学や材料力学にて用い られる微分方程式の数値解析手法(CFD)の一つ。 対象となる1個の連続体を有限個の粒子の集団に置き換えて計算する粒子法の、その 代表的なもの。連続体を計算粒子集団に置き換え、連続体の支配方程式を元に導かれ る粒子間相互作用を粒子集団に与えて移動させる。 引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/Smoothed_Particle_Hydrodynamics SPH法 つまり・・・? 水をたくさんの小さな粒子に分けて考え、粒 子同士がどう振る舞うかを解析する手法

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こんなイメージ https://cattech-lab.com/science-tools/simulation-lecture-5- 1/ 【科学技術計算講座5-1】粒子法(SPH法)とは > 流体シミュレーション > ダム崩壊問題 SPH法

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粒子の周りにピッチ(干渉する範囲)を設ける ピッチ内に含まれる他の粒子の数によって粘り気が高まる SPH法の粒子の繋ぎ方 ピッチ ピッチ内に含まれる4つの 粒子が引っ張られる 粒子

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SPH法の粒子の繋ぎ方 気体 粘り気のある液体 サラサラな液体

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チームと人の関係も同じ? (本題に戻ってきました)

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チームの粘り気 チームではない 粘り気のある チーム 粘り気のある 組織

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チームの粘り気 ピッチ内に含まれる4つの 粒子が引っ張られる 粒子を人、ピッチを関心ごとに置き換える → 関心ごとの範囲に含まれる人数によってチーム粘り気が高まる のではないか 関心ごと 人

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責任範囲を超えてチームに 関心持っていこう!

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当たり前のこと言ってる?

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違う観点から同じ結論に行き着 いたことに意味がある (はず)