Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
強いチーム作りに向けて 個人ができること / What individuals can do ...
Search
宮城築
October 27, 2023
2
550
強いチーム作りに向けて 個人ができること / What individuals can do to build a strong team
宮城築
October 27, 2023
Tweet
Share
More Decks by 宮城築
See All by 宮城築
プルリクエストがマージできない / Cannot merge pull requests
kizuku_miyagi
3
410
20240510_DDDとぼんやり向き合ってみる / Let's face DDD in a dim way.
kizuku_miyagi
1
29
ここが変だよPHP(褒め言葉) 入門編 / The good thing about PHP : An introduction
kizuku_miyagi
3
610
あの時、Java から PHP へ / Converting from Java to PHP
kizuku_miyagi
4
560
Featured
See All Featured
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
30
5.8k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
462
33k
Facilitating Awesome Meetings
lara
54
6.4k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
46
14k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
693
190k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.7k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
50k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
512
110k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
650
A designer walks into a library…
pauljervisheath
206
24k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.5k
Transcript
強いチーム作りに向けて 個人ができること 粘り気のあるチームを目指して BABY JOB ミヤギ
Java の SE として 8 年の時を経て 新たに PHP にチャレンジ中 BUMP
OF CHICKEN 大好き 自己紹介 宮城 築
はじめに
過去に一度、似たような内容で作ったことがある 前職の閉じた環境に置いてきたので、このたび最新版として再作 成した この資料は過去資料の生まれ変わり
内容はあくまでも個人の見解 徒然と考え事をしていた時に、ふと行き着いた一つの結論 これが絶対!というわけではない
このスライドのスコープ • 話すこと ◦ チームの力を上げるために個人でできること • 話さないこと ◦ チーム力を上げるために組織がやるべきこと ※本来はこっちが大事!
個人でできることを考える
そもそも強いチームとは?
• 強い人が集まっている ◦ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ • 活発な議論が行われている ◦ 文殊の知恵が実現されている •
個人ではなくチームで動いている ◦ いつでも誰でも対応できる
• 強い人が集まっている ◦ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ • 活発な議論が行われている ◦ 文殊の知恵が実現されている •
個人ではなくチームで動いている ◦ いつでも誰でも対応できる それってチーム? グループ?
• 強い人が集まっている ◦ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ • 活発な議論が行われている ◦ 文殊の知恵が実現されている •
個人ではなくチームで動いている ◦ いつでも誰でも対応できる 仕組みで頑張る
• 強い人が集まっている ◦ 各々のパフォーマンス最強 強いチームのイメージ • 活発な議論が行われている ◦ 文殊の知恵が実現されている •
個人ではなくチームで動いている ◦ いつでも誰でも対応できる ここを考える
いつでも誰でも対応できる
いつでも誰でも対応できる = チームの柔軟性
いつでも誰でも対応できる = チームの柔軟性 ≒ 粘り気?
粘り気から連想されるもの・・・ 思考回路
粘り気から連想されるもの・・・スライム? 思考回路
流体の観点で考えると粘度はこんな関係性 思考回路 水 スライム 空気 粘度
ここでちょっと寄り道 「卒論で使った解析手法の話」
Smoothed Particle Hydrodynamics (SPH、SPH法)は流体力学や材料力学にて用い られる微分方程式の数値解析手法(CFD)の一つ。 対象となる1個の連続体を有限個の粒子の集団に置き換えて計算する粒子法の、その 代表的なもの。連続体を計算粒子集団に置き換え、連続体の支配方程式を元に導かれ る粒子間相互作用を粒子集団に与えて移動させる。 引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/Smoothed_Particle_Hydrodynamics SPH法
Smoothed Particle Hydrodynamics (SPH、SPH法)は流体力学や材料力学にて用い られる微分方程式の数値解析手法(CFD)の一つ。 対象となる1個の連続体を有限個の粒子の集団に置き換えて計算する粒子法の、その 代表的なもの。連続体を計算粒子集団に置き換え、連続体の支配方程式を元に導かれ る粒子間相互作用を粒子集団に与えて移動させる。 引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/Smoothed_Particle_Hydrodynamics SPH法
つまり・・・? 水をたくさんの小さな粒子に分けて考え、粒 子同士がどう振る舞うかを解析する手法
こんなイメージ https://cattech-lab.com/science-tools/simulation-lecture-5- 1/ 【科学技術計算講座5-1】粒子法(SPH法)とは > 流体シミュレーション > ダム崩壊問題 SPH法
粒子の周りにピッチ(干渉する範囲)を設ける ピッチ内に含まれる他の粒子の数によって粘り気が高まる SPH法の粒子の繋ぎ方 ピッチ ピッチ内に含まれる4つの 粒子が引っ張られる 粒子
SPH法の粒子の繋ぎ方 気体 粘り気のある液体 サラサラな液体
チームと人の関係も同じ? (本題に戻ってきました)
チームの粘り気 チームではない 粘り気のある チーム 粘り気のある 組織
チームの粘り気 ピッチ内に含まれる4つの 粒子が引っ張られる 粒子を人、ピッチを関心ごとに置き換える → 関心ごとの範囲に含まれる人数によってチーム粘り気が高まる のではないか 関心ごと 人
責任範囲を超えてチームに 関心持っていこう!
当たり前のこと言ってる?
違う観点から同じ結論に行き着 いたことに意味がある (はず)