Slide 1

Slide 1 text

大学で情報工学を専攻しつつ
 その道を一度外れて
 また情報工学の分野に戻ってきた男が語る
 「データを用いた仕事の面白さ」
 2022/09/27
 クラスメソッド株式会社 相樂 悟

Slide 2

Slide 2 text

2 自己紹介 氏名 相樂 悟 (サガラ サトシ) 所属 クラスメソッド株式会社 アライアンス統括部 主な担当 モダンデータスタックのプリセールス・プロサービス

Slide 3

Slide 3 text

アジェンダ 1.経歴紹介~”データ”に興味をもったきっかけ~ 2.データを用いた仕事の面白さ 3.最後に

Slide 4

Slide 4 text

アジェンダ 1.経歴紹介~”データ”に興味をもったきっかけ~ 2.データを用いた仕事の面白さ 3.最後に

Slide 5

Slide 5 text

経歴 2014年3月  ・「情報工学」を専攻し、大学卒業 2014年4月~2017年11月(3年8ヶ月)  ・所属:メーカーの部品調達   ・業務システムを用いた部品発注&管理 2017年12月~2020年8月(2年9ヶ月)  ・所属:メーカーの調達部門内のIT企画・運用   ・TableauやHadoopを用いたデータ基盤構築&運用 2020年9月~現在(2年)  ・所属:クラスメソッド アライアンス統括部   ・Modern Data Stackのプリセールス&プロサービス IT IT IT 調達

Slide 6

Slide 6 text

経歴 2014年3月  ・「情報工学」を専攻し、大学卒業 2014年4月~2017年11月(3年8ヶ月)  ・所属:メーカーの部品調達   ・業務システムを用いた部品発注&管理 2017年12月~2020年8月(2年9ヶ月)  ・所属:メーカーの調達部門内のIT企画・運用   ・TableauやHadoopを用いたデータ基盤構築&運用 2020年9月~現在(2年)  ・所属:クラスメソッド アライアンス統括部   ・Modern Data Stackのプリセールス&プロサービス IT IT IT 調達 どうして大学で学んだ事と 別分野の調達部門に??

Slide 7

Slide 7 text

どうして情報工学を専攻しながら、調達に配属? 状況 ・大学4年の4月に内々定。総合職のため職種は決まっていなかった ・大学では、画像処理やUIに関連する研究をしていた 大学卒業間際の配属面談のとき ・1年間の研究を通して、先輩研究員や教授にお世話になることが多く、  仕事としてやっていく自信はなかった ・採用面接時「調達に力を入れています」と面接官の方が仰っていた  当時行っていたアルバイトも古着買取&販売だったので、興味はあった ➟調達を第1志望にして配属面談に臨み、無事調達に配属

Slide 8

Slide 8 text

調達時代にやったこと 工場の各部署を半年~1年単位でめぐり、研修&実務 ・各取引先への見積依頼 ・業務システムを用いた部品受発注 ・コストダウン施策検討

Slide 9

Slide 9 text

工場の各部署を半年~1年単位でめぐり、研修&実務 ・各取引先への見積依頼 ・業務システムを用いた部品受発注 ・コストダウン施策検討 調達時代にやったこと SQLとの出会い

Slide 10

Slide 10 text

SQLが調達業務にどう活きるのか? メーカーの業務には、多様なデータを管理するシステムが必須 メーカーの調達部門でいうと… ・各部品ごとの「見積データ」 ・各取引先の情報を持つ「取引先データ」 ・今後の発注計画を立てるための「生産計画データ」 ・現在の部品在庫量を確認するための「在庫情報データ」 etc… SQLを用いて行ったこと ・部品の見積状況や注文状況を抽出し、対応すべき部品を確認 ・システムからの手動ダウンロードをSQLでの抽出に置換

Slide 11

Slide 11 text

「SQL×調達」を通しての気づき ・調達部門の現場レベルでも、SQL含むITの知識があることで  貢献できることが多くあるとわかった ・難しいと感じる時もあったが、何かしらSQLを書いたあとの  業務の変化がわかりやすいため、モチベーションも高く保てた  例:1時間/日➟5分/日に作業効率向上 ・ITの知見を深めれば、多様な事業や職種の方々の手助けが  出来るのではないか? この気付きから、調達内のIT企画・運用部門を志望し配属!

Slide 12

Slide 12 text

調達内のIT企画・運用部門での気づき BIの知識は0でしたが、偶然Tableauに関わる機会があった ・対象データ量が100万件超えでも簡単にレポートを作れる様は、  Excel×PowerPointのレポートしか知らない自分には衝撃だった 更にTableauをフル活用するために、社内で既に展開されていたHadoop の基盤を用いたデータ整備に着手 ・知識0のため悩みも多かったが、ユーザーに使われるデータ基盤 を構 築したことは「一つの城を築いたような達成感」があった さらにデータ領域の知識を深めるため、クラスメソッドに転職!

Slide 13

Slide 13 text

アジェンダ 1.経歴紹介~”データ”に興味をもったきっかけ~ 2.データを用いた仕事の面白さ 3.最後に

Slide 14

Slide 14 text

データを用いた仕事の面白さ 本日のテーマでもある「データエンジニア」視点で4つご紹介 1.各種社内外の業務に活かせる「組織の基盤」を構築できること 2.事業の裏側を知ることが出来る 3.技術分野の進化が早く、動向を追うのが面白い 4.様々なキャリアを考えられる

Slide 15

Slide 15 text

データを用いた仕事の面白さ その1 各種社内外の業務に活かせる「組織の基盤」を構築できること

Slide 16

Slide 16 text

データを用いた仕事の面白さ その2 事業の裏側を知ることが出来る データは何かしら意図を持ったロジックの元に生成されている ・データの意味、生成タイミング、データの用途、  様々なことを考慮してデータ基盤を構築しないといけない 多様な職種の方と関わることが多い ・営業 ・マーケティング ・システム/アプリ開発エンジニア ・経営層

Slide 17

Slide 17 text

データを用いた仕事の面白さ その3 技術分野の進化が早く、動向を追うのが面白い 引用元:LakeFS社「The State of Data Engineering 2022」 SnowflakeのUNISTORE 昨今のデータ製品カオスマップ 引用元:Snowflake社「INTRODUCING UNISTORE」

Slide 18

Slide 18 text

データを用いた仕事の面白さ その4 様々なキャリアを考えられる データの領域に特化 ・事業会社のシニアデータエンジニア/データチームのリーダー ・機械学習や統計分析を担うデータサイエンティスト ・各製品ベンダー/販売代理店のソリューションアーキテクト ・企業のデータ活用の方向性を考えるChief Data Officer よりビジネスよりの職種に転換 ・マーケティング(昨今のマーケティングはデータが必須) ・プロダクトマネージャー(データ系職種の経験者が多い気が?)

Slide 19

Slide 19 text

アジェンダ 1.経歴紹介~”データ”に興味をもったきっかけ~ 2.データを用いた仕事の面白さ 3.最後に

Slide 20

Slide 20 text

どうやってデータ関係の仕事に踏み出せばいいのか… 今の会社で出来ること ・データ基盤が「ある」場合  ・積極的に社内のデータ基盤を触ってみる  ・そのデータ基盤の仕組みを管理者に聞いてみる ・データ基盤が「ない」場合  ・データ基盤が役立つ場面がないか、社内でアンテナを張る  ・もし予算や工数が取れそうであれば、ツールの導入を提案   例:Excel&PowerPointのレポートをBIツールにリプレイス等 プライベートで出来ること  ・DWH、BIツール、SQL、Pythonを触り、Zennなどで発信する  ・各企業のテックブログでデータに関する記事をチェックする

Slide 21

Slide 21 text

宣伝:クラスメソッドでデータのお仕事してみませんか? ・Modern Data Stackを扱うコンサルタント ・AWSやGoogle Cloudのデータエンジニア ・機械学習エンジニア ・BIエンジニア 募集しています!!  採用サイトへのリンク

Slide 22

Slide 22 text

ご清聴ありがとうございました